ヘアケア

女性の薄毛にも使って欲しいヘアバームとは?

ヘアバームの名前を聞いたことはあっても、まだ使用したことがない人も多いのではないでしょうか。

そこで、ヘアバームの特徴や使い方、他のスタイリング剤との違いについて、ご紹介します。

ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

ヘアバーム

ヘアバームは、天然のオイルで作られたスタイリング剤のことです。

他のスタイリング剤に比べて、髪の毛に優しく、ツヤを与えてくれます。

また、髪の毛にコーティングしてくれるので、アイロンやコテを使うときにも髪の毛を熱から守ってくれます。

ヘアバームはヘアケアもしてくれます。ヘアバームは保湿力が高いので、パサついた髪の毛や乾燥する季節に使うことで髪の毛を保護してくれます。

ヘアバームとヘアワックス

ヘアバームとヘアワックスは別のスタイリング剤ですが、勘違いする人も多いようです。

ヘアバームとヘアワックスの違いについて紹介します。

ヘアバームとヘアワックスは、2つの違いがあります。

①成分

ヘアバームは、天然のオイルで作られているのに対し、ヘアワックスは製品によって異なりますが、様々な成分を混ぜて作られています。

ヘアバームは、天然成分で髪の毛を保護してくれます。ハンドクリームやスキンケアとしても使えます。

②スタイリング
ヘアバームは、ナチュラルなスタイリングをするときにおすすめです。

ヘアワックスは、髪の毛をしっかりと固めてキープします。

ヘアバームには、ヘアワックスのように固める力はそれほどありません。

髪の毛をしっかりとスタイリングしてキープしたり、ハードなスタイリングにしたい場合には、ヘアワックスがおすすめです。

柔らかいヘアワックスとヘアバームは、ツヤと濡れ髪感に差が出ます。

ヘアバームは、天然のオイルでできているため、ソフトタイプのヘアワックスと比べてツヤとナチュラルなウエットさが出ます。

ヘアバームの魅力

①新しいスタイリング剤

ヘアバームが人気になっている理由は、ツヤとウエット感が他のスタイリング剤と違う点です。

天然のオイルにより、髪の毛にツヤを与え、髪の毛が綺麗にみえます。
また、流行りのヘアスタイルをナチュラルに作ることができます。

ハードワックスやジェルは、しっかりとヘアスタイルをキープしてくれますが、同時に髪の毛が固まっているのがわかってしまいます。

ヘアバームは髪の毛を固めることなく、ナチュラルな雰囲気を出すのに優れています。
スタイリングしましたとわかるような髪型が苦手な人、ナチュラルなスタイリングが好みの人には、ヘアバームの方がいいでしょう。

②スタイリングとヘアケアを同時に行える

さらに、ヘアバームは、スタイリングとヘアケアを同時に行えます。
ナチュラルに髪の毛をスタイリングしながら、天然の植物由来のオイルでデリケートな髪の毛を保護してくれます。

ヘアバームは、洗い流さないトリートメントの固形版とも言われています。
それほど、髪の毛にいい成分でできていて、髪の毛に優しいことがわかります。

また、UV効果のあるヘアバームも発売されています。
髪の毛のUVケアは肌と比べて怠りがちですが、紫外線効果もあれば髪の毛が日焼けするのを防ぐことができます。

ヘアバームの保管方法

ヘアバームは、性質上、温度にとても敏感です。
低温では硬く、高温では液体に変化します。

ヘアバームを家に置くときには、保管場所の温度に注意しましょう。
特に、夏場は気温が高くなりますので、涼しい場所で保管するようにしましょう。

ヘアバームの使い方

それでは、ヘアバームの使い方についてご紹介します。

ヘアバームを使うときには、手のひらでしっかりと伸ばし、オイル状にすることが髪の毛を綺麗にスタイルアップするポイントです。

まず、固まったヘアバームを少量手に取り、手のひらで温めます。

ヘアバームが溶けてオイル状になったら、髪の毛になじませます。

最初は乾燥しやすい毛先からなじませ、次に髪の毛の長さの半分くらいまでなじませます。
このとき、使う分量に注意が必要です。大量につけるのではなく、少量ずつ付けていきましょう。

髪の毛のスタイリングに合わせて、足りないと感じたときは、数回に分けて少しずつヘアバームをなじませるようにしましょう。

スタイリングが終わったら、手に残ったヘアバームで手や爪のケアもできます。
他のスタイリング剤では、スタイリング後は手を洗う必要がありますが、ヘアバームはスキンケアに使えるので、手を洗う必要がなりません。
残ったヘアバームも有効活用できるのもヘアバームの魅力の1つです。

ヘアバームを使うときの注意点

①オイル状にする

ヘアバームは液体にしてから使用します。
ヘアバームがオイル状になりにくいときは、ドライヤーを使うとおすすめです。

ドライヤーの熱風を使うと、オイル状になじませやすくなります。

ヘアバームを固形のまま使うとかたまりになり、髪の毛になじませることができなくなります。
ヘアバームを使うときには、必ず液体にしてから使用するようにしましょう。

②少量使う

ヘアバームは少量ずつ使うようにしましょう。
付けすぎると、頭皮のかゆみやべたつきの原因になります。

頭皮トラブルを避けるためにも、根元や頭皮にはつけないように気を付けましょう。
また、ヘアバームを多量につけると、ベタベタした見た目になってしまいます。
必ず少量ずつ手のひらで伸ばして髪の毛になじませましょう。

スタイリングの仕方

では次にスタイリングの仕方をご紹介します。

①ストレート・パーマヘア

ヘアバームを手に取り、手のひらで温めます。
ヘアバームがなじんでオイル状になったら、毛先から髪の毛になじませます。
ストレートヘアもパーマヘアの場合も、毛束感を意識して出すようにするときれいにツヤが出てウエット感が出ます。

②コテ・アイロン

コテとアイロンで髪の毛をスタイリングします。
ヘアバームを適量取り、手のひらで温めます。

ヘアバームがなじんでオイル状になったら、毛先から髪の毛になじませます。
コテやアイロンでスタイリングした長さまでなじませたら、手ぐしで髪の毛をとかすとさらに毛束感が出ます。

最後は、前髪をセットします。毛束感がでるように手で軽くなじませるようにセットしましょう。

③まとめ髪

コテとアイロン、ホットカラーなどを使いで髪の毛の下地を作ります。

ヘアバームを適量手に取り、手のひらでオイル状にします。
ヘアバームがオイル状になったら、毛先から髪の毛に空気を入れるようにふんわりとなじませます。

髪の毛に空気を入れることでスタイリングしやすくなります。
髪の毛をまとめたら、毛先をアレンジしてスタイリングします。

最後に、手のひらに残ったヘアバームを前髪と後れ毛につけます。
後れ毛は毛束感がでるようになじませると綺麗に見えます。

より濡れ感を出したいときには、オイル状にしたヘアバームの上にヘアオイルやベビーオイルを1、2滴混ぜて使用すると、濡れ感がさらに増します。

ヘアバームもヘアオイルやベビーオイルも同じオイルなので、とてもなじみやすいく使えます。

ヘアバームとは?まとめ

ヘアバームとは何か、使い方やスタイリングの仕方についてご紹介しました。

ヘアバームは天然のオイルで作られていて、髪の毛に優しく、ツヤを与えてくれます。

さらに髪の毛だけではなく爪やスキンケアにも使えます。

この記事を参考に、日々の髪の毛のお手入れにヘアバームを活用してみてはいかがでしょうか。