女性の薄毛隠しに便利な頭皮メイクをご存知でしょうか?
薄毛対策といえば、植毛や増毛。
でも、値段も高いしメンテナンスも大変です。
そこで「植毛や増毛はちょっと・・・でも薄くなった部分を隠したい」という人に手軽にできると人気なのが、頭皮メイクです。
今回は頭皮メイクは何なのか、どうやって使用するのか、頭皮メイクに必要なグッズの選び方をご紹介します。
Contents
頭皮メイクって何?
頭皮メイクとは、文字とおり頭皮に施すメイクのことです。
専用のファンデーションを使用して薄毛部分にメイクをしていきます。
1日で落とすことが出来るので、人と会う時にだけ使えたり、部分用かつらなどを付けるほどではない薄毛隠しにとても便利な方法です。
また、部分用ウィッグなどは頭頂部用を生え際には使用できませんよね。
でも、頭皮メイクはメイクなので、どの部分でもどんな範囲でも自由自在なのが嬉しいポイントです。
頭皮用のファンデーションって?
頭皮ファンデーションは頭皮用に作られたファンデーションです。
パウダータイプがほとんどでです。
色が黒や茶色なので、ファンデーションというよりはアイブローパウダーや、アイシャドウをイメージするとわかりやすいですね。
しかし、大きさは顔用のファンデーションくらいのものが多いです。
一般的なファンデーションくらいの大きさのものが多いので、持ち運びにも便利です。
外出先で、ちょっと気になる時にも化粧室などでササッと隠せるのも頭皮用ファンデーションのメリットです。
価格は2,000円〜4,000円ほどで手に入れることができます。
市販されていますが、まだドラッグストアなどで取り扱っている店舗が少ないので、手に入りやすくいろんなメーカーを比較検討しやすいネットショッピングなどでの購入がおすすめです。
顔用のファンデーションとどう違う?
顔用のファンデーションとの1番の違いは色味です。
髪色に合わせてあるので、黒や焦げ茶などの濃い色になります。
顔用のファンデーションの主原料には、「絹雲母(きぬうんも)」と呼ばれる白い鉱物が配合されています。
頭皮用のファンデーションにも、合成金雲母が配合されています。
そこにタルクなどの色素が配合されたのが頭皮ファンデーションです。
色の他に違うところは、落ちにくさ。
頭皮なので、汗に強く作られています。
頭皮ファンデーションにはパウダータイプが多いですが、タイプが色々ありますので、自分にあったタイプを選ぶといいでしょう。
・ケークタイプ
・スポンジ一体型タイプ
・スティックタイプ
・ブラシタイプ
などがあります。
頭皮も肌の一部なので、顔と同じくかぶれたり、炎症を起こしたりしない材料で作られています。
頭皮用ファンデーションの使い方
頭皮ファンデーションはどう使うのか、顔に塗るファンデーションのような塗り方でいいのでしょうか。
ここから使い方や落とし方をご紹介します。
使用方法
頭皮ファンデーションは、髪の毛にではなく、頭皮に塗布して使います。
分け目やつむじなど、薄くなって地肌が目立つ部分に使用します。
使用方法は頭皮ファンデーションのタイプによって異なりますが、共通する塗り方としては、べたっと塗ってしまうとつけ過ぎたりするので、ポンポンと置くようにしてすこしづつ馴染ませます。
髪の毛についても問題はありませんが、不自然になったり、落とすのが大変なので、なるべく髪の毛には付けずに、頭皮のみに塗るようにしましょう。
片手で髪の毛を抑えながら塗っていくと、髪の毛につけずに塗ることが出来ます。
<ケークタイプ>
一般的な顔用のパウダーファンデーションと同じ使い方です。
スポンジに頭皮ファンデーションを取り、頭皮に塗っていきます。
スポンジはなるべく、毎回取り替えましょう。
使う度に洗って清潔なスポンジを使用するとトラブルも起こりにくくなります。
頭皮は顔よりも皮脂がつきやすく、そのままにしておくと雑菌が繁殖してしまいます。
雑菌の繁殖したスポンジを使用すると、かゆみや炎症などのトラブルの原因となってしまいますので、毎回洗って使用するか、使い捨てタイプのスポンジを使用してもいいですね。
使い捨てタイプのスポンジは30個入で300円ほどで購入できます。
<スポンジ一体型タイプ>
筒状の中にパウダーファンデーション入っていて、蓋に付属しているスポンジパフを通してファンデーションを塗布するタイプです。
手が汚れにくいのがメリットです。
ポンポンと頭皮に軽く叩くようにして塗っていきます。
比較的コンパクトなものが多いので、ポーチにも入れて持ち運びがしやすいです。
デメリットは中身の減りがわかりにくいことです。
中身の見えないボトルが多いので、使おうとしたら中身がない、なんてことも。
心配な人はストックを用意しておくといいでしょう。
<スティックタイプ>
鉛筆やボールペンくらいの太さと長さのスティックタイプは広範囲には向いていませんが、生え際などの細かい部分に使用するのにぴったりです。
スティックタイプですが、ペン先にスポンジが付いていて、そこからパウダーが出てくる仕組みになっています。
アイシャドウやアイブロウでもこのタイプのものがありますので、使っている方もいるのではないでしょうか。
ポーチに入れてもかさばらない大きさなので、出かける前はケークタイプで隠して、出先で直す際にこのスティックタイプ、という使い分けもできます。
細かい部分を塗ることができるので、分け目や小さな脱毛部分などにも適しています。
<ブラシタイプ>
ブラシで塗るタイプです。チークのような使い方ですね。
広範囲に塗るのに適していますが、髪の毛にも付きやすいので慣れていないと塗りにくいかもしれません。
また、ブラシなので粉飛びもしやすく、服などにもつきやすいというデメリットもあります。
持ち運びにも適していないので、上級者向きのタイプになります。
落とし方
落とし方ですが、ほとんどの頭皮ファンデーションは普段使用しているシャンプーで落とすことが出来ます。
しかし、使用した日は頭皮を念入りに洗ってください。
頭皮用ファンデーションの選び方
頭皮ファンデーションで1番気をつけたいのが色選びです。
髪の毛に比べて薄すぎても目立ちますし、濃くても不自然な感じになってしまいます。
ちょうどいい色合いがない場合は、2色を混ぜて使用してみてください。
行きつけのヘアサロンがある場合は、頭皮ファンデーションの色に合わせてカラーリングしてもらうのも、自然に見せる方法のひとつです。
頭皮メイクの注意点
落ちにくく、汗に強く作られているものが多いですが、それでも雨に濡れたり、運動で汗をかいたりすると落ちてくることがあります。
ハードスプレーなどをすると、多少もちがよくなりますが完全に防水加工をしているわけではないので、雨の日や汗をかくような運動をする時、温泉やプールなどの公共の場所では使用しないようにしましょう。
手に付着するとなかなか落ちない場合がありますので、使い捨てのビニール手袋などの使用をおすすめします。
また、髪の毛を乾かした直後だと色が乗らない場合があります。
しばらく時間を置いてから使用しましょう。
頭皮ローションを使用した場合なども、色がつかなかったり、落ちやすくなる場合もありますので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
植毛やウィッグなどはまだ早いかな、でも薄毛や分け目が気になる、という方におすすめの頭皮用ファンデーションをご紹介しました。
ちょっとした薄毛なら、隠すことができますので、ぜひ活用してみてくださいね。