髪の毛に艶や潤いをもたらし、美髪に見せるために必要不可欠なトリートメント。
なんとなく使っているけど、そんな艶が出なかったり、何を選べばいいかわからない方も多いのではないでしょうか?
この記事では、トリートメントの役割を理解していきながら、幾多あるトリートメントの中から自分に合った選び方や使い方まで徹底解説していきます!
美髪を目指したい全女性は必見ですので是非参考にしてください!
Contents
トリートメントの役割
まずはトリートメントを使うことによってどのような効能があるのかや、どのような役割を持っているのかを把握しておきましょう。
これを知ることで、トリートメントが持つ効果を十分に引き出すことができます。
髪の内部補修
トリートメントは、髪の内部に栄養成分を運び出し、髪のダメージを補修する役割があります。
リンスやコンディショナーは髪の外側を補修する役割なので、トリートメントとの違いはそこにあります。
内部にしっかりと浸透してダメージを修復しますので、うねりやハネなどの髪の毛のクセにしっかりアプローチ。
ハリのある元気な髪の毛にしてくれるのがトリートメントの役割です。
外的刺激からの保護
トリートメントは、髪の毛の内部のダメージを修復させるだけでなく、髪の外側をコーティングして外部からの刺激から保護する役割もあります。
紫外線など、髪の毛のダメージに直結するようなものからトリートメント成分が保護してくれますので、美しくて元気のある髪の毛を維持することができます。
もちろんリンスやコンディショナーでも髪の保護の役割はありますので、うまく使い分けることが大切です。
手触りをよくする
女性ではあまり少ないかもしれませんが、日々のヘアケアをシャンプーのみにしていると、内部補修や保護の役割がなく、バシバシの髪になってしまいます。
トリートメントを日々のヘアケアに取り入れることによって、手触りが良くなり手ぐしで説いたときに、サラサラヘアーを目指すことが可能です。
また、毛先のダメージが修復されることによって、まとまりあるキレイで艶のある髪の毛を維持することができます。
トリートメントの種類
ドラックストアやスーパー、美容院に行くと様々なトリートメントが販売されていますよね。
「CMで有名だから」「安いから」「使い慣れているから」
など様々な理由で購入されている方も多いとは思いますが、トリートメントの種類も把握しておくことで、目的に応じたトリートメントを選ぶことができます。
ミルクタイプ
種類も豊富でよく目にするタイプがミルクタイプ。
水分を多く含むクリーム状で、髪の内部に水分が浸透し乾燥やパサつきを抑えます。
しっとりとした仕上がりが特徴的で、初めてトリートメントを使用する方にとっては使いやすいものです。
ジェルタイプ
ジェルタイプのものは、洗い流さないトリートメントに多いタイプです。
油分を多く含んでいるものと、水分を多く含んでいるものがあり、目的に応じてその種類の展開も幅広いです。
油分が多いものは、髪の外側にコーティング効果を発揮し、外的刺激から保護してくれます。
水分が多いものは髪の内部に水分が浸透し、潤いある髪の毛へと導いてくれる効果があります。
オイルタイプ
洗い流さないトリートメントで多いのがこのオイルタイプ。
油分を多く含み、また水分を保持しながらも髪の外側をしっかりコーティングしてくれるので、アイロンやドアイヤーなどの熱から髪を保護。
商品によって使い心地が異なり、しっとりしたものからさっぱりしたものまで種類が豊富ですので、自分の目的に合わせて選ぶことができます。
スプレータイプ
手軽で簡単に使えるのが特徴的なスプレータイプ。
髪の毛全体になじませやすく、ミスト粒子がしっかりと髪の内部まで浸透していきますので、ダメージ補修から髪の艶出しもしっかり果たしてくれるので便利です。
水分や油分はもちろん、ものによってはUVカット効果の成分が含まれている物もありますので、日差しが強い日の外出前にかけるだけでしっかりケアできます。
手を汚さないで使うことができますので、その利便性はスプレータイプのトリートメントの魅力といっていいでしょう。
目的別のトリートメントの選び方
様々なトリートメントの種類をご紹介してきましたが、自分の目的に合った物を選ぶことが大切です。
そこで、目的別にトリートメントを選ぶ方法をご紹介していきますので、何を買っていいかわからないという方は是非参考にしてください!
艶が欲しい方
髪の毛に艶や潤いが欲しい方は、油分を多く含むトリートメントがおすすめです。
オイルタイプや油分が多いミルクタイプなど、その商品の特長が油分を豊富に含んでいるものを選ぶことをお勧めします。
髪の毛をしっかりコーティングし、外部からの刺激やドライヤーやアイロンなどの熱から髪の毛を保護してくれるので、艶のある髪の毛を保つことができます。
ダメージ補修したい方
カラーやパーマの繰り返しでダメージを受けた髪の毛には、天然由来の成分が入っているトリートメントがおすすめです。
アロエやホホバエキスなどを含むトリートメントは、髪の内部にまで浸透しやすく、ダメージを修復してくれますので乾燥やパサつきから髪の毛を守ることができます。
ミルクタイプやジェルタイプなど、髪の毛をしっとりケアできるものが良いでしょう。
くせ毛を治したい方
くせ毛やハネなどを直し、髪の毛にまとまりを与えたい方は、油分・水分がともに豊富なものを選びましょう。
くせ毛やハネは気温や湿度によって左右されやすくなっているため、そのような外的要因から保護するために水分を含み、油分でしっかりコーティングできるものがおすすめです。
ミルクタイプで多く販売されているものはダメージを修復し、髪の外側もケアしてくれるものが多いので、使いやすいものを選ぶといいでしょう。
トリートメントの使い方
髪の毛は毎日の日常生活で必ずといって良いほどダメージを受けています。
トリートメントを正しく使い、継続的にヘアケアすることで艶のある美しい髪へと変化していきますので、正しい使い方を覚えて実践していきましょう。
シャンプーの後は水気をしっかり切る
トリートメントをお風呂で使用する方も多いと思いますが、シャンプーをした後の濡れた髪は、髪のハリをもたらすキューティクルがはがれやすいので、水気はしっかり切りましょう。
また、シャンプーの洗い残しなどがないように、しっかりと洗い流すことが大切です。
洗い流す際も擦らず髪の間に指を通すイメージで優しくすることで、トリートメントの効能も効果的に得ることができます。
毛先を中心に付ける
使用するトリートメントを手に取ったら、髪の毛の半分より下、毛先を中心に浸透させるように付けていきましょう。
毛先は髪の毛の中でも傷みやすく、栄養が届きにくい場所ですので毛先から上にかけて付けていくのがベストです。
手ぐしでとくようにして、優しく浸透させていくことで、トリートメントの成分が髪の毛に浸透していきます。
3分~5分置き、しっかり洗い流す
トリートメントを付けたら、すぐに洗い流すのはNGです。
すぐに洗い流してしまうと、毛の内部に有効成分が浸透する前に落ちてしまいますので時間を置きましょう。
置いておく時間は3分~5分ほどがベスト。
その時間に上から蒸しタオルなどで髪を包み込むとより効果的ですので、余裕がある方はやってみましょう。
時間を置いたら、トリートメントを洗い流します。
トリートメントは洗い流し過ぎると効果が薄く弱まってしまいますので、しっとりと残っている感じがベストです。
美しい髪の毛は日々のヘアケアから!
この記事ではトリートメントが持つ役割や種類、選び方などを解説してきました。
トリートメントには髪の内部のダメージを修復する役割があり、また髪の毛自体をコーティングする役割も併せ持っています。
トリートメントの種類は豊富で、洗い流さないものからクリーム状のものまで自分の目的に合ったものを選ぶようにしましょう。
美しい髪の毛を手に入れるためには日々のケアが欠かせません。
継続的に正しくトリートメントを使って艶のある髪の毛を手に入れましょう!