普段私たちが何気なく飲んでいる飲み物。
その飲み物にも、薄毛にいい飲み物と控えたい飲み物があるのをご存知でしょうか?
どうせ飲むなら、薄毛にいい飲み物を飲みたいですよね。
この2つを知ることで、いつもの飲み物を少し変えるだけで薄毛予防もできちゃいます。
今回は
・薄毛にいい飲み物
・薄毛のために控えたい飲み物
・飲むタイミング
などをご紹介します。
Contents
薄毛予防に控えたい飲み物
薄毛のために控えたい飲み物は
・アルコール飲料
・炭酸飲料
・コーヒー
・紅茶
などです。
アルコール飲料
アルコールは少量なら、血行を良くしますので薄毛にいい飲み物といえます。
しかし、量を飲みすぎてしまうと肝臓にも負担がかかります。
肝臓には髪の毛の生成に必要なタンパク質を一度蓄え、血中に放出する倉庫のような役割を担っています。
しかし、肝臓が弱っているとその役割が十分に果たされず、抜け毛が多くなる原因になってしまいます。
そして、アルコールの摂取によって脂質が多く分泌されます。
お酒を飲んだ日にそのまま寝てしまうと、頭皮がいつもよりベタついている、という経験がある人も多いのではないでしょうか。
これは頭皮にも脂質の分泌が盛んになっているからです。
その状態が続くと、毛穴を詰まられてしまい、抜け毛や薄毛の原因となってしまいます。
髪の毛にいいお酒の適量はビールならコップ1杯、ワインだとコップ半分になります。寝酒程度がちょうどいい量ですね。
炭酸飲料
一見薄毛と何も関係のなさそうな炭酸飲料。
ですが、御存知の通り炭酸飲料にはたくさんの糖分が含まれています。
糖質の過剰摂取は糖尿病を誘発してしまいますし、皮脂の過剰分泌の原因にもなってしまいます。
皮脂が毛穴を詰まられてしまうので、薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。
とはいえ、飲みたいのを我慢するのもストレスになり、髪の毛によくありません。頻度と量を減らして、たまの楽しみにしましょう。
コーヒー
コーヒーにはタンニンという物質が含まれています。
このタンニンは、髪の毛を作る際に必要な亜鉛の吸収を妨げてしまうという性質があります。
しかし、コーヒーには髪の毛の生成・育成にいいポリフェノールが含まれていますので、1日1杯程度なら髪の毛にもいいので飲みすぎないようにしましょう。
紅茶
実は紅茶はコーヒーよりもカフェインを多く含んでいます。
カフェインには交感神経を高める働きがあり、血行も悪くしてしまいます。
また、寝る前に飲んでしまうと寝付きが悪くなり、良質な睡眠をとることができなくなります。
紅茶は夕方6時までに、1日1杯程度にしましょう。
薄毛にいい飲み物
では一体なにを飲めば薄毛対策にいいのでしょうか。
甘酒
「飲む点滴」と言われる甘酒には体や髪の毛に必要な栄養素がたくさん含まれています。
・ビタミン
・酵素
などがたっぷり含まれています。
ビタミンは皮膚の保護に欠かせない栄養素。頭皮を清浄に保ってくれる働きがあります。
また、コラーゲンの生成に必要な栄養素も甘酒にはたくさん入っています。
乳酸菌や麹菌など、腸内環境をよくしてくれるので、血行が良くなり、血液にのって栄養と酸素が髪の毛と頭皮に補給されるのに、適した飲み物と言えます。
甘酒には酒粕から作られるものと、米麹から作られるものがあります。
酒粕のものはアルコールが含まれますので、アルコールに弱い方などは米麹のものがいいでしょう。
米麹の甘酒なら、子供にも飲めますので家族の健康管理にもいいですね。
野菜ジュース・100%果汁ジュース
野菜や果汁100%のジュースは糖分も自然の甘みですし、ビタミンや食物繊維などが豊富に含まれています。
毎日同じ種類のものだと、偏ってしまうので野菜を変えてみる、フルーツを変えてみるなどしてみましょう。
天然の甘さといっても、糖分には変わりないので、取り過ぎには注意が必要です。
フルーツジュースや野菜ジュースは朝飲むのが1番吸収率がいいので朝食時に飲むのがおすすめです。
ハーブティー
ハーブティーにはカフェインが含まれていません。
ハーブの種類によって、鉄分が豊富だったり、ビタミンが豊富だったりするので、日替わりで楽しんでも。
<ルイボスティー>
マメ科の植物であるルイボスはアフリカのセダルバーグ山脈でしか育たないと言われています。
ミネラルがとても豊富なので、鉄分が必要な妊婦さんにも好んで飲まれているお茶です。
ほのかな甘味があり、ミルクティーにしても美味しいハーブティーです。
発酵してあるレッドルイボスティーが日本では定番ですが、未発酵のグリーンルイボスティーは抗酸化作用のフラボノイドがレッドルイボスティーの10倍も含まれているので、同じ飲むなら、グリーンをおすすめします。
ただ、現在の日本ではグリーンルイボスティーのほうが希少で手に入りにくいので、価格がレッドルイボスティーよりも高価なのがデメリットです。
<セージティー>
料理でもよく使用されるセージ。
肉料理などの臭み消しで使う人も多いですよね。
家に常備している、という人もいるのではないでしょうか。
そんなセージですが、血行促進の作用があるので、お茶にして毎日1杯飲むといいと言われています。
女性ホルモンにも働きかける役割があるので、ホルモンバランスが乱れがちな生理前や更年期の時に飲むといいでしょう。
<フィーバーフュー>
なんと育毛効果があると言われているハーブです。
キク科の可愛らしいお花が咲きます。昔から月経不順などの治療に薬として用いられてきたハーブで、発毛効果があると近年言われているハーブです。
フィーバーフューに含まれているパルテノライドという成分が薄毛に効果があることがわかっています。
しかし、これは男性型のAGAの薄毛に効果があるという話で、女性の薄毛については解明されていません。
ですが、毛母細胞に刺激を与えて活性化させるというのは、女性の薄毛でも原理は同じ。
しかも、月経不順や偏頭痛にも効果があるとのことなので、自律神経が乱れがちな方は飲んでみてはいかがでしょうか。
豆乳
豆乳には大豆イソフラボンという成分がたくさん含まれています。
女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをしてくれる成分です。
ですので、ホルモンバランスが乱れがちな、生理前・更年期などに飲むと効果的です。
1回飲んだだけで効く薬とは違いますので、日頃から飲む習慣を付けておくといいですね。
豆乳はパックになっているものなら、牛乳よりも消費期限が長めなものが多く、常温でも保存できるのがメリットです。
冷たい豆乳よりも、温めたほうが体にも頭皮にもいいので、ぜひ温めて飲んでみてください。
あまり加熱しすぎると膜(湯葉)ができてしまうので、弱火で加熱しましょう。
コーヒーなどに牛乳の代わりに入れるのもおすすめです。
ココア
ココアにはポリフェノールが豊富に含まれています。
抗酸化作用もあり、血行もよくしてくれます。
亜鉛やカルシウム・カリウムなども含まれていて、まさに頭皮と髪の毛にいい飲み物ですね。
ココアを飲む時に気をつけたいのが糖分のとりすぎです。
カフェインが入っていないので寝る前にもおすすめですが、1日1杯までにしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
薄毛にいい飲み物、悪い飲み物をご紹介しました。
日常生活に上手に取り入れて、薄毛予防をしてみてくださいね。