ヘアケア

薄毛女性のダメージやカラーの色落ちを防ぐ方法

髪の毛のヘアカラーの色持ちが悪いと感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

せっかくしたヘアカラーの色が落ちると、またヘアカラーをしに行かないといけなくなります。

そこで、ヘアカラーの色落ちを防ぐ方法についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

ヘアカラーの色落ちを防ぐ方法

それでは、ヘアカラーの色落ちを防ぐ方法をご紹介します。

ヘアカラーの色落ちを防ぐには、ヘアカラー後のアフターケアが大切です。

誰でも実践できる簡単な方法ですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

シャンプーとトリートメント

ヘアカラーの色落ちの原因は、毎日お風呂で使うシャンプーとトリートメントです。

シャンプーとトリートメントを見直すことで、ヘアカラーの色持ちが変わります。

1.ヘアカラー当日はシャンプーとトリートメントを控える

ヘアカラーが髪の毛に定着するためには、24時間くらい必要と言われています。

ヘアカラーでなぜ髪の毛が染まるかというと、まず薬剤で髪の毛を膨張させます。

膨張した髪の毛の内部にヘアカラーの粒が入り、髪の毛の外側に浸透していくことで髪の毛が染まります。

そのため、ヘアカラーをした当日はまだ髪の毛が膨張した状態です。

膨張した髪の毛を濡らしてしまうと、髪の毛の内部に入ったヘアカラーの粒が髪の毛の外へ流れ出てしまいます。

また、ダメージがある髪の毛の場合は、ヘアカラーが色落ちするだけでなく、髪の毛に必要なタンパク質まで、一緒に流れ出てしまう恐れがあります。

ヘアカラーをした当日は、シャンプーとトリートメントはせずに、髪の毛も濡らさないように気を付けましょう。

2.正しいシャンプーとトリートメントの仕方

髪の毛を洗うときにはほとんどの方がシャンプーとトリートメントを使用しますが、実は髪の毛は、水で洗い流すだけで大部分の汚れが落ちると言われています。

シャンプーは、髪の毛ではなく頭皮を洗うものです。

髪の毛を念入りに洗うと、髪の毛が摩擦し、ダメージや乾燥しやすい状態になり、ヘアカラーも色落ちしやすくなります。

また、洗浄力の強いシャンプーで髪の毛を必要以上に洗うと、ヘアカラーが色落ちしやすくなります。

頭皮を優しくマッサージしながら、洗うようにしましょう。

シャンプーは、アミノ酸系のシャンプーがおすすめです。アミノ酸系のシャンプーは洗浄力が優しいものが多く、洗浄力が強いシャンプーに比べてヘアカラーの持ちもいいと言われています。

また、トリートメントの使い方にも注意する必要があります。

塗布したトリートメントを髪の毛の内部に浸透させようと揉みこむと、髪の毛の内部のヘアカラーも一緒に揉みこんでしまいます。

そうするとトリートメントを洗い流すときに、ヘアカラーも同時に洗い流されてしまいます。

また、トリートメントを長時間髪の毛に付けて放置すると、ヘアカラーも洗されやすくなります。

トリートメントは軽く髪の毛になじませた後、目の粗いブラシで優しく髪の毛をとかしてあげるのが効果的です。

シャンプーとトリートメントを流すときは、お湯の温度にも気を付けましょう。

お湯の温度が高いと、頭皮の乾燥を引き起こし、ヘアカラーの色持ちも悪くなります。

ぬるま湯で髪の毛をすすぐことが大切です。ぬるま湯の温度は、夏は38度、冬は40度を目安にしましょう。

3.ヘアカラー専用のシャンプーとトリートメントを使う

ヘアカラーの色持ちを良くするために、ヘアカラー専用のシャンプーとトリートメントを使うことをおすすめします。

ヘアカラー専用と普通のシャンプーとトリートメントとの違いは、ヘアカラーの色素と髪の毛のメラニン色素の流出を防いでくれる点です。

ヘアカラーの色素が流出しにくくなると、ヘアカラーの色落ちもしにくくなります。

また、ヘアカラーによるダメージを補修してくれるものもあります。

ヘアカラーの色落ちを防ぐために、ヘアカラー専用のシャンプーとトリートメントを使うようにしましょう。

しっかり乾かす

髪の毛を洗ったあとは、自然乾燥させるのではなく、しっかりと乾かすようにしましょう。

髪の毛が濡れているとキューティクルが開いた状態になります。

キューティクルが開いていると、髪の毛が傷みやすく、ヘアカラーが流出しやすくなります。

そのため、髪の毛を洗ったあとはしっかりと乾かすことが大切です。

ドライヤーで乾かすときには注意が必要です。ドライヤーは髪の毛に近づけすぎると、髪の毛が高温になり、ダメージを与え、髪の色落ちの原因にもなります。

ドライヤーは熱風と冷風を切り替えながら、髪の毛が熱くなりすぎないように乾かしましょう。

髪の毛は、根元から乾かし、最後に乾燥しやすい毛先を乾かします。

最近では、髪の毛を乾かしすぎないドライヤーもあります。髪の毛をしっかりと乾かしてあげることが、ヘアカラーの色持ちを良くすることにつながります。

洗い流さないトリートメント

ヘアカラーの色落ちを防ぐために日々の髪の毛のお手入れも大切です。

そこでおすすめなのが、洗い流さないタイプのトリートメントです。髪の毛が乾いた状態でトリートメントをして髪の毛をしっかりと保護することで、髪の毛をダメージから防いでくれます。

髪の毛は、摩擦や乾燥、また紫外線や静電気により、キューティクルが傷つき髪の毛のタンパク質が出ていきやすくなります。

また、コテやアイロンの熱により髪の毛が傷んでしまいます。洗い流さないトリートメントは無防備な髪の毛を守ってくれます。

また、髪の毛のダメージを防ぐので、ヘアカラーの流出を防ぐ役割にもなります。ヘアカラーの色持ちを良くするために、洗い流さないトリートメントで日々のダメージから守ることをおすすめします。

アイロン・コテ

髪の毛のスタイリングでアイロンとコテを使う人は注意が必要です。

アイロンやコテは直接熱を髪の毛に与えます。高温で使うと、髪の毛の色はすぐに落ちてしまいます。

また、低温で使うと髪の毛に長時間あてなければいけなくなります。

そのため、アイロンやコテを使う際には、温度を150~160度に設定しましょう。温度調整が、低・中・高で調整するものは、中温に設定しましょう。

また、アイロンとコテをつかうときは必ず洗い流さないトリートメントで髪の毛を保護してから使うようにしましょう。

紫外線

紫外線は、髪の毛にダメージを与えます。紫外線によって傷ついた髪の毛は、キューティクルがはがれ、ヘアカラーが外に流れやすい状態になります。

また、頭皮が日焼けすると、頭皮が硬くなり、血行不良につながります。

さらに、紫外線によって髪の毛が褐色する恐れもあります。長時間紫外線を浴びることはヘアカラーの色持ちを悪くするだけでなく、髪の毛の色も変えてしまいます。

紫外線から髪の毛を守るためには、洗い流さないトリートメントで髪の毛を保護し、帽子や日傘を活用しましょう。

最近では、髪の毛に使える日焼け止めスプレーもありますので、有効活用してみてはいかがでしょうか。

ヘアカラーの色落ちを防ぐ方法まとめ

ヘアカラーの色落ちを防ぐ方法についてご紹介しました。

ヘアカラー後は、日々のアフターケアがとても大切です。

毎日使うシャンプーやトリートメントを見直して、髪の毛の色落ちを防ぐようにしましょう。

また、洗い流さないトリートメントをうまく活用して、髪の毛のダメージを守るようにしてみてはいかがでしょうか。