ヘアケア

薄毛になりやすい女性のヘアスタイルは?

薄毛になりやすいヘアスタイルは?

女性は男性と違い、同じヘアスタイルでも結んだり、下ろしたり巻いたり、ハネさせたりなど色々なヘアアレンジが出来ます。

結ぶにしても、三編みや編込み、高い位置で結んだり、あえてルーズに結んだり。
毎日アレンジして楽しんでいる方も多いと思います。

毎日ヘアアレンジを楽しめるのは女性の特権ですよね。しかし、薄毛になりやすい髪型があるのをご存知でしょうか?

おしゃれを楽しんで薄毛になってしまった・・・などということのないように、今回薄毛になりやすい髪型と、薄毛になりにくいアレンジ方法のコツをご紹介します。

ぜひ、参考におしゃれを楽しんでみてくださいね。

髪型によって薄毛になりやすい理由は?

女性が薄毛になりやすい原因は色々ありますが、ヘアスタイルに関する原因は主に3つ。

・牽引性脱毛症
・ヘアスタイリング剤
・髪の毛の重さ

牽引性脱毛症

1つ目の牽引性脱毛症についてご説明します。
牽引性脱毛症とは、髪の毛を引っ張ることで、薄毛になってしまう症状のことをいいます。

髪の毛を引っぱることで抜けやすくもなりますし、頭皮に外的刺激になってしまいます。
そして、頭皮は髪の毛が長時間引っ張られ続けると、緊張し固くなるという性質があります。

頭皮が固くなると血行も滞り、髪の毛に必要な栄養が血液を通して運ばれなくなるので抜け毛や薄毛の原因になると言われています。

ヘアスタイリング剤

ヘアアレンジが好きな人は、毎日ヘアスタイリング剤を使用しているという方も多いのではないでしょうか?

ヘアスタイリング剤を使用していると、使用していない時に比べ、シャンプーの量も多くなりますし、1回では落ちきれないので2度洗いをしなければいけないこともあります。

そうすると、当然髪の毛も傷み、頭皮は乾燥してしまいます。

頭皮の乾燥は薄毛の原因になってしまいます。

髪の毛の重さ

髪の毛が重ければ重いほど、その重さによって下に引っ張られます。普段感じることはあまりないと思いますが、ロングヘアの人で100gほどになります。

さほど重くないような気がしますが、毎日24時間100gの重さをぶら下げているようなもの。頭皮にとっては負担になります。

そして、髪の毛の重さは

・肩こり
・頭痛

などを引き起こしてしまうことも。

肩こりは頭皮の血行不良にも繋がり、薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。

薄毛になりやすい髪型は?

では、薄毛になりやすい髪型やヘアアレンジにはどのようなものがあるのでしょうか。
具体的にその髪型と薄毛になりやすい理由をご紹介していきたいと思います。

ポニーテール

ポニーテールはその名の通り、「馬のしっぽ」のように見える髪型です。

高めの位置で一つにきゅっと結ぶため、牽引性脱毛症になりやすい髪型といえます。

ポニーテールでは、主に生え際の俗に言う「M字ライン」が薄毛になりやすくなります。

お団子ヘア

お団子ヘアはポニーテールの進化版とも言える髪型です。
ポニーテールですでに引っ張っているのに、さらにお団子にまとめることによって、負荷がかかります。

そして、お団子にまとめるためにヘアピンをたくさん使用したり、ヘアスタイリング剤を使用することも多い髪型になります。

長時間のヘアピンは髪の毛だけではなく、頭皮へも負担となってしまいます。

ロングヘア

ロングヘアは下ろしているだけで、頭皮へ負担に。
特に分け目をいつも同じにしていると、分け目部分にも負荷がかかり、薄毛の原因になってしまうことも。
 

オールバック

オールバックは前髪を本来の髪の毛の流れに逆らってまとめる髪型です。

オールバックにして、そのまま下ろしている髪型をシている人は女性には少ないですが、オールバックにして結ぶ、いわゆる「ひっつめ髪」にしていると、ポニーテール同様生え際部分が薄毛になりやすくなります。

ポンパドール

ポンパドールは前髪をまとめてピンで留めるヘアスタイルです。

前髪をまとめ、1回ねじってからピンで留める方法が多く採用されています。前髪をねじること、さらにヘアピンの使用で頭皮に負担になり、薄毛になりやすい髪型といえるでしょう。

ヘアアレンジで薄毛にならないようにするには?

薄毛になるかもしれないとはいえ、ヘアスタイルも毎日楽しみたいですよね。
そこで、ここからヘアアレンジをしても、薄毛の原因になりにくくするコツをご紹介します。

キツく縛らない

せっかくのアレンジを崩したくないからといって、キツく結んでいませんか?
引っ張りすぎることは頭皮にも髪の毛にもよくありません。

あまりきつく結ばないようにしましょう。
崩れるのが心配なら、ヘアゴムではなくバレッタやコームなどを使用してまとめるのもおすすめです。

バレッタは髪の毛の長さや量によって、留まりやすさが違います。自分の髪質・量に合うバレッタを使用すれば、崩れることも頭皮に負担になることもありません。

また、コームやクリップも負担が少なく、アレンジしやすいヘアアクセサリーです。色んなカラーやデザインのものが販売されていますので、選ぶのも楽しいですね。

ヘアピンは玉付きにする

ヘアアレンジにかかせないヘアピン。アメリカピンなどしっかりと留めたい場合はとても便利ですよね。

しかし、先が尖っていると頭皮に傷を付けてしまったり、負担になることがあります。している時は気が付かなくても、ヘアピンを外したら痛かった、などという方も多くいます。

長時間のヘアピン使用はそれだけでも、かなりの負担になるので、先に玉のついた玉付きのヘアピンで頭皮を守りましょう。

ハードスプレー使用を控えめにする

ハードスプレーの使用も控えめにしましょう。1度のシャンプーで落ちる程度が理想です。

面倒になって夜洗わないまま寝てしまったりしても髪の毛や頭皮だけではなく、枕についたり、それが顔に付着して肌荒れの原因になってしまいます。

ハードスプレーは少量、そして毎日の使用は避けたほうがいいでしょう。

同じヘアアレンジばかりしない

同じヘアスタイルにばかりしているのも、薄毛になるリスクを上げてしまいます。

毎日違う髪型にする、と思うとなんだかハードルが高いように感じますが、結んだ次の日はおろしてみる、など前の日と同じようにならないことを気をつけるだけでも違います。

また、分け目を変えるだけでも効果があります。

真ん中分け、左分け、右分け、これだけでももう3パターンになりますので、難しく考えずに楽しみましょう。

休髪日を作る

髪の毛を休ませる日を作るのもとても大切です。

ヘアスタイリング剤などを使用しない、結ばない日を週に1回でいいので作ってみましょう。

週に1回なら、仕事で結ばなくてはいけない、という人でも休日に実行することができます。

特に、ヘアスタイリング剤を使用した次の日は休髪日にして、髪の毛を休ませてあげましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

髪の毛のアレンジはとても楽しいですよね。ずっと素敵なアレンジをするためにも、薄毛にならないようにケアをしたり、髪の毛と頭皮を休ませてあげましょう。