女性の薄毛

早めの対処が鍵!女性の薄毛の兆候

薄毛にも兆候があるのをご存知でしょうか?

ある日突然なるわけではなく、じわじわと気がついたらいつのまにかなってしまうのが薄毛。

加齢によるシワなどと同じで、目立つようになるまでは気づきにくいものです。

でも兆候を知っておけば、早めの対処をすることができます。

今回は薄毛の兆候について、ご紹介したいと思います。

薄毛に前兆はある?

薄毛になるのには、兆候といわれるいくつかの前兆があります。

おでこが広くなる

前髪の分け目が目立つ

つむじが目立つ

・髪の毛がうねる

・髪の毛が細くなる

頭皮が固くなる

・髪の毛が柔らかくなる

抜け毛が増える

などの症状があったら、薄毛に近づいてきているのかも・・・。

1つずつ詳しく解説していきます。

おでこが広くなる

女性の薄毛は男性とは違い、明らかな前髪の後退などはあまりありません。

しかし、全く後退しない、というわけでもないんです。

気にしたいのは産毛前髪のボリューム。

産毛が少なくなってきたり、前髪がペチャンコになり、ボリュームがでなくなってきたら危険サイン

前髪の真ん中よりも、眉尻を上に伸ばしたラインから耳にかけての生え際が薄くなる傾向にあります。

いわゆる「剃りこみライン」ですね。

女性は髪の毛を結ぶことも多いですよね。

その時にこの剃り込みラインの髪の毛は後頭部などの髪の毛よりも、強い力で引っ張られています。

長年それを続けていると、牽引性の薄毛にもなってしまいます。

そのため、おでこが広く見えます。

前髪をおろしている人は、鏡の前で前髪をあげて確認してみましょう。

前髪の分け目が目立つ

前髪を斜めに流している人、下ろしておる人も分け目があると思います。

以前よりも分け目の地肌が目立つようになってきたら、髪の毛が痩せたり、量が減ったということ。

前髪を厚めにおろしている人は、なかなか分け目を見る機会がないと思います。

洗面所などの大きな鏡で確認してみましょう。

お辞儀をしたところを写真に撮ると、客観的に確認することができます。

人に撮ってもらうのが恥ずかしい場合はスマホのセルフタイマーなどを活用してもいいでしょう。

つむじが目立つ

前髪の分け目同様、つむじも地肌が目立つようになってきたら要注意

つむじは人によって位置が違ったり、数が違ったりします。

後ろのほうにあると見えなく、気がついた時にはかなり薄毛が進行している、ということもありますので、定期的に写真に撮るなどのチェックが必要です。

椅子に座っている時など、人からけっこう見られているつむじ。

でも、自分では見えないので、あまり気にしたことのない人も多いのではないでしょうか?

気をつけたいのが、白髪やヘアカラーの色が薄かったり、ケアカラーが落ちかけていたりすると、地肌が目立っているように見えることもある、ということです。

真っ黒に染めても、薄くなった地肌が目立ちやすいですが、赤茶などの薄めの色に染めると地肌が目立ちやすく老けた印象になりがちですので気をつけましょう。

髪の毛がうねる

髪の毛がうねってくるのも年齢的なものや頭皮環境の変化から起こってくるものです。

真っ直ぐな髪質だったのに最近、髪の毛がうねる、という人は髪の毛のSOSをよく聞きましょう。

髪の毛が乾燥しているとうねりやすくなります。

また、年齢的なものにしても栄養も不足していて潤いが足りない、という場合もあります。

髪の毛がうねってきたら、

・髪の毛への栄養不足

・髪の毛の乾燥

・髪の毛の傷み

に気をつけてケアをしてあげましょう。

髪の毛が細くなる

髪の毛が細くなっても、急に細くなるわけではないのでなかなか気づきにくいですよね。

髪の毛が長い人は1つに結んでみると、束が少なくなったのに気がつく、という人が多くいます。

でも、結べないくらいの長さだとなかなか、気づくのに時間がかかってしまいます。

そんな時は抜け毛を観察してみてください。

日本人の平均的な髪の毛の太さは、女性だと0.08ミリそれより細いとやせ細ってきたと言えるでしょう。

頭皮が固くなった

頭皮が固くなるのも危険なサイン

でも、どんな自分の頭皮が固いのか、柔らかいのか、よくわかりませんよね。

頭皮のかたさの目安は、手をグーにしたときの親指の付け根の硬さ。

実際にグーにして触ってみるとけっこう柔らかいのがわかると思います。

それと同じくらいの柔らかさが頭皮にもあるかどうかがポイントになってきます。

そして、こめかみよりも少し上の方に指を置いて、前後に動かしてみてください。

小さい頃に「かつら」と言って遊んだことのある人も多いのではないでしょうか?

あの頃のようにスムーズに動けば、頭皮も柔らかく柔軟性があります。

あまり動かない、という人は頭皮が凝り固まっている可能性がありますので、マッサージをしたり血行がよくなるように身体を温めたり、冷たい食べ物、飲み物は避けるようにしましょう。

頭皮マッサージ用のヘアオイルなども販売されていますし、椿油などの髪の毛に使用できる植物性のオイルでマッサージしてもいいですね。

頭皮の乾燥も固くなる原因ですので、ヘアオイルや頭皮ローションなどで保湿してみてもいいでしょう。

最初はなかなか変化がないかもしれませんが、だんだんと頭皮が柔らかくなってくるのが実感できると思います。

髪の毛が柔らかくなってきた

髪の毛が以前と比べて柔らかくなるのも年齢を重ねたり、髪の毛に栄養が行き渡っていない証拠。

コシがなくなってきた、ということになります。

しかし、これも毎日触っている自分の髪の毛だと昔との差がわかりませんよね。

そこで簡単な見分け方をご紹介します。

まず、自分の抜け毛を手に持ちます。

毛先から約15センチの部分の親指と人差し指でつまみます。

この時、健康な髪の毛はピンと張っているため、まっすぐになっています。

重力に負けて、へにゃっと下に垂れ下がってしまうようだと、髪の毛にコシがなくなり、柔らかくなったという目安になります。

長い髪型の人は生えている髪の毛の毛先でやってみても。

また、髪の毛を何本か束ねて一回固結びをしてみます。

しなやかなコシがある髪の毛は結んでもスルスルッと解けてしまいます。

結び目が解けなくなってしまったら、コシがないということになります。

もともと猫っ毛で柔らかい髪の毛に人は参考になりませんが、ストレートヘアの人は目安にしてみてください。

抜け毛が増えた

一番薄毛の危険信号なのは、抜け毛が増えること。

朝起きた時の枕、シャンプーの時、ブラッシングの時、ヘアゴムを外した時、など抜け毛が増えてきたな、と感じたら危険です。

私達の髪の毛は、どんなに健康な人でも毎日抜けて生え変わっています。

平均で1日100本近く抜けているんです。

なので、多少の抜け毛は心配ありません。

1日に100本以上抜けている、という人は抜け毛予防のケア行いましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は薄毛の前兆について、ご紹介しました。

普段見逃しがちなことも、気をつけて観察すると薄毛の兆候であることがわかりました。

簡単なチェック方法もご紹介しましたので、参考にチェックしてみてください。

本格的な薄毛になる前に、前兆に気づいてケアをしたいですね。

今回ご紹介した兆候を参考に予防ケアをしてつややかな髪の毛を手に入れましょう。