日本人の好きな食べ物のひとつでもあるカレー。
おいしくて元気になるカレーの中に入っているスパイスには、なんと薄毛対策効果もあるのです。
なんでカレーのスパイスは薄毛に効果があるの？
どのスパイスが薄毛には効果的なの？
読んだらカレーが食べたくなるような、カレーと薄毛のお話を見ていきましょう。
Contents
日本人とカレー
小さな子供から大人の男性・女性、おじいちゃん・おばあちゃんまで、「カレーが好き」という日本人はとても多いです。
カレーは学校の給食でも人気メニューの上位にあがりますね。
カレーはインドからイギリスへ渡り、明治時代になって初めてイギリスから日本へ渡ってきた食べ物です。
イギリスから渡ってきたカレーライスはハイカラな食べ物として当時のおしゃれな日本人たち大人気になりました。
一般家庭でも食べられるようになったのは大正時代に入ってから。
今のエスビー食品が開発した市販のカレー粉がきっかけで皆が食べられるようになったんですよ。
カレーうどん。カツカレー。カレードリア。スープカレー。
日本のカレーは日本独自の文化共に発展している食べ物。
カレー粉を使っているという以外では、全く別の食べ物に近い食べ物と言えます。
年間に日本国内だけで100億食以上、一人当たりの計算で80食近く食べられているカレー。
いまでは国民食ともよばれるようになっているカレーは、インド人もビックリ！！な日本食ともいえるような食べ物となりました。
カレーのスパイスには何が入っているの？
カレー粉やカレーパウダーと呼ばれているものは、そもそもはカレー料理に使うための香辛料をミックスしたものです。
日本で市販されているカレー粉やカレールゥの中には
・ターメリック（ウコン）
・コリアンダー
・唐辛子
・クミン
・サフラン
・シナモン
・ナツメグ
・胡椒
・パプリカ
・ニンニク
・生姜
などのスパイスが入っています。
発売している会社やカレーの種類によって違いますが、どのカレー粉も10～30種類位の様々なスパイスを調合してオリジナルのカレー粉に仕上げているのです。
ミックスされたカレー粉自体にはスパイス（香辛料）だけで、出汁になるようなものは入っていません。
市販のカレールゥは、このスパイスに野菜やお肉のエキス、その他の調味料を加えることで、誰でもおいしいカレーが作れるように考えて作られたもの。
カレールゥが出来たおかげで、日本のカレーは更に進化を遂げたと言えます。
なんでカレーのスパイスは薄毛に効果があるの？
カレーが薄毛対策に効果があるといわれる理由は最大のスパイスです。
カレーのスパイスに使われているものは東洋医学の世界で漢方薬として使われているものが多く、そもそも身体に良い物がたくさん入っているのです。
その中でも特に薄毛対策に効果が高いとされるのは、ターメリック、サフラン、ナツメグです。
●ターメリック
ターメリック（ウコン）には、クルクミンという成分が含まれています
このクルクミンには高い抗酸化作用があり、頭皮をきれいにする働きをしてくれます。
またターメリックは生姜の仲間でもあるため、高い抗炎症作用もあるので、頭皮や毛根に汚れを溜めにくくなり、栄養が届きやすくなり、薄毛が改善されることが期待できます。
カレーの黄色い色のもとになっているのはこのターメリック。
ターメリックがなければカレーは作れない、とも言えますね。
●サフラン
サフランは、ビタミンC、ビタミンB1,B2、葉酸、カルシウム、マグネシウムなどとにかく栄養がぎっしり詰まっている女性にはとてもおすすめの香辛料です。
サフランには血液をサラサラにしてくれる効果があるので、頭皮の血行を良くして、たくさんの栄養を毛根に届けてくれることが期待できます。
疲労回復効果やストレスを和らげる効果も持っているので、ストレスによる薄毛の方にも高い効果が期待できます。
香辛料以外にも染料や香料としても疲れているサフラン。カレー専門店などでは白いご飯の代わりにサフランライスを出すお店もありますね。
●ナツメグ
ナツメグはお肉のにおい消しやお菓子の荒涼としても使用され、比較的馴染みのある香辛料のひとつですね。
ナツメグは、カルシウムやマグネシウム、鉄分、カリウムなども含まれていて、免疫効果を高め、ストレスを抑制する働きも持っています。
抗菌作用も高いので、ターメリックやサフラン同様に頭皮をきれいにしてくれる効果も期待できますので、こちらも薄毛にはとっても良い香辛料です。
肌トラブルにも効果が高いので、ニキビやしわが気になる女性の方にもおすすめですよ。
その他にも様々な栄養が入っている香辛料を混ぜ合わせて食べることによって、カレーの薄毛対策パワーはさらにアップしていくのです。
カレーのスパイスは女性の身体にもおすすめ
カレーのスパイスには、薄毛に効果がある以外にも身体に良いと言われる効果がたくさんあります。
例えば、唐辛子に含まれるカプサイシンには発汗を促して、身体の中から汗と毒素を排出してくれる効果。
生姜のショウガオールやジンゲロールには、抗酸化作用と抗炎症作用があるとともに、身体を温めてくれるので冷えを改善する効果が。
クミンには、ビタミンBや葉酸なども多く含まれているので、美肌や美容に高い効果も。
ベータカロチンやビタミンも豊富なパクチーには、貧血効果やデトックス効果も期待できます。
その他にも食欲を増進さる、肝臓の機能を高めるなどの働きなども持っているカレーのスパイス。
カレーはちょっと元気のないときや、女性の場合は生理の前後などの気持ちや体力が落ちる時にも積極的に食べてほしい食べ物です。
薄毛も少しずつ改善されて美肌効果やデトックス効果も期待できる、女性に嬉しいカレーのスパイスを、調味料としていろいろな料理の味付けにどんどん使っていきましょう。
薄毛におすすめのカレーに入れたい食材は？
カレーのスパイスが薄毛対策にも、女性の身体におすすめなのもおわかりいただけたと思います。
同じカレーのスパイスを使って作ったカレーでも、どんな出汁を使ってどんな具材を入れるかで、カレーはいろいろな表情を見せてくれます。
更に薄毛対策の効果を期待して具材を選ぶのであれば、おすすめしたいのは豚肉、鶏むね肉、にんじん、ホウレンソウ、牡蠣、大豆、マイタケなど。
例えば鶏むね肉とマイタケを合わせれば、高たんぱくでビタミンもたっぷり取れて、髪を作るための栄養がぐっとアップします。
きのこの食物繊維で女性が気になる便秘にも効果アリです。
また牡蠣とホウレンソウを合わせれば、亜鉛と鉄分がたっぷりとれて健康でツヤのある髪の毛を育てるための力になりますよ。
大豆と豚ひき肉、ニンジンを使ったキーマカレーもおすすめ。
大豆に含まれる大豆イソフラボンと豚肉のビタミンやで頭皮の血行も良くなって、生き生きした元気な髪に生まれ変わるための栄養がたっぷり届いて薄毛に効きますよ。
ニンジンのベータカロテンで毛根の新陳代謝もアップして、こちらも食物繊維がたっぷりとれます。
完全食品とも言われる卵を使ったカレーも薄毛対策にピッタリ。
みなさんはどんなカレーがお好みですか？
まとめ
カレーのスパイスは、身体に良くて抜け毛・薄毛や女性の身体の不調にも効果抜群！
カレーに合わない食材はない！と言えるくらい、どんな食材もカレーだったらおいしくなります。
野菜をたっぷり入れて、薄毛に効果抜群のカレー作りにチャレンジしてみましょう。
