更年期のせいか、分け目や生え際より気になり出した薄毛を、どうにかカバーできないかしら?とお悩みの貴女。
それならば、カーラーがお勧めですよ!
ちょっとしたコツをつかめば、簡単にセットでき、気になるところの髪をふんわりとカールさせることで、うまくカモフラージュできます。
そこで今回は、カーラーの種類と、薄毛を上手にカバーする方法をご紹介しますよ。
是非、明朝からでも実践して、薄毛をカバーしてみませんか?
Contents
カーラーをお勧めする理由とは?
更年期になると、女性らしさを司るホルモン「エストロゲン」が減少し始めます。
すると代謝が悪くなって体重が落ちにくくなったり、血圧のコントロールが利きにくくなったり、骨がもろくなったりするのです。更に髪にも影響があり、細くなったり、うねったり、抜け毛も増加しさせる、薄毛を進行させてしまいます。
特に女性の場合は、前髪をはじめ顔周りの髪が細くなりがちで、更に分け目や生え際から薄毛が進行してしまうのが特徴です。
言い換えれば、前髪や頭頂部の髪を根元からふんわりと内向きにカールさせ、立ち上がらせることができれば、充分にカバーすることができるのです!
そこで、カーラーの出番というわけですね。
ではまず、なぜ、カーラーをお勧めするか、そのメリットをお話ししたいと思います。
・次の章で、その種類を詳しくご紹介しますが、物によっては100均でも買うことができるほど安価なアイテムです。
・コテやドライヤー、ヘアアイロンと違って、装着の際に両手が使えるので、誰でも失敗なく簡単に扱うことができます。
・コテのように火傷の危険もありません。(ホットカーラーでもコテほど高温にはならないので。)
・高温のアイテムを当てたり、熱風にさらすこともないので、髪を傷めません。
・ドライヤーを使わない場合、カールが付くまで約30分ほど時間がかかりますが、その間に食事をしたり、お化粧をしたり、その他家事をしたりと、時間を有効に使うことができます。
意外とメリットが多いと思いませんか?
では次に、カーラーの種類を細かくご紹介します!
カーラーの種類って?
おおまかに分けて、
4タイプのカーラーのご紹介
をします。
①ホットカーラー
電気で温めたカーラーで巻き髪を作ります。コテよりは時間がかかりますが、温度が低いため、髪を傷める心配もありません。他のカーラーより短時間できれいなカールを付けることができます。
ただし、カーラーの予熱に時間がかかってしまうことと、価格が高いことが難点ですね。
②マジックカーラー
ピンやクリップといった留め具を使わなくて良いため、一番手軽に使えるカーラーです。初心者向けです。また、100均などで安価に購入できますよ。
ただ、マジックテープで髪を巻くため、多少髪を傷めやすいのが難点です。出来たがりも全体的に緩い巻き髪になってしまうため、ショートとボブといった髪の短めな方は問題なく使えますが、ロングの方には不向きですね。
③スポンジカーラー
名前通りスポンジでできているため、髪に負担がかからず、就寝時でも眠りの邪魔をせずに使うことができます。こちらも100均で購入できますよ。
プラスチックタイプよりは、自然な仕上がりになります。このタイプは、留め具が必要になります。
④プラスチックタイプのカーラー
水洗いができ、いつでも清潔に保てるのが最大の特徴です。こちらも100均などで安価に購入できますよ。
留め具が必要ですが、マジックやスポンジタイプより、きっちりとしたカールを付けることができます。
髪の長さごとのお勧めのカーラー
≪ショート用≫
直径2センチ
≪ボブや前髪用≫
直径3センチ
≪ロング日≫
直径4~5センチ
がお勧めですよ。
是非、貴女の髪の長さや生活スタイルを考慮して、カーラーを選んでみて下さいね。
カーラーで気になる薄毛をカバーできます!
いよいよ本題に入ります。薄毛をカバーするためのカーラーの使い方をご紹介!
まずは、
基本の使い方
についてお話しします。
①髪を引っ張りながら、毛先から巻いていきます。
②そのまま30分放置するか、または、ドライヤーの熱風を当てて癖付けをします。
※ドライヤーを使う場合は、髪の根元に保護剤をスプレーすることで、熱から髪を守ることができます。また、上手にカール付けするためにも、まず温風を前から当てて、根元を立たせます。次に横から当てて、カールの癖付けをします。最後に冷風を当てクールダウンさせ、カールを定着させるのがコツですよ。
③カーラーを取り、手ぐして軽くほぐしたら、定着用のスプレーを吹き掛けて完成です。
以上を応用します!
ロングヘアの方の場合
①直径4センチのカーラーを使い、前方の髪を一束取り、その髪の中間あたりから、カーラーを後ろ向きに巻きます。(この場合に限っては、巻く角度として、真上からより前方斜め45℃あたりからがお勧めです。)
②次に、余っている中間から毛先に向かっての髪は、後からそのカーラーに巻き付けていきます。
③今度は少し小さめのカーラー(直径3.5センチくらいの)を用意し、①で取った毛束の後ろの髪を取り、前向きに巻いていきます。
④しばらく放置か、ドライヤーを使って癖付けをしてからカーラーを取り、髪の根元を軽くほぐして、頭頂部に膨らみを持たせます。
⑤最後に定着スプレーをかけたらおしまいです。
もしも⑤の時点で、髪にツヤを出したいなと思われるなら、オイルやワックスを塗っても良いですね。
ボブやショートの方の場合
①太めのカーラーで、頭頂部の髪を真上から巻いていきます。
②細めのカーラーで、前髪を含めて2~3束に分け、それぞれを同様に巻いていきます。
③しばらく放置か、ドライヤーで癖付けをしたら、カーラーを取って、髪の根元を手ぐしで軽くほぐします。
④定着スプレーをかけたら終了です。
何れにせよ、巻き髪を作るのではなく、薄毛をカバーするためなので、髪の根元を立ち上がらせることを念頭に、カーラーを巻いて下さいね。
カーラーを外したら後も、せっかくのカールを潰さないように、優しく指で髪の根元をほぐす程度で止め、すぐにスプレーで定着させて下さい。
その他薄毛を上手にカバーするコツとは?
先にお話しした通り、年齢的にある程度、頭頂部から前方に向かって、髪が細くなったり、薄毛になるのは仕方がないことです。
そこで、カーラーを使う以前に、上手に薄毛をカバーするコツをご紹介します!
・ロングより、ボブやショートがお勧め
髪が長いと、その重さだけで、頭頂部が潰れ、薄毛が目立つようになります。カーラー等を使っても、ロングだと髪の根元を立ち上がらせにくくなりますよ。
・ストレートパーマも避けた方が良いですね。
年齢と共に頭皮環境が変わり、毛穴が変形して、髪のうねりが出やすくなります。そこで、ストレートパーマをかけたくなるお気持ちは分かります。より薄毛が目立ってしまったり、せっかくカーラーを付けてもカールが出なくなりますよ。
・若い頃からし続けてきた分け目を変えてみましょう。
長期間同じ分け目にしていると、薄毛を進行させてしまいます。数か月おきに分け目を変えると、薄毛が目立たなくなるだけではなく、薄毛になるスピードも落とすことができるのです。また、分け目自体を作らないのも一つの手ですね。
・シャンプーの選び方や回数を見直しましょう。
薄毛を進行させるのは、過剰な皮脂に違いない!と決めつけないで下さいね。女性の場合には、シャンプーによる過剰な洗浄が原因で、皮脂を取りすぎ、頭皮が乾燥しいる方が多いのが現状です。
すると、頭皮にかゆみや炎症を起こしてしまったり、逆に体の防御本能で、過剰に皮脂を分泌してしまうこともあります。何れにせよ、頭皮環境を悪化させ、髪の成育を妨害し、薄毛を進行させてしまいます。
洗浄力の強いシャンプーから、アミノ酸系の優しいシャンプーに替えてみたり、シャンプーの回数を見直すことをお勧めします。
頭皮や髪は、就寝時に成育されます。夜1回シャンプーをして、頭皮と髪を清潔にしてから寝るということが非常に重要です。朝シャンの習慣がある方は、夜にシフトチェンジしてみて下さいね。
まとめ
カーラーを使って、薄毛をカバーする方法をご紹介してきました。
安価で購入でき、髪を傷めず、手軽に使え、非常にお勧めです!
カーラーは優雅な巻き髪を作るためだけのアイテムではありません。使い方次第で、気になる箇所の髪を根元から立ち上げ、カバーすることができる優れものなのです。
是非、上手にカーラーを使って、気になる薄毛をカバーし、街を軽やかに闊歩してみませんか?