時代はさまざまな動きを見せ、コロナウイルスが世界中に影響を与えました。
この頃何抜け毛の原因となるような可能性も出てきています。
実際にはウイルスに感染して抜けたりするわけではありませんが、生活に大きな影響を与えたことが大きな問題となっているのです。
コロナウイルスの影響
世界中で猛威を振るっているコロナウイルスは、生活環境も変えていかなければいけないほど、人々に影響を与えました。
これまでそれぞれが接触していた環境を見直し、テレワークが加速しているのも、コロナの影響があったからといっていいでしょう。
コロナ自体で抜け毛が進むような事はありませんが、この生活様式の変化がもたらした影響により、コロナ抜け毛と呼ばれるような状態が出てきたのです。
現在の社会事情と時代が作り出した薄毛の一つであり、対策も考えていかなければいけません。
後からコロナの影響は凄かったと回顧したところで、薄毛の進行が止まるわけではないからです。
大きくかかる心身的なストレス
コロナ抜け毛とは、心身的なストレスによって発症する薄毛のパターンのひとつです。
誤解を生んでしまうポイントでもありますが、コロナウイルスに感染するかどうかは、全く関係ありません。
あくまでもストレスが原因であり、コロナがもたらしてきた不安が大きな要因となるからです。
コロナの影響は、この時代を生きている人なら誰にでも感じとっているでしょう。
年齢すら関係ないほどの生活の変化を余儀なくされました。
世界の主要都市でロックダウンをしなければいけないほどであり、経済活動にも大きな影響を与えています。
生活もどんどんと変化させて行かなければいけない時代となり、心身ともに強いストレスがかかっているのです。
それも気が付いているのであれば、まだ対処もできるでしょう。
しかし、あまりに大きな変化で、だんだんと心身を蝕んできているのです。
こうしたストレスを起因とする抜け毛は、いきなり現れてくるわけではありません。
時間をかけて蝕んでくるものであり、気がつくと大きなダメージがあったと感じるのです。
抜け毛として急激に現れてきた場合には、もっと深刻な問題が隠れているかもしれません。
この違いは理解しておかなければいけないポイントです。
円形脱毛症も起きる
コロナ抜け毛であると考えられる状態に、円形脱毛症があります。
円形脱毛症は原因がはっきりしとしないケースがよく見られ、ストレスが影響を与えているケースが多いのが特徴です。
頭皮の内の一部だけが影響を受け、髪が抜けてしまうのが円形脱毛症ですが、丸く抜けるとは限りません。
500円玉程度の面積の場合もありますが、もっと大きな範囲で影響が出るケースもあるのです。
線を描くように蛇行して抜けていくケースもあり、抜け毛が起きていることがはっきりと分かります。
円形脱毛症はストレスによって血管が収縮し、一部分に栄養が送られて来なくなることが原因ともいわれています。
この辺りの判断が難しいところであり、はっきりしない部分がありますが、精神的なストレスが大きな影響を与えるのは間違いありません。
解決方法としてはストレスを取り除くしかありませんが、コロナがもたらした状況は外出して発散するといった方法が取りにくくなりました。
家庭の中でも発散できるような方法を見つけ、普段から取り組んでいく必要があるでしょう。
びまん性脱毛症とのつながり
コロナ抜け毛の中でも、進行が分かりにくいのがびまん性脱毛症です。
女性に多い抜け毛のタイプで、髪全体が薄くなっていく特徴を持っています。
男性にはあまり見られないタイプの抜け毛ですが、これはホルモンのバランスが崩れるところに問題があるからです。
女性ホルモンが減少すると、髪を作り出す能力が下がります。
一部分に現れるのではなく全体的に影響を与えてしまうため、女性には年齢とともに見られやすいタイプとなるのです。
コロナによって受けた不安感が、人間の体の中のホルモンバランスを崩します。
これにより、自律神経が影響を受け、睡眠不足に陥るケースが見られるようになりました。
このような影響は頭皮にも出てきます。
髪の成長を妨げてしまう結果となり、リスクを増大させるのです。
実際にコロナ抜け毛のようだと感じれば、薄毛の不安感が高まるでしょう。
これが悪循環をもたらし、さらに抜け毛が加速していきます。
ストレスと同様にどこかで断ち切らなければいけませんが、現在の社会的な状況とコロナの影響を考えると難しい部分があるのも確かです。
できるだけ睡眠のリズムを崩さないようにしながら、生活していくのが基本的な対処方法となるでしょう。
運動不足の影響
外出が難しくなってきたのもコロナの影響のひとつです。
三密などの言葉を作られましたが、外出して人と接触したりすることが、コロナを蔓延させる原因としてあげられています。
外出を規制するような時期もありましたが、これが運動不足をもたらしてしまうのは社会問題といってもいいでしょう。
家庭の中で体を動かす方法があれば、運動不足を補うことができます。
しかし、どこの家でもあるわけではありません。
テレワークが加速し、通勤で歩いていた距離もなくなり、歩く機会も激減してしまったのは、身体に大きな影響を与えます。
運動不足になると、筋力の低下が起きるのは間違いありません。
人間の体の血液を押し出しているのは筋肉の力であり、発生した熱も一緒に送ってくれるため、運動をすると体が温まって行くのです。
血液が送られにくくなると、頭皮にも栄養が行き渡りません。
栄養がなければ髪は作られにくくなるのは間違いなく、薄毛を引き起こしてしまう原因となるのです。
熱が届かなくなり冷えが目立つのも問題と言っていいでしょう。
皮膚がしまってしまい、血管が広がる隙間が少なくなると、さらに血行の悪化が目立ちます。
このような悪循環を引き起こす問題を解決しなければ、コロナ抜け毛は治っていきません。
コロナ抜け毛に負けないために
コロナ抜け毛の対処方法としては、睡眠の質を高めバランスの良い食事を摂るのが一番でしょう。
睡眠の質を高めるだけで、ストレスの発散にもつながってきます。
寝る前にブルーライトを発するものを使用しないというのも、睡眠の質を高める方法になるでしょう。
影響がないという人もいますが、目が疲れてしまえば睡眠の質は高まりません。
食事に関しても、髪の成長を助けてあげるのは、毎日摂取している栄養です。
栄養がなければ、髪が作り出せない以上、バランスの良い食事を心掛けなければいけません。
髪はタンパク質だからといって、これだけでは作り出せないのです。
さまざまな栄養が相互作用として働き補っていきます。
何かひとつにこだわり続けるのではなく、色々な食材から栄養を取るように心がけましょう。
趣味を見つけておくのも大切です。
ストレスの発散方法は色々とありますが、外出して発散するのは難しい状況が出てくるかもしれません。
これから先コロナから受ける状況が変化してくる可能性もあり、今よりも厳しい状況が生まれるかもしれないからです。
そのような環境の中でも、室内でできる趣味を見つけておけば、ストレスの発散にもつながります。
楽しいと感じることは、ストレス発散の大事なポイントとなるため、生活の中に取り入れていくのがコロナ抜け毛の対策です。
まとめ
コロナ抜け毛と言っても、直接関係しているわけではなく、間接的な影響です。
しかし、この影響は小さなものではありません。
これまでの生活が大きく変わる転機ともなってきたため、自分たちが対応できるようにしていかなければいけないでしょう。
コロナが生み出した状況を恨んでも何も変わりません。
対応できる術を作らなければ影響が現れてくるのですから、早めに対処するのが大切です。