体型や肌に関してのエイジングケアを意識されている方も多いでしょうね。
しかし、ヘアケアを怠りがちな方も多いのではないでしょうか。
髪の毛の変化は、見た目年齢にも影響してしまいます。
カラーやパーマを続ける為には、年齢の変化に合わせたヘアケアをきちんとする必要があります。
Contents
髪の毛の年齢とは
髪の毛の年齢は人それぞれですが、日頃のお手入れ方法やダメージの蓄積によっても大きく変化していきます。
一般的に20代~30代にかけて、髪の毛が急激に痩せやすくなり、一本一本が細くなってしまうため、数自体も少なくなってしまいます。
髪のハリやコシが低下してしまうのです。
髪そのもののが低下し、悪化することで髪全体なボリュームがなくなってしまい、ボリュームのない髪は見た目年齢にも影響があり、実年齢よりも高い年齢に見えてしまいます。
早めの対策が必要になります。
年齢によるヘアサイクル
年齢とともに髪の毛のコシがなくなり、痩せてしまうのは髪の毛が生え変わるサイクルが、加齢によって変化してしまうのが原因です。
成長期→退行期→休止期と繰り返す一連の流れを「ヘアサイクル」といいます。若いときはほとんどが成長期にあります。
年齢を重ねるに連れて加齢と共に、退行期や休止期の時期は抜け毛、白髪の割合が増え始めたり、髪全体が細くまばらになっていき、薄毛に繋がります。
髪の老化対策
頭皮ケア
頭皮を両手で触って前後に動かしてみましょう。
頭皮が動きますか?動かない方は要注意です!
年齢を重ね、加齢と共に頭皮が固まってしまい、頭皮が動かなくなり、血流が悪くなりやすく、栄養も髪に行き届かなくなってしまいます。
栄養不足は抜け毛や薄毛の原因にも繋がります。
シャンプー時に頭皮をマッサージするなど、ブラシで頭皮ごと髪の毛をとかすことも頭皮活性にめ繋がります。
食事ケア
ヘアケアの為には、栄養素をまんべんなくバランス良く摂るということです。
髪を作る細胞は分裂や増殖が速いので、そのスピードを維持するためにはバランスのよい栄養素が必要になります。
髪の毛の構成成分にはたんぱく質も多い為、肉や大豆の上質なたんぱく質を積極的に取ることも重要となります。
食事による髪への影響は思っているよりも重要なものなのです。
髪の施術に年齢制限が⁈
カラーやパーマなど何歳になっても髪のオシャレは楽しみたいものですね。
これらの施術に決まった年齢制限はないのです。
しかし、髪が弱っていたりダメージが強いものや頭皮の状態に問題がある時は、髪の健康を一番に考えることが大切になります。
ダメージ状態ではお断りする美容院もあるそうです。
年齢関係なくオシャレを楽しむためには、若いうちから髪を傷めずに健康な髪の毛を維持しておくことが大切でしょう。
髪に関しては様々な情報があります。
まずは年齢による髪の変化やメカニズムを理解することが最も重要になります。
日頃のケアをしっかり行い、いつまでも若くて健康的な髪艶を維持することで、年齢制限なくおしゃれが楽しめます。
それでは髪年齢チェックをしてみましょう。
髪年齢をチェックする方法
髪年齢が衰えていないか、チェックしてみましょう。
・静電気が起きやすい
・スタイリングが上手く決まらない
・髪が乾燥していないのにパサつく
・髪のコシがなくなってきた
・頭皮が固くなってきた
・うねり毛が増えてきた
・髪全体のボリュームが減った
・シャンプー時に、髪が抜ける本数が気になる
・枕に細い髪が多く付いていることが多い
・夜12時過ぎに寝ることが多い
・首や肩が凝りやすい
・魚料理などの良質なタンパク質の摂取が少ない
・おでこにシワが寄らなくなった
・タバコを吸う
いくつ当てはまりましたか。
もし、5個以上当てはまる方は髪年齢は実年齢より老けている可能性が高いため、気をつけましょう。
これらのチェック項目は、髪の見た目の変化と髪に良くないことをピックアップしています。
これら髪年齢はヘアケアだけではなく、生活習慣や食生活によっても変わります。
健康を維持し代謝も上げることで、髪年齢をいつまでも若々しく保つことが大切です。
見た目年齢は5.7歳変わる!
「髪のダメージの有無」で、見た目年齢は約5.7歳変わるという調査結果が!
男性の約7割が「女性の髪の状態を見て、ある程度の年齢がわかる!」
500名の男女に質問したところ、なんと66%の方が「女性の髪の状態を見て、ある程度の年齢がわかる」と回答したのです。
同じ質問を20~40代の男性にしぼってみたところ、47%が「わかる」と回答したのです。
約半数の男性は、髪を見るだけで女性の年齢がわかるという自信を持っているということです。
男性の約半数が、「白髪染めをしている!」と気づいた経験がある
「白髪染めをしていることに気づきますか?」という質問については、48%の男性が「ある!」と回答しました。
意外と見ているのです。
具体的にどのようなポイントで白髪染めをしているかがわかるのでしょう。
1.「色ムラ」(52%)
2.「色味が不自然」(43%)
3.「髪艶がない」(33%)
4.「髪が傷み、パサパサしている」(32%)という回答が上位でした。
白髪染めによるダメージで、印象年齢は約5.7歳老けて見える
「白髪染め」によるダメージによる女性の見た目年齢はどのくらい差があるのか、どれくらい変わるのか検証したという調査もあります。
「白髪染めによるダメージが大きい状態」「白髪によるダメージが少ない状態」の2パターンを分けて年齢を予想していただくと、「ダメージが大きい」のほうが、平均「5.7歳」老けて見えると驚きの結果になりました。
人によっては、髪のダメージの有無で7歳もの差が見られたのです。
「どこが老けて見えたか」というポイントとして。
1.「ツヤがない」
2.「パサパサしている」
3.「うねってまとまりがない」という回答でした。
ここからわかるは、エイジングケアで大切なのは、「艶・潤い・まとまり」の3つが重要要素になるということです。
それを重点にヘアケアすると良いでしょう。
まだまだ誤解の多い頭皮ケア
すこし前までは頭皮ケアとは、薄毛のためのケアというイメージを持たれている方が多かったのではないでしょうか。
近年では「スカルプケア」や「頭皮ケア」という言葉をよく聞くようになりました。
頭皮をケアすることが一般的になってきたのもそれからでしょう。
しかし「頭皮をケアする」という意識は浸透してきたのですが、具体的なケア方法についてはまだまだ誤解が多そうです。
髪の老化を防ぐ正しい頭皮ケア
頭皮も「1枚で繋がった同じ皮膚」です。
そう考えるとヘアケアの基本はお肌と同じになりますね。
毎日のケアでは「新陳代謝を促す」「潤いを与える」「酸化を防ぐ」「血行を促進する」の4つのポイントが大切な頭皮ケアの基本要素があります。
また肌に悪影響とされることは頭皮にも悪影響になります。
たとえば「紫外線」や「擦る」といった行為は活性酸素を発生させることになります。
そのことで頭皮の老化を加速させてしまうのです。
ヘアケアのステップもスキンケアと同じで、クレンジングや洗顔といった汚れを取り除くケアから始まり、保湿を与えるために化粧水や美容液ケアで完結するように、頭皮も「シャンプーして洗いっぱなし髪」ではなく、汚れを落とした後に頭皮を保湿するために頭皮用エッセンスや育毛剤・そしてオイル系などの保湿や栄養補給をすることがとても重要なのです。
ぜひ「お顔と同じ」という感覚で商品選びやケア法をオススメします。