ヘアケア

カラーリングは止めても大丈夫?止めるきっかけと止めた後の薄毛女性の髪の状態は?

カラーリングはおしゃれや気分転換には欠かせませんが、続けている最中にふとカラーを止めたいと思ったことはありませんか?

美容院へ行くのが面倒、髪の毛のダメージが気になる、お金がかかるなど…。

でも今まで続けていたカラーをスパッと辞めるのは中々勇気がいるし、カラーをせずに放置するだけでいいのかどうか悩みます。

ここではカラーを止めても髪の毛は大丈夫かどうか、止めるきっかけと方法、カラーを止めた後の髪の毛の状態を紹介致します。

カラーリングのメリット

カラーリングのメリットは大きく次の3つの理由が考えられると思います。

色々な髪のカラーでおしゃれ感がアップ

カラーリングの最大のメリットは髪の毛の色を変えられることです。

髪の毛にはもともと黒色なのにわざわざ変えるのはおしゃれの為が大きいと思います。

芸能人や今は実写化されることが多い漫画などの作品のキャラのカラーを見て、自分も外見だけでもなってみたいという想いからカラーリングをされる方が多いのではないでしょうか?

また季節や服装によって変える方も多いでしょう。

雰囲気を気軽に変えられる

第一印象が大きい場所はやはり顔でしょう。更に顔の周りの髪の毛の色は髪型と同じ位雰囲気を変えてくれます

初めてのカラーリングでも人気がある色は茶色であることから、黒髪より軽い感じの茶色は黒髪より明るく快活にしてくれることからも若い世代で特に人気です。

逆に社会人になり落ち着いた雰囲気を見せたい時などは、ダーク系で黒髪より濃い色などを選ぶ人が多いようです。

カラーをする人が多いので浮く可能性が低くなる

カラーは特に10~20代の方がする方が多く、生涯カラーリングをしない方は中々いないのではないでしょうか。

気分を変える為にも手っ取り早いですし、おしゃれや美容への興味が高くなるとカラーリングをする確率は高いです。

特にカラーリングする必要は感じず黒髪のままの方もいると思いますが、周りとのやりとりには注意が必要です。

皆カラーリングしていると自分は黒髪のままでいいのかな…、

たまにはカラーとかする方がいいのか等気になりやすいですし、時にはカラーを何でしないの?した方がいいよ、など言われるかもしれません。

カラーリングをしておけば周りややりとりを気にすることなくリラックスすることができます。

カラーリングを止めるきっかけ

カラーリングのデメリットは主に金銭面、手間、ダメージの3つが考えられるでしょう。

ここではカラーリングを止める主なきっかけ3点について詳しく解説していきたいと思います。

お金がかかる

美容院へカラーをするとなると結構お金がかかります。

美容院や頻度によって違いますが相場は2か月に1回として5,000円~8,000円位、髪の毛の長さによって加算されることもあります。

カットと併用して行う場合が多いので、1回の美容院料金は8,000円~10,000円位、トリートメント代が別途必要の場合は10,000円~相場です。

リタッチ(部分)カラーの場合は5,000円からのところが多く少し抑えられます。

クーポン券やフェアなどを利用するにしても、カットとカラー8,000円を年6回行うとして48,000円かかるので結構な出費になります。

ただし美容院としても技術代やサービス代を提供としてのことなので、高いか安いかの判断はお客側の考え方にもよりますよね。

因みに自分でカラーをやる場合は、カラー剤の500円~1,000円位なので美容院とは大きな差額ですが、自分でカラーをしなくてはいけないので不器用な方は残念ですが上手くいかない可能性が高いです。

自分で自分の髪をムラなく綺麗に染めることはかなり難易度が高いので、身内や友人にやってもらう以外ではやはり美容院でカラーを利用した方が確実です。

カラー落ちした時の手間がかかる

1回のカラーリングで永久的に効果が続くか1回のみのカラーであればいいのですが、カラーを継続する場合はどうしてもカラー落ちがあります。

髪の毛のカラー浸透度は個人差がありますが、大体2か月に1回カラーをする方が多いです。

根元だけが黒いプリン状態、特に明るい茶髪の場合はまさにプリンで結構目立ってしまいます。

その為にカラーリングをする為に美容院へ行く手間もあるのでどんどん面倒臭くなってしまいます。

またプリンになっていないかどうか、鏡を気にしなくてはいけないストレスも地味にかかります。

おしゃれにすごく気を使う意識がとても高い方ならいいですが、面倒くさがり屋さんにはカラーはおしゃれと同時に手間がかかることを考えておいた方がいいでしょう。

髪の毛のダメージが大きい

カラーは髪の毛のダメージが大きくかかります。

カラーは髪の毛の色を脱色して新たに色を付けくわえます。

脱色時に髪の毛のキューティクルをカラー剤に含まれるジアミン等の化学成分でこじ開けるので、カラーをする度に髪の毛のキューティクルは開きやすい、欠けている、損傷が大きいもしくははがれる等どんどん髪の毛のダメージが大きくなり、髪の毛がギシギシ、ぱさぱさとつややかな自然の髪の毛から遠くなってしまうのです。

ただしカラー後にケアをしっかりすればダメージは抑えられます。

カラーダメージに効果があるシャンプーやトリートメントでの栄養補給、コンディショナーで髪の毛の状態を調整するなど美容師さんに相談しながらケアをするといいです。

最近は髪の毛にダメージが少ないカラー剤もあるので、カラーをどうしても続けたい方は美容師さんに相談してみましょう。

カラーリングを止めたらどうなる?

カラーリングを止めるメリットはカラーにかかる費用や手間がなくなること、髪の毛のダメージやカラー落ちを考えなくて済むなどが考えられます。

カラー代にかかる費用や手間がなくなる

カラーを止めると当然カラー費用と時間がごっそり無くなります。

前述したとおりカラー代は年間結構かかりますし時間も1~2時間ほどかかるので、その分がなくなるとかなりお財布にも時間にも余裕が出てきます。

プリン髪がきにならなくなり髪の毛のダメージが減る

プリン髪…目立つし特に明るい色のカラーリングをする際にはどうしてもかかるストレスです。

カラー浸透度は人によって違うので早い人は1か月で気になるのではないでしょうか。

しかしカラーを止めて黒髪に戻せば当然プリン髪にはなりません。

カラーをする時の髪の毛のダメージも考えることなく、ずっと抱えていた髪の毛の悩みがなくなる確率が高いです。

いずれにせよ自然の髪の毛に戻すことで髪の毛が健やかな状態に近づくことは確実でしょう。

カラーリングを止める方法

カラーにかけるメリットとデメリットを考えると黒髪に戻したいなと思った方へおすすめ、カラーを止める為に少しずつ自然にできる方法をご紹介致します。

暗めのカラーで染め始めて根元のみ染めて毛先は染めない

今までのカラーをスパッと辞めるのは結構勇気がいります。

今迄の習慣がなくなると何となく落ち着かないです。

だんだんと黒髪に戻す少しずつ段階を踏む為に、まずは暗めのカラー色で染めましょう。

暗めのカラーがだんだんと落ちてプリン頭になったら根元以外の髪の毛を暗い髪の毛の色に染め直して、黒髪に近い色で暫く染め直します。

また美容師さんにはカラーを止めて黒髪に戻したいことを相談すると美容師さんの力量で頻度とカラー色をおすすめしてくれるので不安が減りますよ。

ただし黒染めはカラーの中でも強力で明るい色には戻せない為、カラーはもう絶対にしない決断ができない場合黒染めはしばらく保留の方がいいかもしれません。

因みにもともと暗い髪の毛の色の方は、暗い色のカラーをしないでそのまま放置すれば自然に黒髪に戻ります。

毛先は切るかショートカットにする

髪の毛の毛先が茶色い場合は茶色の毛先部分だけをカットすることで、自然に黒髪と染めた髪の入れ替えをすることができます。

毛先を少しずつカットすることが手間に感じる場合には思い切って伸びた部分をカットしてショートにすると、茶色い部分がなくなるし今までのロングヘアからショートにする事で気分転換になるのでおすすめです。

ショートカットはシャンプーなどの髪に関わる全ての作業が軽くなるので、初めてショートカットにした方はとても気持ちが楽になるのではないでしょうか。

地毛に戻すのは数年かかる

地毛に戻す年数は髪の毛の長さによって変わり、ショートヘアは1年位、ボブヘア1年半から2年、ミディアムヘア2年半から3年、ロングヘアが3年位かかるようです。

思ったより長い期間かかることでがっかりするかもしれませんが、地毛に戻す間カラーで痛めたダメージの修復も考えてシャンプー剤やトリートメントの見直し、シャンプーやドライヤーのやり方など髪の毛のケアに関わる方法を見直すいい機会にもなりますよ。

カラーリングを止めた髪の毛はつやつやと自然な黒髪に

カラーリングを止めると自然のままの状態の髪の毛になりますし、日本人は元々黒髪が似合う顔立ちになっています。

日本人らしい雰囲気でカラー剤による矯正をしないことで、自然に生き生きとした髪の毛に戻ることができます。

また社会人になると黒髪禁止と言う職場は殆どなくカラー禁止や年配の方も見られるので黒髪の方がいい場合が多いです。

その為慌てて染め直すより徐々に黒髪に戻しておく方がいいかもしれません。

まとめ

ヘアカラーはおしゃれ関係のメリットが大きい反面で金銭的、手間やダメージなど現実的なデメリットも大きいです。

カラーを止めるとデメリットから解放され自然な黒髪に戻ることができます。

しかしカラーをいきなり止めることに抵抗が強い方は、まずは暗い髪のカラーに変えるか、徐々に黒髪へ戻すと気持ちが楽でしょう。

いずれにせよ不安解消はプロに相談して一緒に悩みを改善することが近道なので、美容師さんに相談しながらカラーの利用を考えてみてくださいね。