女性の薄毛

女性の薄毛・美髪には芋料理がおすすめ!

みなさんはお芋はお好きですか?

カロリーがあるから、炭水化物だから、糖質制限しているから、「好きだけど食べていない」「好きだけど、食べないようにしている」という方も多いのではないでしょうか。

しかし、お芋はみなさんが思うほどカロリーが多いわけではありません。

しかも、美髪や薄毛にとってもいい食材なんです。

今回は、芋料理について、美髪におすすめな理由や美髪のための芋料理をご紹介していきます。

レシピも記載してありますので、最後までお楽しみいただけたらと思います。

芋料理が美髪におすすめな理由

芋にはいろんな種類がありますが、美髪にいいとされているのは、

じゃがいも

さつまいも

さといも

キャッサバ芋

山芋

キクイモ

の6種類。

この6種類の芋には、美髪のために必要な栄養素がたっぷりと含まれています。

そして、思っているほど、カロリーもありません。

芋料理が髪の毛のためにおすすめなのは、栄養素の他にも継続できることにあります。
いくら髪にいいと思っても、飽きてしまって続かなければ意味がありません。

その点、芋にも種類があり、芋料理にもレパートリーがあるので毎日飽きずに食べることが出来ます。

毎日同じ食材ばかりを食べるのもリスクがあると言われていますが、芋の種類を変えればそのリスクも回避することができ、まさに美髪には理想の食材と言えるでしょう。

芋に含まれる栄養素を詳しく解説

それでは、美髪にいいと言われているイモ類の栄養価について、1種類ずつご紹介します。

じゃがいも

じゃがいもは芋の王様。

じゃがいもの主成分はデンプンになります。

気になるカロリーですが、白米の半分ほどしかありません。

ご飯1杯分のカロリーと中くらいのじゃがいも2個分のカロリーが一緒です。

ビタミンCは1個あたり、約48mgも含まれていて林檎1個分と同じくらいです。

また、食物繊維も豊富に含まれています。

カリウム、ビタミンB1、ナイアシンなども含まれています。

さつまいも

さつまいものカロリーは中くらいのMサイズでご飯1杯と同じくらいになります。

加熱しても壊れにくいビタミンC, ビタミンB6が豊富に含まれています。
また、じゃがいも同様、食物繊維が豊富です。

さといも

さといものカロリーはMサイズ1個、なんと23kcalしかありません。

イモ類の中では1番カロリーが低いのが里芋です。

食物繊維も豊富で低カロリーなので、ダイエット食材にも向いています。

低カロリーなのに、含まれている栄養素は幅広く、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンC、銅、パントテン酸、ビオチン、モリブデン、マンガン、マグネシウム、カリウム葉酸が含まれています。

キャッサバ芋

キャッサバ芋というと馴染みのない方も多いと思いますが、一大ブームを巻き起こした「タピオカ」の原材料です。

タピオカはキャッサバ芋のデンプンを粉にし、それを水で溶いて丸めて茹でるとタピオカになります。

お店で売っているタピオカドリンクに入っているタピオカは黒いですが、本来のキャッサバ芋粉の色は白。

茹でると半透明になります。

黒いタピオカは黒糖やカラメル色素で色付けされているものになります。

このキャッサバ芋ですが、生の芋の状態では日本では食べることはできません。

根茎には「シアン化合物」という有毒成分が含まれているので、生の状態での輸入が禁止されているためです。

タピオカドリンクに入っている一般的な量のタピオカのカロリーは60Kcal。

飲み物の甘さのため、ドリンクにすると高カロリーですが、タピオカのみだとカロリーは低め。

腹持ちもするので、ダイエットにも。

タピオカドリンクを購入する際は甘さ控えめでオーダーしたいですね。

栄養価ではカルシウムと銅を多く含んでいます。

山芋

夏バテや疲労回復にいいと言われている山芋。

山芋の1番の魅力はそのネバネバです。

このネバネバ成分が胃の粘膜を保護し、塩分を体外に排出する働きのあるカリウムも多く含んでいるため、肝臓の働きも助けると言われています。

ビタミンEも多く含んでいます。

キクイモ

キクイモは1個あたり20Kcal弱。

キクイモはじゃがいもやさつまいもなどとは違い、デンプンがほぼ含まれていません。

主成分は「イヌリン」という水溶性の食物繊維。

カリウムを多く含んでいます。

芋に含まれる栄養素が髪の毛にいい理由

イモ類に含まれる栄養素が髪の毛や頭皮にいい理由も1つずつご紹介していきます。

ビタミンC

頭皮の弾力や毛細血管に必要なのがコラーゲンです。

このコラーゲンを生成するときにビタミンCが必要不可欠な存在になります。

イモ類にはビタミンCが豊富に含まれているので、まさに髪の毛に必要不可欠な食材ですね。

ナイアシン

髪の毛の成分であるケラチンを生成するときに必要な栄養素がナイアシンです。

そして、ナイアシンは血行をよくしてくれます。

血行がよくなると、髪の毛の生成や育成に必要な栄養素が血液を通してたくさん供給されるようになります。

カリウム

カリウムは体内の塩分を汗や尿と一緒に排出する役割があります。

利尿作用もあって、むくみを取るのにも効果的です。

利尿作用でカラダの中のいらないものを排出し、血液もサラサラに保ってくれるので、髪の毛には必要な栄養素の1つです。

ビタミンB6

ビタミンB6には新陳代謝を促す働きがあります。

髪の毛を生成している毛母細胞の細胞分裂を活発にしてくれるため、新しい髪の毛を作るためにはビタミンB6は欠かせません。

ビタミンB1

ビタミンB1は髪の毛の細胞の活動を活発にする役割があります。

この細胞が活発になることで、髪の毛に艶やハリが出てきます。

ビタミンE

ビタミンEには発毛促進、抜け毛予防などの効果が期待できます。

また白髪予防の効果もあると言われています。

髪の毛のボリュームアップには欠かせない栄養素といえます。

おすすめ芋料理

美髪のためにおすすめの芋料理は

・コロコロポテト

・カリカリチーズポテト

・タピオカ

・大学芋

・里芋の梅あえ

です。

今回はこの中から、「コロコロポテト」と「里芋の梅あえ」の2つのレシピをご紹介します。

コロコロポテト

・じゃがいもを3センチくらいの角切りにする

・片栗粉をまぶす

・多めの油を入れたフライパンを熱し、焼く

・きつね色が目安

・味付けは塩、焼き肉のたれ、甘辛、などお好みで。

さつまいもで作って、塩や砂糖をふりかけて食べてもおいしい。

山芋で作ってもまた食感が違い、おすすめです。

里芋の梅あえ

・里芋を茹でる

・竹串がすっと通ればOK(レンジでもOK)

・種を抜いた梅干しを包丁で細かくたたく

・かつお節と梅干し、ポン酢を里芋と混ぜる

ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもなります。冷蔵庫での保存も可能です。

まとめ

いかがでしたか。

カロリーがありそうだと倦えんしがちなイモ類ですが、以外とカロリーも少なく腹持ちもいいため、ダイエットにも向いている食材です。

また、髪の毛や頭皮に必要な栄養素がたくさん含まれていることもわかりました。

ぜひ、おやつにおかずに主食に、芋料理を活用して美髪を手に入れてみてくださいね。