若い人も侮れない
「薄毛」、このキーワードを聞いて、アナタはどのような反応をしますか?
ビクッとするヒトもいらっしゃることでしょう。
ですが、若い20、30代のヒトだったらどうでしょう。
「まだ自分に若いし、関係ないことジャン。」と、鼻で笑うことでしょう。
実際、薄毛のコトなんて頭のスミです。
そのため、「頭を洗ってもチャンと、ドライヤーで乾かさない。」とか、「ブリーチを何度も行う。」とか、「頭の中に発疹が出ても放置する。」など、薄毛にヨクナイことを平気でしてしまいます。
「早く寝たいし。」とか、「面倒だから。」という気持ちのほうが大きいのです。
髪にヨクナイと分かっていても、まだ先のことだからと、先延ばしにして、ナイガシロにしてしまうのです。
ですが、「薄毛」は本当に、若い人とは無縁なのでしょうか?
薄毛は若い人にも十分起こりうる、脅威なのです!
原因が自分由来であることもあります。
ですが、自分由来のものでない場合があることも忘れてはいけません。
不可抗力で病気になってしまった時に、薄毛になると、ココロもカラダも、落ち込みます。
若いのに、薄毛に悩むなんて屈辱的です。
恥ずかしく思えてくるので、あまり相談をすることもできません。
外に出るコト自体、難関です。
他人の目がどうしても気になるのです。
キャップを被れる時期は良いけれど、被れない時期は最悪です。
引きこもりがちになってしまいます。
そして、感情の負の連鎖に陥ってしまうのです。
ダイエットで髪も減量?!
1つ目、は、「ダイエット」です。
「チョット太ったから、当分のお夕食はいらないや。」とか、体重のことを気にしてしまいますよね。
特に、肌の露出が多い季節は絶対に痩せないと・・・。と、無理なダイエットをしてしまいます。
痩せたら、気持ちいいです。
体重計に乗れば、数字という分かり易いもので目に見えるので、楽しく「0、5キロ痩せれた!!」と、ゲーム感覚です。
そんなに太ってもいないのに、モデルのような4号の服が着れる細さを目指す女の子は多いです。
筋肉も脂肪もないようなスラッとしたカラダは若い子の憧れです。
お人形みたいに可愛いくなりたいだけ、そんなステータスを求めて、カラダを壊してしまうのです。
例えば、「過食嘔吐」を繰り返す子がいます。
痩せるために頑張って、可愛くなろうとしています。
でも人生上手くいかない。
だから、食べて、吐いて、自己嫌悪して・・・と、頭がグチャグチャになります。
可愛くなりたいだけなのにです。
栄養は食べても食べても、カラダを巡ってはくれません。
その分、出て行ってしまうからです。
その状態だと、髪の毛はどうなるでしょう?ブラシを軽く通すと、髪がゴッソリと抜け落ちてしまい、理解できなくて恐怖を感じます。また、髪自体がブチブチと切れてしまいます。
そのうちに、新しく生えてくる髪の毛自体、心許ないモノばかりになってしまいます。
そして、「○○ちゃん、髪薄くない?ハゲてる(笑)」と言われる日が必ずやってくるのです。
これを指摘されると、穴に潜りたい気持ちでいっぱいになります。可愛くなりたいだけだったのに。
髪に栄養が行き渡らないので、元々の髪も、新しい髪も、サヨナラです。
生まれてすぐ、餓死していってしまうのです。
「食事を作るのメンドクサイから、ポテトチップスでいいや。」とか、食べないコトを習慣になっていませんか?
若いからといって、食事に気を使わない必要はありません。
食事は、カラダの栄養のために必要です。
髪のためにも、栄養のある食事が大切です。チョット、食事を食べてみる。
最初は、少しずつで良いから、食べるてみましょう。
それだけで、変わってきます。
仕方ないけれど・・・薬で髪が抜けちゃう
2つ目は、「薬の副作用」です。
よく、ガンの治療で抗がん剤を使うと、髪が無くなる、と聞きます。
ガンは若い人には、チョットまだ、遠い存在ですよね。
ですが、若い人でも、副作用で薄毛に悩むヒトは大勢います。
例えば、精神安定剤や、副腎皮質ステロイド薬なども副作用で薄毛になることがあります。
若い人でも他人事ではありませんね。
例えば、副腎皮質ステロイドは長期投与を行うと、さまざまな副作用が体に影響を与えます。
ここで注意してほしいことは、短期の投与ならば起きないということです。
短期あれば、関係なく、問題でないことです。
ですが、短期ではなく、どうしても、長期投与として副腎皮質ステロイド薬を使わざる得な場合もあります。
「もう、今ある薬が効かない。全て試した。」とか、「新薬を待つ間だけだから。」とか、さまざまな理由がありますが、難しい、どうしようもないときです。
わかっているからこそ、必要な薬であるからこそ、困ります。
頭では「薬のせいどころか、この薬のおかげでラクなんだ!」とわかっています。
それでも、お風呂に入ったときに「なんだか、髪の量が少なくなった・・・?」と分かると、悲しくなります。
必要な薬だからこそ、薬自体を止めることができないので、打つ手がありません。
誰かに相談しても「病気が治るんだから、仕方ないことでしょ?」と一言で済む相談です。
自分自身が、それは一番わかっていることです。
贅沢な悩みに思えることでしょう。
でも、若い女の子の髪が薄くなるということは、決して小さな悩みではないのです。
カワイイ髪型をしようにも、毛量が足りなかった経験は、悲しいものです。
ガッカリして、外出も億劫になってしまいます。
やはり、このような状態からサヨナラするには、原因となる薬の副作用を取り除くことです。
まずは、お医者さんと相談して、薬の副作用で悩んでいることを相談してみましょう。
そうすれば、別の薬に替えて貰えるときもあります。
そうすれば、薄毛ともうチョットでサヨナラできるかもしれません。
また、もしも薬を変えてもらうことができなくても、相談したことで気持ちが楽になります。
お医者さんは、医療従事者なので、薄毛の悩みについて親身になってくれます。
他のヒトと違い、「仕方のないこと。」その一言で終わらせずに相談を聞いてくれるので、精神的にとても楽になります。
また、お医者さんは「あと、どれくらいの間その薬を使うか。」予想を教えてくれます。
出口のないトンネルではなく、出口がみえるトンネルにしてくれるのです。
あくまで予想ですが、「それだけで頑張ろうかな?」という気持ちが湧いてきます。
ゴールが見えていれば、少しは安心できます。
結論
若い人でも悩むんです。
このように、薄毛というのは若いヒトに無縁のものではありません。
遠い話でなく、もしかしたら薄毛に片足を突っ込んでいるかもしれません。
生え際がチョト薄かったり、髪の分け目の地肌が肌色に見えていることはありませんか?
現実もネットでも、24時間誰とでも繋がって監視し合っている世の中です。
今、若い人は仕事や学校が忙しくて食事もうまく摂れないことも多くあります。
帰ったら疲れてスグに寝てしまう、そんな一日を過ごさざるを得ないです。
いずれ、病気になります。
飲まなくて良い薬を飲まざるを得なくなります。
そうすると副作用で薄毛以外にも困る原因になるほこともあります。
例え病気にならなくとも、無理なダイエットなどのストレスで薄毛に悩むことになるのです。