お酒は髪の毛によくないと言われていますよね。
適量なら血行促進にいいとも言われていますが、その適量はビール2杯。
お酒が好きな人には辛い情報・・・。
そんな中、赤ワインが薄毛に効果的との噂を耳にしたので調べてみました!
薄毛も気になる、でもお酒も楽しみたい、という方の参考になれば嬉しいです。
Contents
レスベラトロール
赤ワインに含まれているポリフェノールが頭皮と髪の毛にいいと言われています。
その中でも「レスベラトロール」というポリフェノールが薄毛に関係していると考えられています。
レスベラトロールには
・動脈硬化
・肥満
・糖尿
・炎症
などに効果が期待できると考えられています。
血管を柔らかくすることで血中の酸素と栄養素を頭皮と髪の毛に届きやすくします。
そして、糖尿病になるとその症状の1つに抜け毛が出てきます。
さらに糖尿病の治療で使用するインスリン注射でも髪の毛が抜けてしまう人がいます。
そのため、糖尿を防いでくれるレスベラトロールは薄毛予防にも一役かっているということになりますね。
また、肥満になると汗をかきやすくなります。
頭皮の汗や皮脂を放っておくと雑菌が繁殖しやすくなり、炎症の原因になります。
炎症は抜け毛の原因になりますので、肥満を予防してくれるレスベラトロールを含む赤ワインを飲むことで薄毛予防にも繋がります。
赤ワインの効能
では赤ワインにはどんな効能があるのでしょうか?
血管の老化を防ぐ
赤ワインには血管の老化を防いでくれる効果があります。
血管が老化してしまうと、血管の弾力がなくなり、血流が悪くなります。
その結果、必要な酸素と栄養が頭皮、髪の毛まで行き渡らなくなり、抜け毛や薄毛の原因となってしまうのです。
その老化を防いでくれる赤ワインを摂ることで、血管の老化を防ぐことが出来ると言われています。
血管の老化を防ぐことは抜け毛予防だけではなく、動脈硬化や心筋梗塞予防にもなりますので、健康のためにもぜひ、摂取したいですね。
血行促進
赤ワインに含まれるアルコールは血行促進作用があります。
寒い時にはホットワインにするとより体が温まるのでおすすめです。
ホットワインにはフルーツを入れたり、ジュースを入れるレシピもあります。
アルコール分も多少ですが飛び、ビタミンも一緒に摂取できるのでおすすめです。
リラックス効果
適度なアルコールの摂取によってリラックス効果があります。
さらに赤ワインには「リン」が含まれていて、リンには不安神経症に効果があるとの報告がされていますので、他のお酒よりも赤ワインにはリラックス効果があるのです。
そして赤ワインに含まれるカルシウムにも精神安定の効果があるとされています。
赤ワインを飲むとリラックスするのにはそんな理由があったのですね。
フランスでは薄毛が少ない?
フランスといえば、「ボルドー」「ブルゴーニュ」など赤ワインの名醸地が多くあることでも知られています。
そんなフランスは日本より、動物性の油脂を多く摂取します。
パンやバター、チーズそしてお肉、揚げ物などフランス人は日本人よりも脂を摂取しているのです。
しかし、動脈硬化も薄毛も日本の方が多い。
なぜなのでしょうか。
その理由のひとつに赤ワインがあると言われています。
水の代わりに赤ワイン、朝でも赤ワイン。ランチにも赤ワイン。
国民1人あたりの年間ワイン消費量が日本が3.2L(750mlで4本)なのに対し、フランスはその10倍以上!
なんと毎日グラス1杯は消費していると言われています。
これは平均ですから、まったく飲まない人の分も含まれていますので実際はもっと多い印象です。
フランス人にとって、赤ワインは特別な時に飲む高級酒ではなく、日常の中に溶け込んでいるお酒なのです。
カフェでも夕方を過ぎると赤ワインを出すそうです。
この赤ワインを日常的に飲む習慣で自然と薄毛予防をしているのですね。
ホルモンの分泌を促す
赤ワインの香りには嗅覚器官を刺激する作用があります。
すると、消化酵素を含んだ唾液が分泌されます。
そして、赤ワインの酸味は胃酸の分泌も促します。
胃酸によって消化吸収がよくなるので胃腸の調子もよくなり、腸内環境も整います。
この2つの働きによって、ホルモンの生成を促し、ダイエットに効果があると言われています。
ダイエットだけではなく、ホルモンの分泌が多くなると抜け毛、薄毛にも大変効果的です。
赤ワインの適量って?
薄毛に効果のある赤ワイン。
その適量はどのくらいなのでしょうか?
適量は人により違いますが、一般的に1時間に約10gのアルコールを体内で分解すると言われています。
ですので、1時間にグラス1杯が適量とされています。
2時間かけて2杯くらいが1日の最大の適量です。
それ以上になると飲みすぎになってしまうので気をつけましょう。
安いワインでも効果はある?
高級ワインと安いワイン、その効果に違いはあるのでしょうか。
じつは高級なワインと安価なワインでは作り方も違うのです。
一般的に高いワインはブドウから作られます。
ブドウの実を細かくして皮や種ごと発酵槽に入れます。
ここでアルコール発酵をさせるのです。
そのあと、樽に移し熟成させます。
安価なワインはブドウからではなく、ぶどうジュースを濃縮させたものから作られる場合が多いです。
濃縮させたぶどうジュースを発酵させて作ります。
この原料のワイン用の輸入ブドウジュースが安価なため、安価なワインを作ることが可能なのです。
高いワインでも安いワインでも、健康に対する効果は同じですが、薄毛に関しては高級ワインの方が効果が期待できます。
ぶどうジュースを濃縮して発酵する際にポリフェノールが少なくなってしまうためです。
また、赤ワインに含まれるポリフェノールは熟成させると抗酸化作用が増加することがわかりました。
熟成させた高級ワインのほうがより、薄毛に効果があるのですね。
しかし、高級ワインを毎日飲むわけにもいきません・・・。
安くでも、多少効果が落ちたとしても継続することが大切なので、安価なものでも自分の好みのものを見つけて続けましょう。
風味がよくなくて飲めないな、と思ったら桃やいちじくなどの果物を赤ワイン煮にするのもおすすめです。
また、オレンジジュースなどで割っても飲みやすくなります。
牛肉などを赤ワインで煮ると立派なごちそうになりますし、ビーフシチューなどに隠し味で入れてもおいしくなります。
赤ワインと一緒に摂取するとより効果のあるもの
では、赤ワインと一緒に摂取するとより効果があるものをご紹介します。
何も食べずにお酒を飲むのはよくありません。
でも、せっかくなら効果的なおつまみにしたいですよね。
カプレーゼ
トマトとモッツアレラチーズのカプレーゼはチーズのたんぱく質、トマトのリコピン、ビタミンも摂取できるのでおすすめです。
モッツアレラチーズを水切り豆腐に変えても植物性のたんぱく質なのでよりヘルシーで、おすすめです。
まとめ
いかがでしたか。
健康にも美容にもいい赤ワイン。
抜け毛にも効果が期待できますので、同じお酒を飲むならビールよりも赤ワインがおすすめです。
おいしくて髪の毛にいいおつまみと一緒にいかがでしょうか?