女性の薄毛

薄毛の女性は実践している。内側から綺麗になる3つの習慣

女性の皆様は、お肌の美しさを保つために、髪の美しさを保つために色々と気を付けていることが多いでしょう。

それでもなんだか調子が良くない。
思ったような良い実感が持てない。

そんな思いを持っている方ももしかしたらいるかもしれません。

良い化粧品やシャンプーを使っていても、悪い生活習慣を続けていては勿体ありません。

まずは、もしかしたらやってしまっているかもしれない健康な髪の毛から遠ざかってしまう習慣をチェックしていきましょう。

悪習慣チェック

室内の湿度

昨今は外に出ることを控え部屋に籠っている時間が長い方も多いでしょう。

冬は暖房に当たり過ぎていることが髪の毛や頭皮の乾燥にも繋がっています。

必死に肌や頭皮を保湿していても、生活環境がずっと乾燥していたら勿体ないですね。

ただでさえ換気を心がけるように最近は言われていますが、それは頭皮の為にも実は必要。

加湿器を使い、換気を心がけ室内の湿度を40%前後に保つようにしましょう。

毎日シャワーで済ませている

時間が無いからシャワーだけで済ませているという方は多いでしょう。

夜寝る前にシャワーだけで済ませている方は、実はその後の睡眠の質を落としているかもしれません。

シャワーは外側だけを刺激し温めるので交感神経を優位にしている状態。

リラックス状態にするためには副交感神経を優位にすることが良いとされているので、温いくらいのお湯に10分浸かり副交感神経を刺激し身体を温めて、良い眠りにつなげてあげましょう。

何年も同じ髪型・分け目にしている

髪型を頻繁に変える方、髪色を頻繁に変える方、そのどちらでもない方がいるでしょう。

髪色を頻繁に変えるのはキューティクルを痛めるのであまり良くないことですが、分け目を頻繁に変えるのは正解です。

長い期間同じヘアスタイルで分け目が変わらなかったりいつも同じ髪の縛り方をしている方は、頭皮に負担をかけている可能性があります。

牽引性脱毛症といって髪が引っ張られ負担がかかり髪の毛が抜けてしまうという病気もあります。

ブラッシング方法

先ほども書きました牽引性脱毛症は髪が引っ張られダメージになると言いました。

強引なブラッシングもその原因になると考えられます。

ごしごし頭皮を刺激するのも良くないですね。

絡まった髪の毛を強引に引っ張ってとかすことも抜け毛の原因になります。

頭皮の血行不良も抜け毛の原因ですが、頭皮マッサージをすることと頭皮や髪の毛への負荷を減らすことが大切です。

豚や猪の毛を使ったブラシやバドルブラシが抜け毛予防や髪の毛の質をケアするのにおすすめです。

食生活

食品添加物が含まれる食品や、糖質脂質が偏って多いものばかりを好んで食べていませんか?

ビタミンミネラルの摂取を怠って偏った食事をしていることが抜け毛に繋がると考えられます。

髪の毛はたんぱく質でできています。

髪の毛の成長にはたんぱく質・ビタミン・ミネラルの三本柱が重要です。

キレイに近づく良い習慣

モデルさんも、女優さんでも、美しい人にはそれなりの理由があるのです。

そして美しくなるための努力をしている。

シャンプーのCMのようなサラサラな美しい髪を作るには、撮影前にプロの方に丁寧に時間をかけてブローしてもらっています。

経験があるかもしれませんが、長い髪にすればするほど毛先は細く傷んで縮れていくし、つやつやの状態を保つのは日々の努力が必要です。

髪の毛はたんぱく質でできています。

食生活、そしてホルモンバランスや自律神経などの心の状態も関わってきます。

髪の毛の成長を邪魔する習慣ではなく、美しさを保つための日々の生活を整える習慣をつけることで美しい髪や肌に近づくことができるでしょう。

食事の習慣

髪の毛の主成分であるたんぱく質を十分に摂取する必要があります。

そしてそれらを頭皮まで行き届かせるためにビタミン・ミネラルも十分に補う必要があります。

髪の毛の成長にはストレスも大きく関わりますが、ストレスがかかり自律神経が乱れることで活性酸素が多く生まれます。

活性酸素は身体の様々な不調に繋がります。

人間は酸素を取り入れて生きるのですから活性酸素は必ず共に生きていかなければならない存在。

ならば、それに対抗する助っ人である「ファイトケミカル」を進んで取り入れる努力をしましょう。

〇ポリフェノールが豊富なゴマ・緑茶・赤ワイン・コーヒー・生姜
〇カロチノイドが豊富な人参・かぼちゃ・トマト・赤身魚・海藻・卵黄
〇ビタミンEが豊富なアーモンド・大豆・落花生・ウナギ・カツオ・シジミ
〇ビタミンCが豊富なレモン・イチゴ・ミカン・ブロッコリー・サツマイモ

おやつに甘いケーキを食べたくなったら、生クリームのケーキよりもチーズケーキやプリンを選ぶ。

小腹が空いたらポテトチップスではなくゆで卵やアーモンドをかじる。

ただ、良いと言われるものも極端に摂り過ぎても不都合が生じる場合もあります。

食材だけで充分にとるのが難しいと感じるときは、プロテインやサプリメントで補う方法もあります。

その際は添加物や糖分にも気を付けて、自分の生活に合った種類のプロテインを選びましょう。

基本は、食事です。

補助的に使いましょう。

女性には大豆のイソフラボン効果も期待できるソイプロテインがおすすめです。

睡眠の習慣

ぐっすりと眠れたと実感が持てない方は、睡眠中も交感神経が働き副交感神経への切り替えができていないかもしれません。

成長ホルモンを十分に分泌させるためには、深い眠りに入る必要があり、布団に入ってもなかなか寝付けなくて何度も夜中にも目が覚めてしまう、はっきりとした夢を何度も見ているという方は眠りが浅い時間が多いかもしれません。

日中のストレスが原因で眠れないとも考えられますので、普段からストレスの対処に気を付ける事。

深呼吸して、リラックスできる時間を自分に為に意識して作ることも必要です。

アロマを焚いたり、部屋の照明などで寝る前の入眠儀式を作ってもいいでしょう。

アルコールを飲んでから眠るのを避けましょう。

スマホを見ながら布団に入ることも、睡眠ホルモンの分泌を妨げてしまうので避けましょう。

身体を温める習慣

血行改善は、頭皮の血流改善にも繋がります。

身体が冷えている方は、血管も収縮して流れが悪くなっている可能性があります。

首や肩のあたりを温めると、副交感神経にも働きかけることができストレス解消にも繋がります。

足が冷える事は腸などの内臓の冷えにも繋がりますので、足首を冷やさないようにしたりふくらはぎをマッサージして血行改善を促しましょう。

流れが滞ることを予防するために、食材で血行を良くする方法もあります。

例えば、生姜・シナモンが有名です。

生姜は加熱することにより「ショウガオール」という成分が生まれて、血行を促したり冷えからくる身体の痛みに効くと言われます。

シナモンは生薬で「桂皮」と言われますが、漢方薬に使われるだけあって効果も素晴らしく、身体の内側から温め毛細血管の衰退を防止してくれる働きもあり、末端の冷えにまで効くと言われています。

加齢によって毛細血管が減ることが肌のハリや髪のツヤの衰退にも関わってくるので、毛細血管を減らさないようにしてくれる、更に身体を温めてくれるシナモンは素晴らしい女性の味方と言えるでしょう。

さいごに

キレイな髪を持っている方は、キレイな心で気持ちのいい生活を毎日心がけているものです。

睡眠不足や乱れた食生活を平常運転としていると、イライラした気持ちや体調不良の悪循環も起こり、心も身体も衰えていってしまうかもしれません。

内側からキレイになる習慣を毎日少しずつ身につけていきましょう。