メイクをするとき、お出かけ前に鏡を見た時、前髪の生え際が薄くなっていることに気づくとショックですよね。
髪の色によっては地肌の色とのコントラストで目立ってしまいます。
前髪は人と対面したときに目に入りやすい部分ですから、気になってしまう方も多いのではないでしょうか。
そんなお悩みを持つ方に前髪が薄くなる原因とその対策、そして薄くなっても似合うヘアスタイルをお教えします!
Contents
前髪が薄くなる原因
まずは原因から説明していきたいと思います。
前髪が薄くなってしまう原因は主に
・牽引性脱毛症
・加齢による老化
・生活習慣の乱れ
・ストレス
・間違ったお手入れ
・紫外線
の6つです。
1つずつ、詳しく説明していきますね。
牽引性脱毛症
髪が常に引っ張られることによって薄くなってしまうことを「牽引性脱毛症」といいます。
俗に言う「ひっつめ髪」のように前髪も一緒に後ろに1つに束ねたり、前髪をきつく結んだり、ヘアピンで留めたりする髪型を長期間続けていると、それによって前髪が薄くなってしまうのです。
加齢による女性ホルモンの低下
歳を取ると女性ホルモンが低下します。
さらに更年期になると、女性ホルモンの1つである、「エストロゲン」が急激に減少してしまいます。
「エストロゲン」には髪の毛の成長過程の「退行期」「休止期」に移行するのを抑えてくれる働きがあります。
防波堤のような役割をしてくれているんですね。
髪の毛が抜けるのを防いでくれる「エストロゲン」が減ってしまい、抜け毛が増えてしまう、ということになります。
生活習慣の乱れ
生活習慣が乱れ、栄養バランスが崩れたり、睡眠不足が続くと十分な栄養が髪の毛まで行き渡らなくなってしまいます。
また、脂っこいものばかり食べていると毛穴が詰まりやすくなり、抜け毛の原因になります。
ストレス
ストレスを受けると私達の身体にある末梢血管は収縮してしまいます。
血管が収縮して血圧も上がり、血行も悪くなるため、手足が冷えてきたりします。
これは、手足の末端まで血流が行き渡っていないからです。
頭の血管にも同じことが起こっています。
すると、髪の毛に必要な栄養素が血液によって運ばれてきません。
それによって抜け毛が増え、薄毛の原因となってしまうのです。
間違ったお手入れ
間違ったお手入れを続けることも薄毛の原因になります。
ヘアケアの仕方は改まって教えてもらう機会があまりありませんよね。
ですので見よう見まねで間違ったケアを続けてしまうことにもなり、薄毛の原因となってしまいます。
紫外線
顔や身体には日焼け止めを塗っていても頭皮は気にしていない、という方は多いと思います。
紫外線を浴びてしまうと頭皮が炎症を起こしたり、毛細血管、リンパ管の働きが低下したりしてしまいます。
炎症を起こすと痒くて掻いてしまったり、皮が剥けてしまったりします。
毛細血管やリンパ管の働きが低下すると血行も悪くなり必要な栄養が運ばれなくなってしまうのです。
それが抜け毛、薄毛の原因に繋がってしまいます。
前髪が薄くなってきた時の対策
では薄くなってきたらどうすればよいのでしょうか?
今すぐ、簡単にできる予防法と対策をお伝えします!
生活習慣の見直そう!
まずは食生活を見直しましょう。
揚げ物など、脂っこいものは控えめに野菜をたくさん摂って、髪のもととなるタンパク質も摂取するように心がけましょう。
そして夜はなるべく早めに寝ましょう。
睡眠不足は抜け毛、薄毛の天敵です。
遅くても23時までにはベッドに入っていたほうがいいですね。
睡眠が充分になると、自律神経のバランスも整いますので、頭皮だけではなく、お肌にも心にもとっても良いのです♪
頭皮マッサージで血行を促そう!
頭皮が硬いと血行も悪くなり、栄養や酸素が不足してしまい、抜け毛の原因になります。
昔より、頭皮が硬くなった気がする、と感じた方はマッサージで血行を促進し、頭皮を柔らかくしましょう!
ブラシによるブラッシングも効果的です。
育毛剤を使おう!
もっと直接的なケアがしたい、と思っている方には育毛剤がおすすめです。
ポイントは女性用を選ぶこと。
効きそうだからと男性用を選んでも効果は半減かもしれません。
女性と男性では薄毛の原因が異なることもあります。
ですから、女性の薄毛に効果のある成分が配合されている育毛剤を選ぶことが大切です。
クリニックで相談してみよう!
外出したくないほど、薄毛が気になってきたやそれはAGAかもしれません。
専門のクリニックで相談してみましょう。
女性だし、行きにくいと感じる方も多いと思いますが、今はクリニックも病院らしさはなく、入りやすいオシャレなサロンのようなところも多くあります。
そんなクリニックを選んで行ってみてはいかがでしょうか。
紫外線を防ごう!
紫外線を防ぎましょう。
夏はもちろん、冬も曇りの日も私たちが思っている以上に紫外線を浴びています。
帽子や日傘などを活用しましょう。
長時間の外出の際は帽子は蒸れて抜け毛の原因となるため、避けたほうがいいですね。
帽子も日傘も苦手な方はスプレー式の全身に使える日焼け止めがおすすめです。
玄関においておけば外出するときに忘れずに済みますね♪
ご自分にあった紫外線防止アイテムを選んで上手に予防しましょう。
髪型、髪色を変えよう!
前髪の薄毛が目立ってきたら、ヘアスタイルを変えることも1つの対策になります。
前髪の分け目をいつもと逆にすると、髪の流れが逆らうため、ふんわりとします。
これは今すぐにできますので、ぜひ試してみてください。
また、黒髪だと地肌と髪色のコントラストが目立ってしまうため、明るめの色に染めても目立ちにくくなります。
黒からブラウンに変えるだけでもかなり目立ちにくくなります。
ただし、カラーリングは髪や地肌にも負担がかかりますので、肌に優しいカラー剤で染めること、あまり頻繁には染めないことに注意することも大切です。
月に一回までに抑えるといいでしょう。
前髪が薄くなっても似合うヘアスタイル3選
前髪の薄毛が気になるとおしゃれも楽しくないし、外出もしたくなくなってきますよね・・・。
そんな方に、前髪の薄毛をカバーして、おしゃれに自身がもてるヘアスタイルをご紹介します♪
長めの前髪を斜めに流すミディアムヘア
ミディアムヘアで老け顔防止!
斜め前髪を根元からふんわりと立ち上げて、斜めに流すと前髪の薄毛が目立ちません。
色は暗め〜明るめのブラウンがおすすめ。
比較的誰にでも似合う髪型ですので、チャレンジしやすいヘアスタイルです。
前髪短めショートヘア
あえて前髪を眉毛より短めに切ったショートヘア。
前髪の重さでぺたんこになるのも防ぎつつ、短くすることで視覚的にも薄毛をカバーします。
スマートに仕上げてしまうと、ボリュームが足りず、薄毛が目立つので全体的に根元からふんわりと立ち上げましょう。
ドライヤーで乾かすときにお辞儀をした姿勢で乾かし、髪を逆立てるように乾かすのもふんわりさせるポイントです。
ひし形シルエットのショートボブ
全体のシルエットがひし形になるように立体的にカットしたショートボブ。
立体的なスタイルなので、セットもしやすく忙しい方や不器用な方にもおすすめです。
ほんの少しだけ指先にワックスを取り、手のひらに伸ばします。
それを頭をクシュクシュするようにして馴染ませます。
髪の根元に空気を入れるイメージでするとセットしやすいです。
全体的に段も入っていますので、ボリューム感もアップし、薄毛が目立ちにくいスタイルです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
生活習慣を見直したり、マッサージで血行を良くしたり、紫外線の予防や育毛剤など、すぐにチャレンジできて継続しやすい薄毛のケアをご紹介しました。
ご自分に合ったやりやすいケアを試してみてくださいね。
そして、ヘアスタイルを変えることは気分転換にも繋がり、薄毛にはよくないストレスを軽減したりもできます。
美容師さんと相談しながら、ご自分に合ったヘアスタイルを見つけてみてください♪