Contents
オススメ!自己流の入浴後のタイムレースで勝つ方法
始めに
毎日の入浴の後、「顔や髪や体などを、どこから順番に乾かして保湿をすることが正しいの?」と、一度は悩んだ経験はありませんか?
「顔から乾かせば、髪が傷む。」とか、「逆に、顔を後に回せば乾燥して肌が荒れる。」とか、「顔を先に手入れすれば、今度は体乾燥はどうでもいいの?」と、悩みだしたらモヤモヤと、ああでもないし、こうでもないと、一番良い方法を探して迷子になってしまいます。
これが正解!というものはひとりひとり違います。
自分なりではありますが、アトピーや、薄毛や頭全身の皮膚トラブルをある程度経験し、悩んだ自分なりの入浴後の効率的な髪の乾かし方と体の乾かし方や保湿方法があるので紹介します。
〈例:「答えもどき」の手順〉
「答えもどき」として、1つの例の「Mさんバージョン」を挙げます。
同じ人でも、そのときの気温や湿度や季節、ストレスの有無や年齢、職業や病歴など、生活も環境も全く異なります。
その人に合った条件を考えても、「今日合ったものが明日は使えない。」など、一筋縄では上手くいかないので、ベストではなくともベターな「答えもどき」を自分なりに見つけることで、入浴後のケアの手順を形式化して、流れ作業のよう順を踏むことができます。
全体の流れとしては、このような手順になります。
〈例:Mさんバージョン〉
①「全身が濡れた状態でそのままシャワールームの中で、全身に保湿剤を付ける。」(水滴があまりに多いと、軽拭いておく)
②「顔にシートマスクを貼る。」
③「顔のパックを始めてから5分間以内に髪をタオルドライし、髪にオイルや美容液で保護してからドライヤーで乾かす。」
④「パックを外し、顔をケアする。」
⑤「髪にオイルや美容液を付け、ブラッシングする。」
以上の5の点の手順を踏みます。この流れならば、Mさんにとっては、どの体の部分も完璧に乾燥から保護することができます。
〈Mさんバージョンの手順の詳しい方法と注意点〉
①身が濡れた状態でそのままシャワールームの中で、全身に保湿剤を付ける。について
①をすると、部屋で乾いた状態で塗るよりも、保湿力が上がります。
この後にドライヤーの熱風から、意外と乾燥に弱い「耳」の乾燥を防ぐこともできます。
また、「首に皮膚トラブル」が出始めると、飛び火して頭皮もトラブルが起きることがあるので、それを水際でも防ぐことができます。
この手順は、全身の皮膚の乾燥から身を守れます。
また、シャワールームは入浴後すぐはとても湿度が高いので、乾燥が大敵の顔の手入れを時間稼ぎできます。
もし、気になったらボデイクリームを顔に軽く塗り、そのまま②の手順にいくか、その前に一度お湯で落とせば守ることができます。
置き場所が重要で、シャワールームから開けてすぐに取り出せる位置に入浴前から置いておくと使いやすいです。
不便な位置にあると、「今日はいいや、メンドクサイ。アシタアシタ。」と、アシタがいつまでも来ません。
少しでも障害物になりそうな因子はなるべく消し去り、しっかりと追い込んで準備しておくと習慣付けができます。
値段はピンからキリですが、自分の肌に合ったものを選びましょう。
今使っているもので十分です。
また、シャワールームの中で使用する専用の保湿剤も販売されています。
男性でも美容品に対する抵抗感が薄まるようで、便利で与えやすいです。
②顔にシートマスクを貼る。について
②美容パックをドライヤーの前に顔に貼ることで、頭を乾かす間でも顔が乾燥しません。
入浴後はなるべく早く顔のケアをしたいですよね。
シャワールームから出て部屋の空気に晒されると、肌と乾燥とのタイムレースが始まります。
なのでこのタイミングにシートマスクを貼るべきなのです。
先に貼っておくことで、顔の皮膚の上に乾燥のバリヤーができて守ってくれます。
いつも使っている化粧水でパックをしてもいいですし、袋入りのシートに液体が浸してあって出来上がているものを利用してもいいです。
肌に合ったものを利用しましょう。
ドロッとした油分が多いものの方が蒸発しにくい印象で、水っぽいものであると、ドライヤーの熱に負けて乾燥することがあるので、注意しましょう。
③顔のパックを始めてから5分間以内に髪をタオルドライし、髪にオイルや美容液で保護してからドライヤーで乾かす。について
ここからは、時間との勝負になります。
シートマスクの乾燥と皮膚の乾燥との戦いです。
なるべく短い時間でしっかり頭皮を乾かせるようにして、乾燥とのタイムリッミットを計算しながら乾かしましょう。
タオルドライをし過ぎると、頭皮のキュウティクルが痛みますし、頭皮にも負担になります。
頭皮はしっかりと乾かすことで、頭皮トラブルのもととなる、「カビ」が生えないようにしましょう。
頭皮を清潔に保てないと、薄毛のリスクが上がります。
頭皮の毛穴が詰まらないように清潔にすると、毛の成長を促せます。
ドライヤーの前に髪用のオイルや美容液を塗ると、髪が熱風の傷みを和らげます。そのとき、毛先のみに適量付けて、全体にブラッシングをして整えます。ドライヤーの熱で髪が傷まないよう、先に塗りましょう。
④パックを外し、顔をケアする。について
しっかりとパックをした後は、美容液やクリームでセルフケアをしましょう。
顔と頭皮は一枚で繋がっていますので、顔を整えてあげて、体も心もリフレッシュすることが大切です。
体に合った商品を使うことで、より効果的に顔に栄養を与えましょう。
朝であれば、化粧をしながら日中は外気にさらされて負担がかかるので、その前に負荷を小さくできるように、化粧が崩れないようにケアを行うことが求められます。
また、夜であれば、汚泥のような一日の疲れを補い、明日の予防を行いましょう。
⑤髪にオイルや美容液を付け、ブラッシングする。について
⑤この時、髪にオイルや美容液を付けますが、③の時に多めに塗ったら塗らなくてもいいし、面倒であれば、③の時に1回に塗る分の全量を塗ってしまっても良いです。
この時にしっかりとブラッシングすることで、清潔になった頭皮と髪に沢山の栄養を与えられます。
また、マッサージ効果もあり、薄毛やストレスの緩和、結構の促進などが与えられます。
薄毛や頭皮トラブルには、ストレスが大敵なので、直接的にも間接的にも効果のあるブラッシングをより効果的に、効率的に行えるようにすると、より有意義な時間になります。
〈「流れ」を作ることは自分を守る間違い探し〉
その「答えもどき」の基本の手順を見つけられると、通常時はそのまま流用すればいいので、流れ作業で楽です。
また、頭皮にトラブルが起きたなどのイレギュラーな場合には、「答えもどき」に足し算や引き算をし、順番を入れ替えてみることで、対応します。
例えば、「入浴後は顔をケアせず、他のケアをした後で顔をケアしよう。」と、行動するときがあります。
なぜなら、髪のケアに時間がかかりそうだったからです。
入浴中は顔の日中の汚れはある程度落せていますので、他のケアの後に「洗顔し直す」ことで、上記の手順と変わりないような顔の状態を保つことができるのです。
仮に一日分上手くいかなくても、未来の自分が補ってくれるので安心です。
毎日の日常生活でも、流れ作業で体中をケアするので、肌や髪からの体調の違いが間違い探しのように表れます。
「ここ、何か刺された?」、「蕁麻疹や水膨れができているから、アレルギー反応?」と、いつも体を観察することで、体の異常を発見しやすくもなり、早期にその異常を取り除くことができます。
掛かる時間も少なくなりますし、医療費も安く抑えられます。
終わり
このように、入浴後というのは戦場なのです。
乾燥は頭皮にも髪にも顔にも体にも大敵です。
体は一枚の皮で出来ているので、全ての行動が全身に影響を与える要因になることもあります。
そのことを忘れず、時計を見ながケアに当たることをオススメします。