女性の薄毛

肝機能が原因⁈薄毛女性の髪の成長に密接な関係

髪のために重要なのは、5つの臓器がある中の腎臓と肝臓と脾臓の働きになります。

腎臓は、生命エネルギーの源になります。

腎臓が弱ると、髪も弱く細くなります。

肝臓は、血を補う働きがあり、血液不足になると、髪の状態が悪くなることに繋がります。

腎臓と肝臓の働きを高めるが重要になってきます。

また腎臓や肝臓の働きと並んで大事なのが、脾臓の働きです。

腎臓とは?

カラダのなかの老廃物をカラダの外へ排出。

血液をろ過し、老廃物や塩分を尿として必要ないものと必要なものを見分け、カラダの外へ捨て、必要なものはまたカラダに吸収されます。

他にも働きがあります。

・血液をつくる。
・血圧を調整する。
・体液量とイオンバランスの調節。
・強い骨をつくる。
・「レニン」や「エリスロポエチン」といったホルモンを分泌。
・ビタミンDを活性化させる。

これらの働きはどれも、人間の生命を維持していくうえで、とても重要なことです。

腎臓の働きが悪くなるとどうなるのでしょうか。

尿が出なくなることで、老廃物や毒素が溜まってしまい、尿毒症を引き起こします。

腎臓の機能が低下するに従い、むくみや血尿が出ることも。

その自覚症状は、悪化したり、末期的な状態になってから症状として現れます。

腎臓や肝臓は「沈黙の臓器」と言われるだけありますね。

その前にまず現れやすいのが、抜け毛から始まり薄毛です。

ここで重要な2つ目の機能が肝機能です。

髪の栄養素は肝臓部分で育成されています。

肝臓が弱ってしまうと抜け毛や薄毛に繋がる可能性があります。

髪の成分であるタンパク質を作っているのが肝臓になります。

そのことから機能低下は髪の毛にも色々な影響を及ぼすのです。

肝臓とは?

右の肋骨に守られるようにして、体重の約50分の1を占めて存在している最も大きい臓器です。

肝臓の主な働きが3つ

1.カラダに必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵

肝臓では胃や腸で消化された栄養が貯蔵されます。

新陳代謝することで、カラダだけではなく、髪の毛に欠かせないタンパク質になります。

その他にも肝臓では多くの新陳代謝を担っており、糖・脂質・アミノ酸・ビタミンが肝臓で合成されています。

2.有害物質の解毒・分解

有毒な物質であるアンモニアは、腸管内の細菌によって食物中のタンパク質から作られています。

アンモニアやお酒などは、肝臓の働きによって、カラダに毒性の低い無害な形に変えて、尿と共に排出しています。

では、肝機能が低下してしまうと、分解ができなくなり、血液中にアンモニアが増えてしまうことで、脳に障害が出る可能性が高くなります。

このことから脳に血流が悪くなり、頭皮の毛穴が詰まりやすく、抜け毛や薄毛に繋がります。

その他にもさまざまな症状が出る可能性も高くなります。

3.食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌

消化液である胆汁を生成しています。

幹細胞で絶えず生成され、脂肪を乳化させることで、消化吸収しやすくさせる働きをしています。

食べたものは、胃や腸で吸収されやすい形に変えられ肝臓へ送られています。

その時、肝臓でいろいろな成分に変わり、動脈を通って必要な場所に配られています。

例えば、食事からとった糖質は、グリコーゲンとして肝臓に蓄えられ、睡眠中にエネルギー源として血中に放出されます。

このことから、睡眠の重要さがわかります。

不要になった老廃物は、静脈を通って肝臓へ戻され胆汁へ排泄されるのです。

その老廃物の一部は再び吸収され、肝臓は栄養素の生産のリサイクルをしています。

脾臓の働きも重要

血液中の古くなった赤血球を壊す働きをしてます。

また、からだの中に入ってきた病原菌や細菌などがたたかう抗体を作り、新しい血液を溜める働きもしています。

脾臓が働きが良くなると、血液がサラサラになり、全身の血液循環がよくなります。

同時に手や足の指先まで血流が良くなるため、頭皮の血行もよくなり、髪の毛にも栄養が行き届きます

油分が多い料理などを食べてばかりだと、肩凝りがひどくなる、ストレスが多くなる、頭皮が固くなるなどの要因になり、薄毛の原因とも結びつきます。

そのことから髪の毛・腎臓・血液の関係に悪影響を与える事が原因となるという話につながります。

肝臓と髪の繋がり

肝臓は、人間の内臓のなかで最も頭皮や髪の毛に関係する臓器であり、新陳代謝で髪の主成分であるタンパク質が作られます。

このタンパク質が頭皮の毛細血管まで届くことにより、健康的な髪の毛へとつながるのです。

肝臓の機能が低下した時、肉や魚を食べるだけで直接タンパク質を摂取すれば、タンパク質がすぐ栄養になると考えている人も多いのではないでしょうか。

実は、このようにして摂取したタンパク質は栄養にならないのです。ご存知でしょうか。

肝臓でタンパク質は血漿タンパク質という形に変化するのです。

その変化があって初めて髪の毛の栄養になることができます。

つまり肝臓の働きなくして髪の毛の成長はないに等しいですね。

肝臓が何らかの原因により弱ってしまうことで、タンパク質が十分な量生成されなくなり頭皮へ栄養が届かなくなります。

栄養が届かなくなることが頭皮環境の悪化に影響し、その結果、抜け毛・薄毛に結びついてしまいます。

また肝臓は、さまざまな機能を担っているため、倦怠感や自律神経の乱れによる不眠、血液に異常が出てしまうなど、カラダへの影響が出やすいのです。

毛髪へのダメージはこうした症状に比べると重要度が低いとされてしまいますが、肝臓機能の低下により早い段階で抜け毛などの症状が出はじめます。

食生活の中で気をつけるポイント

皮脂が多く摂取に注意!

お酒を飲むとアルコールを分解するために大量のビタミンBが使われます。

ビタミンB不足になってしまうと、毛穴を塞いでしまう可能性が高くなり、髪の再生が出来なくなり、放置することで、毛根がなくなってしまいます。

そうすると、毛根は再生にはならず、髪が生えることがなくなります。

糖分が増えすぎに注意!

お酒を飲むとどうしてもおつまみが欲しくなりますね。

または、お酒の種類によっては糖分が多いものもあります。

糖分が増えると皮脂の分泌を増やしてしまい同じく抜け毛や薄毛の原因にもなりかねません。

糖分はお酒だけではなく、炭水化物にも含まれているため、食べ過ぎに要注意です。

眠りが浅く不眠症には注意!

お酒を飲むと眠りが浅い!という人も少なくありません。

テンションが上がり興奮状態が続き、副交感神経に変わらないためです。

適切な時間帯に睡眠が取れないことで、成長ホルモンがでなくなり、髪の成長が悪くなり、身体の疲れも取れなくなり、何よりも抜け毛や薄毛になりやすいのです。

頭皮の厚みがお顔にも影響が‼︎

もともと頭皮は厚みがあります。

体の中でも重力の影響を受けやすいのが頭です。

乾燥が進むことで、頭皮の水分が少なくなり、スカスカな状態になり、頭皮が下がる原因に繋がります。

頭皮と顔は皮一枚で繋がっていますので、お顔のたるみ・ほうれい線も頭皮が下がることによりどんどん加速してしまいます。

頭皮のたるみで、目尻が3㎜程下がります。

また、重力によって押しつぶされた頭皮は、硬くなり、薄くなり、ときには浮腫みぶよぶよ頭皮になり血行不良を起こします。

そうなると、細毛や白髪も増えます。

頭皮の保湿ケアや頭蓋骨の位置によって、お顔のシワやたるみは大きく変化します。

それだけでなく、頭蓋骨が正しい位置になることで、首の位置も変わり、肩凝りが軽減しやすく、お顔の筋肉も緩和し、血流が良くなると同時に、健康で美しい髪を育てることができます。

うるおいのある頭皮は、指で触ると跳ね返すような弾力があります。

そして、頭のハチが小さいなることで、額の丸みが出てくると、骨盤の位置が整いやすくなるため、頭皮の厚みが変わり、毛髪が新しく生えやすくなります。

ヘッドマッサージや頭蓋骨矯正などがオススメです。