女性の薄毛

おとなの薄毛女性の髪エイジングケア 

「キレイな髪の毛にするためにヘアサロンへいく」という人が多い世の中になってきました。ヘアスタイルを整えることは女性の身だしなみとして大切なことです。

しかしヘアサロンへ通うだけでは本当の解決にはなりません。

いくら素敵なヘアスタイルでも、髪の毛が傷んでいては台無しです。それが大人の女性ならなおさらのこと。

大人の髪を美しくする解決策、それは、その場だけをキレイにする美容だけでなく、ケアする美容です。

この記事ではおとな女性の髪のエイジングケアをご紹介していきますので、本当のキレイを目指す女性の方は是非参考にしてください!

頭皮ケア

「健やかな髪の毛を保つには、まずはと頭皮ケア」という意識は広がりつつありますが、正しくケアをできている方はまだごくわずか。

むしろほとんどの方が正しいヘアケアを知らずに、頭皮が悲鳴を上げている状態です。

間違ったヘアケア

例えばシャンプー&トリートメント。直接シャンプー剤を頭皮に充ててゴシゴシ洗っていませんか?

シャンプーは洗顔料と同じで、良く泡立てて、泡で汚れを包み込んで落とします。

頭皮をゴシゴシしながら泡立てるのでは、汚れを浮かすことができないばかりか、摩擦でキューティクルを傷めることに。

しっかりと洗い流せていない人も多く、シャンプー剤が頭皮に残り、乾燥の原因になっています。

さらに、多くの女性が悩んでいるのが、頭皮の毛穴の皮脂詰まり。その原因のほとんどがトリートメント剤によるものです。

トリートメント剤は髪の毛の根元まで付ける必要はありません。

多くの女性のヘアケアは誤解だらけです。こうした誤解のもとで行われている毎日のヘアケアが、髪の老化の大きな原因になっているのです。

髪の状態に合わせて細かくケアする

髪の状態を健やかにするために習慣にしたいのが、頭皮マッサージ。

ストレスを受けて固くなった頭皮に、適度な圧をかけながらマッサージをすると、リンパと血液の循環がスムーズになって新陳代謝が促され、毛根が鍛えられるので、抜け毛対策にもなります。

頭皮を刺激するという意味では、ブラッシングも大切で、特にシャンプーの前のブラッシングは欠かせません。

髪の毛についたほこりをとり、毛穴に詰まった汚れを浮き立たせるのに有効です。

洗髪後のアウトバスケアでは、ドライヤーをする前に頭皮の潤いを保つローションを。

さらに髪の毛には髪専用の化粧水や美容液がおすすめです。それからドライヤーで乾かすことで髪の毛に重さを持たせたヘアスタイルにしたいときに役立ちます。

あれこれを一度にするのは大変です。でも、すべては未来の美髪のため。髪の毛を正しく洗うだけでも、老化しらずの髪の毛へと確実に1歩踏み出すことができます。

ブラッシング

健やかな美しい髪の毛を目指す全ての女性二週間にしてほしいのが、ブラッシングです。

1本持つなら動物毛のブラシがおすすめ。毛に適度に油分を含んでいるので、頭皮環境を整えるだけでなく、髪の毛に自然な艶を与えることができます。

またスタイルの決まる扱いやすい髪質に変化させたり、フェイスラインをキュッと引き締めてくれる効果もあります。スキンケアとしても有効的です。

シャンプー前の習慣に

ブラッシングは髪や頭皮に付着したほこりやよごれ、そして古くなった角質を落とし、毛髪環境を清潔に整える効果があります。

髪の毛の長さやスタイルに関係なく、シャンプーの前には必ずブラッシングをする習慣を付けましょう。

額のシワ対策に

前髪をかきあげるようにブラッシングをすることで、気になる額のシワをプレス。毎日続けることで、すでにできてしまったシワも目立たなくなります。

フェイスラインのリフトアップに

サイドから頭頂部に向かってのブラッシングは、目じりのシワに効果てきめん。

右サイドは左手を、左サイドは右手を用いるとスムーズです。

ボリュームアップ

前かがみになりながら、うなじから頭頂部に向かって圧をかけるようにブラッシングをすると、後頭部の血行が良くなり、首や肩の凝りの軽減も期待できます。

シャンプー

シャンプーは頭皮を洗うためのステップ。まず、シャンプー前の予洗いがとても大切です。

それからシャンプー剤を使い指の腹で頭皮の毛穴を意識しながら、泡の弾力を利用して汚れを浮きだたせます。

泡立ちが悪いと髪の毛に摩擦がかかり、キューティクルの損傷を招くので要注意。すすぎの際も、頭皮をマッサージするようにし、洗う時よりも時間をかけてしっかりと洗い流しましょう。

髪の毛にシャンプー剤をのせていく

頭皮までしっかりお湯で濡らして予洗いしたら、適量のシャンプー剤を手のひらに取り、水を数滴加えてなじませ、頭頂部とサイド、後頭部に乗せていきます。

泡で髪の毛全体を包み込む

指の腹を使って髪の毛に空気を含ませるようにマッサージしながら、きめ細かいもこもこの泡を作ります。

フロントセンターから頭頂部へ

洗い残しの多い頭頂部を、前方から後方にかけて指の腹をジグザグに交差させながら、頭皮をしっかり洗います。

頭皮の毛穴を指の腹で意識し、汚れを浮き立たせるような気持ちで行います。

すすぎはしっかり丁寧に

あご先をやや上げ、38~40度のお湯でしっかり洗い流します。生え際、頭頂部、後頭部、両サイドとすすぎ残しがないように、ぬめりがなくなるまで流しましょう。

トリートメント

トリートメントは髪の毛に働き替えるステップです。漫然と髪の毛全体に塗布するのではなく、メリハリを付けるのがポイントです。

ダメージを受けていない根元付近に多く塗布すると髪の毛が重くなってボリュームダウンする恐れがありますので、毛先を中心に揉みこむようになじませます。

髪質や仕上がりのイメージで、リンスやコンディショナーを使い分けてもいいでしょう。

毛先になじませる

両手を使って髪の毛の成分を軽く絞るようにオフしたら、手のひらに適量のトリートメント剤をとり、毛先やダメージが気になる部分を中心に揉みこむようになじませます。

手に余ったトリートメント剤は髪の毛表面になじませ、頭皮にはつかないように注意します。

コームで毛先をとかす

目の粗いコームで毛先をとかし、トリートメント剤を毛先にまんべんなくなじませます。

キューティクルがはがれてしまうため、ブラシを用いてはいけません。

テンションをかけて浸透させる

両手を使って髪の毛をややひっぱるようにしてテンションをかけながら、それぞれの手を交互に毛先まで滑らせて浸透させます。

ホットタオルなどでスペシャルケア

市販のヘアキャップ、もしくは熱めのお湯で絞ったホットタオルで顔全体を包み込み、湯船につかってトリートメントをしっかり浸透。

3~5分置いた後、トリートメントのぬるぬる感がなくなるまで洗い流したら、すすぎは完了です。

正しいエイジングケアで若々しい髪の毛に!

いかがでしたでしょうか?この記事では艶のある髪の毛を作り上げるために日々行いたい正しいヘアケアについて解説してきました。

カラーやパーマをファッションとして楽しむ女性が増えている一方、髪の毛のダメージを気にされる方もまた増えています。

そうした方に正しくヘアケアをすることで、髪の毛は美しく生まれ変わるということを知ってください。

髪は肌と同様、ケアすることで美しくなるものです。髪の毛の艶がないと悩んでいる女性の方は、是非この記事を参考にして、若々しい艶のある髪の毛を手に入れてくださいね!