女性の薄毛の原因には、色々な原因があります。
・ストレス
・病気
・女性ホルモン
・遺伝
・加齢
その原因によって治療法が違うので、日頃のケアが意味のないものになってしまったり、
さらに逆効果になっていた、ケア方法が間違っていた、
なんてことになったら悲しいですよね。
一生懸命のケアの結果を出すために、その薄毛の原因が何なのか、また将来薄毛になる可能性を知り、ケアをするためにはどうしたらいいのでしょうか。
薄毛をしっかりとケアするためにも、原因を見つけないといけません。
遺伝子検査は特定の遺伝子を調べることで、将来薄毛になる可能性と、その原因をしることができます。
今は薄毛ではなくても、将来薄毛になる可能性までわかるので、事前に予防ケアをすることも出来ますし、初期段階でのケアや治療を行うことが出来ます。
今回は薄毛の遺伝子検査について、詳しくご紹介していきたいと思います。
Contents
薄毛になる原因が遺伝子検査でわかる?
遺伝子検査で調べることができるのは、男性型脱毛症です。
男性型脱毛症はAGAと呼ばれていて、CMや広告などで目にするので、言葉は知っているという方も多いのではないでしょうか?
遺伝子検査では、この男性型脱毛症の発症を予測します。
遺伝子検査は血液採取ではなく、綿棒で口の中を数回こするだけなので痛くも有りませんし、時間も短時間で済むというのがメリットの1つです。
キットによっては唾液の採取の場合もあります。
また、綿棒で口の中をこするだけなので、特別な医療資格がなくてもできるということで在宅で検査できるキットも販売されています。
在宅キットは自宅に送られてくるキットで検査をしたら、それをまた郵送で送るだけです。あとは結果がでるのを待つだけなので忙しい方にも人気の検査方法です。
送ってから結果が出るまでには約1ヶ月くらいかかるのが平均的のようです。
キットを販売している会社が検査をするのではなく、その会社からまた専門の検査機関へ送られて検査されるので、1ヶ月くらいかかってしまうんです。
検査結果と一緒に薄毛について、今後どうしたらいいのか、などのレポートも一緒に送られてくるものが多いので、ただ検査結果がわかるだけではなく、今後のケアの方向性もしっかりと定められるので、参考にしたいですね。
遺伝子検査でわかる薄毛の種類
薄毛には
・牽引性脱毛症
・加齢による薄毛
・ホルモンバランスの乱れによる薄毛
・ストレス
など色々な薄毛がありますが、遺伝子検査でわかるのは「男性型脱毛症」のみです。
脱毛関連遺伝子のアンドロゲンレセプター遺伝子を調べることで、薄毛のリスクを教えてくれるものです。
ホルモンバランスが崩れている場合は婦人科などの血液検査で知ることが出来ます。
牽引性脱毛症は髪の毛を長期間引っ張ることでなってしまうものです。
遺伝子検査ではなくとも、原因を知ることができるので、心当たりがある場合は検査や医師に相談などをしてみるといいですね。
逆に原因がわからない薄毛の特定に、消去法として利用する人もいます。
ストレスやホルモンバランスの乱れは、多くの女性が経験することです。
・ストレス
・加齢
・ホルモンバランスの乱れ
・食生活の乱れ
・睡眠不足
多くの方が数多く当てはまるのではないでしょうか?
一体、自分の薄毛の原因はなんなのか、そんなケアをしたらいいのか、原因を絞る意味で検査を受ける人も。
女性でも遺伝子検査で薄毛の原因がわかる?
遺伝子検査でわかるのは「男性型脱毛症」だということをご紹介しました。
ということは女性は無理なのか、というとそうでもありません。
女性の体の中にも男性ホルモンは存在します。
一般的に女性は男性よりも男性ホルモンが少なく、女性ホルモンが多い傾向があるので、男性型脱毛症を発症する可能性は男性よりも低めです。
しかし、中には男性ホルモンが増えやすい体質の遺伝子を持った女性もいます。
遺伝子検査では、女性の場合XとY、両方の遺伝子検査を行うことで、薄毛のリスクを検査します。
ただ、男性用の検査キットでは女性の薄毛リスクを検査することができません。
ですので、女性は女性専用のキットを購入するか、女性専用の遺伝子検査を行っているクリニックへ行って検査する必要があります。
男性用のもので検査をしないように注意しましょう。
遺伝子検査の費用はいくら?
遺伝子検査は保険適用外なので、その方法によって費用に差が出てきます。
遺伝子検査キットなら平均で10,000円ほどで検査をすることが可能です。
クリニックの場合、診察料や初診料なども含まれるため、20,000円〜30,000円ほどかかることもあります。
検査にかかる期間はどちらの場合でも2週間〜1ヶ月ほどかかります。
簡単に男性型脱毛症の検査だけしたい場合はキットでいいでしょう。
一見高額に思えるクリニックですが、男性型脱毛症のリスクが少ない場合でも、足りていない栄養や他の薄毛の原因など、
トータルで診察してくれますし、薬やサプリメントの処方も可能です。
男性型脱毛症だけではなく、薄毛を治療したい場合や全体として診療してほしい場合はクリニックへ行ってみるのもいいかもしれませんね。
また、キットでも病院でも18歳未満の検査には保護者の同意が必要になります。
遺伝子検査で原因がわかったらしたいこと
遺伝子検査では、将来の薄毛に関することもわかります。
早めに自分にはどんなリスクがあるのかを知ることで、対策やケアをすることができるのは最大のメリットですね。
また、自分のリスクを知っておくことで、薄毛になりやすい行動を避けることもでき、発症する年齢を遅らせることも出来ます。
気をつけることや髪の毛のために摂りたい栄養素は、リスクがある、ないに関わらず同じです。
しかし、将来の自分の可能性を知ることで、より気をつけることも出来ますし、不安を消すこともできます。
女性の薄毛専用のクリニックでは、検査の他にその人に必要な(足りていない)栄養を補うためのサプリメントの処方や、
薄毛予防や改善のためのヘッドマッサージや治療なども行っていますので、検査の結果治療をしたい、本格的に予防をしたい場合にもいいですね。
ただ、遺伝子検査は将来の薄毛のリスクを検査で調べるものです。
必ずそうなるとも限りませんし、可能性が低くてもなってしまう場合もあります。
病気を予防するものではないので、そういったことも踏まえた上で検査を受けましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
女性でも薄毛の遺伝子検査を受けることが出来ます。
将来の薄毛発症の可能性を知ることで、今後どうケアをしたらいいのかなどを知ることができるので、気なる方はぜひ受けてみてください。
結果がわかるまでにクリニックでもキットでも約1ヶ月ほどはかかります。
自宅でセルフ検査のできるキットなら、気軽に検査することが可能です。
郵送で送られてきて、郵送で送り返すだけなので、外出したくない状況下でも人と接することなく検査可能なのは嬉しいですね。
遺伝子検査キットも、色々な会社から販売されています。
綿棒で口の中をこするだけのものや、唾液を採取するもの、費用も様々なので自分に合った検査キットを見つけましょう。