Contents
グレイヘアを美しく保つコツとは?
最近、さまざまな雑誌やメディアなどで、グレイヘアという言葉をよく見かけます。
グレイヘアとは、白髪をカラーリングせずに、そのままの姿を生かしたヘアスタイルのことを言います。
今までは、白髪になれば美容室や自宅などで染めるのが一般的でしたが、最近はありのままの自分の姿を肯定するという意味で、染めずに自然のままにしておくという考え方がブームとなっています。
そこで今回は、グレイヘアの主な特徴や、グレイヘアを美しく保つコツなどについて詳しく見ていきたいと思います。
グレイヘアの主な特徴とは?
最近話題となっているグレイヘアの語源は、黒い髪と白髪が混じり合った様子が状態が白というよりは灰色、つまりグレイに見えるからというのが始まりのようです。
また英語のgrayには、灰色という意味の他にも、円熟した、老成したという意味もあり、そのような意味合いも含まれていると思われます。
「白髪染めが面倒」という本音も
ではなぜここまでグレイヘアが人気となってるのかと考えると「女性が上品で美しく見えるグレイヘアに憧れがあり、いつか自分もしてみたい」という気持ちがある一方で、普段白髪染めをしている方が、正直1~2か月ごとにカラーリングするのは面倒である、またそこにかかるコストや肌トラブルなどの心配から解放されたいという本音も見え隠れしているようです。
しかしやはりグレイヘアに関する憧れも強く、あるメディアのデータによれば、女性の半数以上は「いつかは白髪染めをグレイヘアにしたいと」と答えており、さらに90%の方が「グレイヘアになれる方法をぜひ知りたい」と考えています。
しかしもちろん中にはさまざまな声あり「ただ染めないで放っておいているように見えるのでみっともない」「グレイヘアだと老けて見られるから嫌」などというような反対意もあります。
グレイヘアにする際の注意点とは?
実はただ白髪染めをせずにいたからといって、グレイヘアになることはできません。
グレイヘアになれるまでには、ショートやボブの場合は1~2年、ミディアムヘアやロングの場合は、なんと3~4年はかかるといわれています。
グレイヘアを美しく仕上げるためには、ヘアカラーをうまく利用することが重要なポイントとなります。
特に白髪からだんだんグレイヘアに変わっていく間は、プリンヘアになってしまわなようにうまくヘアカラーで髪色をだんだん明るくしていき、徐々に本来の髪に戻していくことが大切です。
何度も白髪染めを行うと、新たに伸びてくる白髪と明るさが違いすぎて不自然に見え違和感があります。
ですからその違和感をなくすために、少しずつ様子を見ながら明るくしていく必要があります。
そうすることにより、白髪とカラーリングをした髪の差をだんだん少なくしていきます。
このように、時間をかけてグレイヘアへと移行していくのが一番理想的であると言えるでしょう。
グレイヘアを美しく保つコツとは?
グレイヘアになったからといって、そこで終わりではありません。今度はきちんとケアをして美しい状態に保たなくてはなりません。
そこでここでは、グレイヘアを美しく保つコツについて詳しく見ていきたいと思います。
自分の髪質に合ったシャンプーを選ぶ
シャンプーは髪の状態に大きく影響を与えるため、正しく選ぶことが非常に重要です。
グレイヘアを美しく保つためにはシャンプーの洗浄力も大切ですが、実は洗浄力が強ければいいというわけでもありません。
逆に洗浄力が強すぎてしまうと、頭皮や髪を傷めてしまう結果になる場合もあるため要注意です。
頭皮や髪の汚れをしっかり落としたいという方には、ラウリル硫酸Naなどの成分が入ったシャンプーがよいですが、洗浄力はほどほどでも髪や頭皮にも優しいものを使いたいという方には、アミノ酸系のシャンプーがおすすめです。
また髪を洗った後に、指通りが良くなるかどうかも大切なポイントです。指でとかした時に髪がきしんでいる場合は、そのシャンプーがあなたのと髪質と合っていない可能性があるため、シャンプーを変えてみることをおすすめします。
しっかりトリートメントする
白髪は黒髪と比較すると水分量が少なく痛みやすいため、トリートメントが特に重要です。
髪の水分量が少ないと、黒髪に比べ髪がパサついていたり、ゴワゴワしているように見られがちです。
ですから髪のツヤを保つためには、髪がなめらかになりまとまりやすく、なおかつツヤも与えてくれるオイル系のトリートメントがおすすめです。
ドライヤーをかける際の注意点
シャンプーやトリートメントと同様に、ドライヤーをかける際にも注意がとなります。洗髪後にタオルドライをしたら、髪をドライヤーの熱から守り乾燥を防ぐために、髪にトリートメントやオイルをつけるようにしましょう。
さらに髪のキューティクルが開かないよう、髪の根元から毛先の方向へ向けてドライヤーを当てていくのがコツです。
その際にドライヤーは小刻みに振って、風が一部に集中しないようにしましょう。
紫外線対策をする
グレイヘアは紫外線のダメージを受けやすいため、外出する際には帽子や日傘、また髪専用の日焼け止めを使うなどして、しっかり紫外線対策を行いましょう。
ヘアスタイルに気をつける
先程も述べたように、白髪は黒髪と比べ乾燥してパサパサしているように見えがちです。
ですからワックスやスプレーなどを使い、しっかりスタイリングしましょう。
またショートやボブの場合は一ヶ月に一度、セミロングやロングは3カ月に一度は美容室で手入れをすると、さらにグレイヘアをきれいに保つことができます。
生活習慣を見直す
グレイヘアを意識し始める40代から50代は、女性ホルモンのバランスが崩れやすい時期でもあります。
ホルモンバランスの乱れは心身のトラブルだけではなく、髪のパサつきや乾燥などにも影響を及ぼすため、生活習慣を見直し改善することで、ホルモンバランスを整えるように心がけましょう。
そうすると髪だけでなく、肌の状態も改善されますよ。
ファッションにも注意しよう
グレイヘアにした場合、ファッションにも注意する必要があります。白髪で地味な色の服ばかりを着ていると、実年齢よりかなり老けて見られてしまう可能性もあるため注意しましょう。
グレイヘアになると、白やクリーム色など、明るめの色の洋服が似合うようになってきます。
ですから、首元に明るい色のスカーフなどを持ってくるのもよいですし、
また大きめのイヤリングをつけると、顔周りが明るくなって若々しい雰囲気になりますよ。
まとめ
今回は最近話題のグレイヘアの特徴や、グレイヘアに変わる間の注意点、またグレイヘアを美しく保つためのコツについてご紹介しました。
思いきってグレイヘアにしたら、白髪に悩むことがなくなるので、開放的な気持ちになり、自然体で毎日楽しく過ごせるようになったという方も多いようです。
しかし、いくら白髪でカラーリングしないからといってそのまま伸ばしっぱなしにするのはやはりNGであり、髪をきれいに保つためにはシャンプーやトリートメント、また紫外線対策などのヘアケアが重要となります。
また新たなファッションに挑戦してみたり、イヤリングをつけて耳元を明るくするようにすると、より今の自分を楽しめるようになるでしょう。
自分もいつかグレイヘアにチャレンジしてみたいという方は、この記事を参考にしてみてくださいね。