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知っておくべき女性の薄毛の基礎知識とは
女性にとって嬉しいのはいくつになってもツヤツヤの肌にフサフサに満ちた髪の毛です。
皆さんの大切な髪の毛が薄くなってしまうのは、髪の毛の1本1本が細くなるせいです。
そこで、しっかりとした太い髪の毛を増やすには何が重要であるのか?
まず最初に考えていただきたいのが頭皮の健康がとても重要だということです。
そこで頭皮の健康をおびやかすものとは、それは他でもない「乾燥」です。
繊細な頭皮を守る考え方やそのケアを皆さんと一緒に探っていきましょう。
育毛に焦りは禁物!
皆さんは鏡でご自身の薄毛を見つけた瞬間は真っ白になって、ただ焦るばかりで何をしたら良いやら?とにかく大切なことは冷静になってください。
まずはヘアサイクルを考えてみてほしいです。
髪の毛は生えて抜ける繰り返しであること再認識してみると焦りも消えますよ。
あの生まれたばかりの赤ちゃんは髪の毛が少し生えていますが、お母さんのお腹の胎児時にも数回生え変わりがあるくらい髪の毛は変化をしています。
ですので、ご自身の髪の毛の変化くらいでそんなに焦りは必要ありません。
健康な髪と薄毛のヘアサイクルの差は
成人してからのヘアサイクルは、あの胎児のようなスピーディーさはありません。
平均的が髪の毛の一生は5~6年、仮に健康で丈夫な太い髪の毛は7年くらいですが、薄毛に悩む方のヘアサイクルは多少短くなります。
その場合は成長期が短く、早々に退行期に入り、休止期がずっと長くなります。
せっかく生えてきた髪の毛は、細くなってしまうので密度的にもまばら傾向、ちょっと地肌が見えたり見えなかったりと髪の毛が薄い印象になります。
ここでちょっと健康なヘアサイクルをみてみましょう。
成長期では毛根より新しく髪が生えてすくすく成長します。
やがて毛根が退縮し成長自体が弱くなる退行期、そして髪の毛の成長は完全に止まる休止期で、ここで髪の毛の一生は終えて抜け落ちます。
何かの原因でヘアサイクルが乱れてしまうとどうなるでしょうか?
前述のように髪の毛はしっかり成長できずに大切な成長期が短くなってしまいます。
何故ヘアサイクルが乱れるか?
どうしてこんなヘアサイクルになってしまったのでしょうか?
一つには頭皮の状態の悪さにあります。
頭皮がこんな状態になっていませんか。
例えば、頭皮自体が脂っぽくなった、最近、急にフケが出始めた、頭が痒くて知らぬうちにかいていませんか?
それにどうしたのか頭が突っ張った感じがするような?…そんな症状の背景にあるものとは、頭皮の乾燥があります。
またもう一つには、全身の健康状態が悪化しつつあるのではないでしょうか。
例えば、ずっと昔、航海中に急な嵐に遭遇すると、船乗りは自分たちの船を守るために積荷を海に投げ捨てて船の負担をなくすようにしました。
つまり、皆さんの体調が悪化した時は 生命に直接関わりがないところから栄養が途絶えていく、従って最初に身体が切り離すのが髪の毛というわけです。
実際に体調が悪化していく場合、最初に変化が見られるのが頭皮なんです。
従って、頭皮は身体全体の健康を示す鏡になります。
頭皮の改善に必要なものは
いずれからも、ヘアサイクルの乱れというのは、頭皮の乾燥と全身の健康状態ですが、これをいかに改善していくか、それなりの時間が必要になってきます。
まずは乱れたヘアサイクルに生えていた細い髪の毛が抜け落ちます。
次に多少改善された髪の毛に変わり、それが抜け落ちてここでやっと健康な太い髪の毛に変わるように、髪の毛のヘアサイクルからも何年間の時間が必要になりますね。
皆さんに先ほど、髪の毛が多少薄毛になっても焦ることは禁物です!と申し上げたように、髪の毛の一生を終えて抜けていく髪の毛と、ある原因でヘアサイクルが前倒しで抜け落ちた髪の毛は明らかに違います。
一生を終えて抜けた髪は、その毛球で見分けてください。
前者の髪の毛は毛球が退縮して細くなっていて、後者の髪の毛の毛球はふっくら膨らんでいますので、改善が必要なのか、生える時期を待つべきなのか、判断基準になりますから冷静さが大切です
知っておいてほしいことは
例えば、皆さんがご家庭で家庭菜園をしたとしましょう。
その時に皆さんが一番大切と考えるのは、その野菜の土台となります土だと思います。
従って髪の毛も同じと考えてください。
皆さんの髪の毛が立派に成長していく畑ですね。
これが頭皮と考えてくざされば分かりやすいです。
家庭菜園で健やかに野菜が成長するために十分肥えた養分に満ちた畑が必要です。
同じように髪の毛の養分は、良質なタンパク質やビタミンにミネラルなどです。
それには偏りのない食べ物から摂取した栄養が血液によって頭皮に届くことが必要です。
頭皮は毛細血管が網目状に広がり、これが毛根の毛母細胞へ行き渡ります。
そんな良好な状態で頭皮全体に栄養が届くことで髪の毛だって健康に太く成長するのです。
しかし、前述のような原因があると、血流が悪化して頭皮全体は栄養不足に陥ってしまって結果的に髪の毛も弱々しい細いものになります。
ここで皆さんに再認識していただきたいことは、髪の毛1本1本が健康に立派に成長していくには、細い毛細血管が1本1本関係しているということなんです。
これまで読んでいただいた皆さんは、きっと髪の毛1本にもそれなりの人生が存在するものだなあ!と感動されたことでしょう。
そんな大変な人生ドラマの中で成長した髪の毛に感謝しつつ、それなりに髪の毛を大切にできるはずです。
むやみに頭皮をゴシゴシしたり、乾燥させてしまってはどうでしょうか?
髪の毛1本1本につながる細く大切な血管が詰まってしまいます。
または切れてしまいます。するとどうでしょう。
すぐに髪の毛に栄養が届かない状態に変化して髪の毛は、再び抜け落ちてしまいます。
それでは、そもそも健康な頭皮というのはいったいどんなものなのかちょっとご紹介させていただきます。
まず、洗髪の後に虫眼鏡で鏡にご自身の頭皮の拡大を写してみてください。
私の経験からも、虫眼鏡でも意外と頭皮の状態が鮮明に映しだされました。
拡大した頭皮には、健康な状態であれば、ツヤとハリが確認できます。
毛穴部分をしっかり観察しますと、毛穴部分がふっくらと膨らんでいるのが見えます。
この部分から健康で太い髪の毛が生えていくと思うと、再び感動してしまいます。
そして頭皮全体をみてみましょう。
この時にスタンドの明かりを上げてみてください。
頭皮の色がある程度ですが、少しだけ確認できます。
頭皮の健康な色は青白いとは聞いていたものの、個人差なのでしょうか?
少しだけピンクに近いような色が確認できました。
さて、皆さんは頭皮がピンク色で、しかもツヤがあって、毛穴部分がふっくら膨らんでいるのが確認できましたか?
なかには確かに多少なりとも細い髪の毛がありつつも、これがしっかりとした太い髪の毛に成長するかもしれません。
それは、私たち一人一人のケアの良し悪しに関係すると考えると、あらためて髪の毛の大切さを感じてしまいますね。
まとめ
皆さん、いかがでしょうか。
髪の毛に対するイメージは、きっといままでとは違うものになったと思います。
髪の毛の美しさは、その人の健康のバロメーターとも言われるほどで髪の毛1本を見るだけで、その方の日常生活習慣もしっかりと分かってしまいます。
確かにヘアケアをすることも大切なことですが、皆さんの美しい髪の毛を1日でも長く維持するには規則正しい生活習慣を守ることが今の髪の毛を維持する最も近道かもしれません。