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始めに
天然パーマの人は日本人でも少数派ですし、さまざまな髪質の人がいるので、同じ天然パーマ同士の人でもなかなか相談しにくい話です。
天然パーマを生かそうと思っても、大体の美容師さんは縮毛矯正を勧めてきますし、天然パーマを生かそうと理解してくれる美容師さん自体、少ないのが現状です。
そのため、経験則でヘアケアを行うしかないので、学生だったり、急に天然パーマに髪質が変化したときは、大変な思いをしてしまいます。
ヘアケアを通じて、天然パーマを生かす方法を考えてみましょう!
直毛のひとより切れやすい!?
毛先のダメージは結構大きい!
天然パーマだと、毛先のダメージが分かりにくいです。
もともとクルクルしているので、ウネリなどが分かりにくいからです。
簡単に分かる方法があります。
自分の手で毛先をつまんで擦ってみましょう。
ギシギシとしたら傷んでいます。
分からなかったら、根元に近い部分と毛先の部分とを擦って比べてみると分かりやすいです。
日頃からチェックしておくと髪の健康が分かりやすくなります。
セルフカットもオススメ!
また、自分で髪の毛をセルフカットすることで、簡単に毛先を整えられます。
天然パーマのひとは、ぱっつんに切っても乾かすとウェーブがかかるので、ゆるふわっとした印象になります。
また、切り揃える長さが違てしまっても、分かりにくいです。
そもそも失敗とはなんだ?という感じになります。
やはり、毛先にダメージは与えたくはないので、道具は100均ではなく、刃物で有名なお店のものを使ったほうがいいです。
枝毛などの髪質トラブルの原因を抑えることができるので、チャンと購入してから切りましょう。
それなりのものでも、ネット通販サイトで3000円代で売っているので、美容院一回の半分くらいで済みます。
天然パーマのウェーブと毛先が混ざるので、梳きバサミは、用意しなくても、してもいいと思います。
どちらでもいいです。
適当に、「ここが傷んでるから切る!」という感じではなく、「全体の毛先を同じくらいに切る」ように切ると、良い感じにまとまりますし、その後の管理もしやすいです。
傷んでいる毛先を少し同じくらいずつ切って、あとは毎日のヘアケアに勤しみましょう。
定期的に毛先は切ろう!
直毛のひとよりも、短いスパンで毛先を切ったほうが全体的な傷みが少なくなります。
最低でも1カ月に1度は切るように心がけましょう。
2月に一度だと、毛先はかなり傷んでしまうことが多いです。
小まめに切るようにしましょう。
枝毛や切れ毛をなるべく避けよう!
よく髪の毛が引っかかったり、髪留めのゴムに絡まってしまったりと、枝毛や切れ毛は起こりやすいです。
簡単に絡まっていしまうので、後ろに首元にボタンのある、夏用のワンピースなどは髪の毛が絡まってしまうので結構着ずらかったりします。
前にボタンがあれば気になり、よく確認しますが、後ろにあると、存在感を忘れがちになります。
夏っぽい、リゾート風のワンピースはなので着にくかったりします。
髪も結ばず、チョットだけプランター栽培に水やりをする時に便利な服ですが、困ります。
束ねても、ポニーテールにすると絡まってしまうことが多いですし、結局お団子にしなければいけません。
簡単に着たいのに、なかなか難しくなってしまいます。
天気が重要!少し重めにしてみよう
湿度が上がると髪も持ち上がる!
梅雨の時期などは、なるべく持ち上がらないように湿気が多いと見越してヘアケアをしなければなりません。
補修力が強かったり、油分の多めのものを選んだりします。
ですが、湿気が多いと、頭皮の皮膚トラブルが増えてしまいます。
梅雨の時期や夏の汗だくになる時期や、冬の蒸れる時期などは、どうしても頭皮がグジュグジュになって皮膚科のお世話になります。
湿度が高いから髪の毛を梳いてしまうと、髪の毛の重み自体が無くなります。
そうすると、また持ち上がってしまい、負のサイクルに陥ってしまいます。
頭皮に負担はかけない!毛先重視でヘアケア!
一番いい方法は、「頭皮に油分を残さず、水分の負担をなるべく抑えること」です。
毛先のみに集中的にヘアケアを行い、頭皮の近くはなるべく油分も水分も残さないようにすることが大切です。
そうすれば、毛先や中間の部分はシッカリとケアでき、しっとりとしたウルツヤ髪いより、髪の毛が持ち上がることを防げますし、頭皮トラブルも抑えられます。
まとめてしまえば持ち上がることを見越せる!
髪をまとめてしまえば、持ち上がりはある程度防げます。
ほぐした部分などはウェーブがかかったりしますが、大概許容範囲内です。
ですが、あまりにもフワッとしたルーズな感じにまとめたシニヨンなどは、最初から避けておくのが吉です。
2、3時間程度で出先で崩れてきますし、それこそ山から下ってきたひとのようになってしまいます。
オススメは三つ編みやフィッシュボーンやロープ編みなどで少しきつめに結び、軽くほぐして作れる髪型です。
この工程が大事です。
ただ髪の毛をそのまま、まとめてしまうとどんなにピンなどで留めるよりも、土台ができているので崩れにくくなります。
また、重力に逆らた髪型をすると崩れやすくなります。
ヨーロッパの使用人のような「ギブソンタック」は特に崩れやすいです。
お団子を作る場合でも、そこは固定できますが、三つ編みなどの他の部分は、どうしても浮いてきてしまいます。
ピンが飛び出したりして危ないので、避けた方が良いです。
ダメージ補修!髪の水分と油分は大切!
2、3日に一度はコンディショナーとトリートメントの両方を!
天然パーマのひとは、髪の毛が傷むとすぐに、見た目に現れてしまいます。
ウネリがひどくなったり、持ち上がってきたりなど、さまざまな表れかたが起こりますが、ボサボサに見えてしまいます。
なので、しかりとヘアケアをしなければなりません。
コンディショナーは毎日シッカリとつけ、トリートメントも2,3日に一度は行いましょう。
トリートメントのときは、コンディショナーも使うことで内からも外からも補修することができます。
頭皮とのバランスも考え、両方を使いましょう。
必要ならヘアマスクも使おう!
特に夏の頭皮トラブルの時期は、ヘアマスクを使ってみるのもオススメです。
髪の表面を集中的に補ってくれるので、コンディショナーとトリートメントを使うときよりも頭皮トラブを避けることもできます。
とても髪の表面にツヤが出るので、サロン帰りのようになります。
夏でも、髪の毛を軽やかにツヤっぽく見せられるのでオススメです。
終わり
色々書きましたが、これらを基本としえ自分自身に合う方法を探したり、もともとの経験則に組み込む形で変化させることが大事です。
髪質の違いや頭皮の状態を考えると、組み込んでいく形が最も安全です。
とりあえず、一度ここに書かれていることを実践してみましょう。
その後に、例えば、トリートメントで強くベタベタになったら回数を減らすなど、自分の体質に合わせてみましょう。
世の中の商品は、天然パーマにとっては不利であるものも多いです。
直毛であることを前提で作られている商品が多く感じられます。
CMでも直毛のモデルばかりが採用されています。
長い道のりですが、自分に合った道具を揃えてヘアケアしていくしかありません。