ヘアケア

薄毛の女性も知りたい!縮毛矯正でツヤがなくなる?

髪の毛の癖を矯正し、まっすぐなストレートにする縮毛矯正。

そんな癖毛を持つ女性には夢のような縮毛矯正ですが、「縮毛矯正をしたら髪の毛が乾燥した」「傷んでパサパサ」などという声も多々聴こえてきます。

縮毛矯正で髪の毛のツヤがなくなってパサパサになってしまうのでしょうか。

今回は縮毛矯正について、

・髪の毛のツヤがなくなるのか
・縮毛矯正でツヤも手に入れる方法
・縮毛矯正で髪の毛がパサつく理由

などをご紹介していきたいと思います。

これからかけようかな、と思っている方やいつもかけてるけどどうしたらパサパサにならずにきれいにかけられるのか、とお悩みの方に読んでいただきたい内容となっています。

縮毛矯正とは

そもそも縮毛矯正とは一体どんなことをするのでしょうか?

まっすぐにするというと、ストレートパーマを思い浮かべる人も多いですよね。縮毛矯正とストレートパーマ、どう違うのでしょうか。

縮毛矯正

縮毛矯正は薬剤を塗布し、さらに加熱することで真っ直ぐに矯正していく方法です。

ヘアアイロンを使用するので、技術がいる施術方法です。
通常は新人の美容師が担当することのない、施術なので多くのお店は経験豊富なベテランの美容師の施術となるケースが多いです。

アイロンでぎゅっと挟みながら加熱していくことで、強力な癖毛でもきっちりとまっすぐにしていきます。

アイロンの熱でまっすぐにしたものを定着させるのを想像するとわかりやすいでしょうか。

ストレートパーマ

薬剤を塗布したら、クシなどでまっすぐに伸ばしていきます。自然な感じにしたい方はストレートパーマがおすすめです。

縮毛矯正とストレートパーマの違いと良い点・悪い点

簡単に説明しますと、縮毛矯正のほうが熱を加える分、定着します。

・ストレートパーマでも、癖が直らなかった人
・ストレートパーマかけてもすぐに落ちてしまう人
・髪の毛の癖がひどい人
・髪の毛のボリュームを抑えたい人

に向いています。

パーマをかけたけど、すぐに取れてしまうという人にはぴったりですね。

また、ヘアアイロンを使用して圧縮するように伸ばしていくので、髪の毛がぺちゃんこになる場合もあります。

天然パーマや元から毛量がある場合はいいのですが、毛先のうねりや、あまり毛量がない髪質のときはペタッとした感じになってしまうので、多少不自然に見えることもあります。

ストレートパーマは、

・縮毛矯正よりも自然にまっすぐにしたい人
・自然にボリュームを抑えたい人

に向いています。

また、かけたパーマを落としたい場合もストパーがおすすめです。

使用する薬剤は双方同じような役割のものなので、変わりはありません。加熱するかしないか、それが双方の大きな相違点になってきます。

縮毛矯正で髪の毛にツヤがなくなる原因は?

縮毛矯正をかけたら艶や潤いがなくなったという人の原因には共通点があります。

ストレートパーマとは違い、熱を加えるので髪の毛の内部の潤いがどうしても抜けてしまいます。

どうしても抜けてしまうと言うよりも、水分を抜かないとストレートの状態に記憶形状できないんです。

洋服のアイロンがけを思い出してみてください。半乾きの状態でかけてもシワはなかなか取れませんよね。

洋服にアイロンをかけるときは、乾くまでアイロンをあてシワをなくすのではないでしょうか。

髪の毛もそれと一緒で、水分が抜けたほうがより癖が抜けてまっすぐになっていくんです。

ですので、癖を抜いてストレートヘアに矯正するということは、それだけパサパサになりやすいということになります。

さらに縮毛矯正をかける頻度はだいたい3ヶ月に1回のケースが多いです。

人によっては半年くらい持つ人もいます。ですが、3ヶ月に1回も髪の毛にダメージを与えていては、パサパサになってしまいますよね・・・。

どんなに健康な強い髪の毛の人でも、これでは保水力もなくなってしまうのは当たり前です。

髪の毛はキューティクルといううろこ状のもので覆われています。そのキューティクルの構造のおかげで、内部の栄養や水分が蒸発しない様になっています。

度重なる縮毛矯正でキューティクルが剥がれ落ちたりしてしまうと、そこの部分から栄養と水分が抜けて流れ出してしまい、乾燥に繋がります。

そして、縮毛矯正をかける前の癖のある髪の毛の人は、ブラッシングでもスタイリングでも通常の髪の毛の人よりダメージを与えやすい髪質になっています。

癖が強いせいで、ブラシがスッと通らずに力任せにしていては髪の毛を傷つけてしまいます。どうにか癖を抑えよう、ボリュームを抑えようとヘアスタイリング剤を多様する人も。

上記の色々な要因が重なり合い、髪の毛がパサパサしやすい状況にあると言えますね。

縮毛矯正で髪の毛のツヤを手に入れる方法

かけると乾燥しやすいのは仕方のないことです。しかし、ストレートヘアが手に入ってもパサパサでは嬉しくありませんよね。

では

・まっすぐな髪も手に入れたい
・ツヤも欲しい

という場合はどうしたらいいのでしょうか。

<保湿>

とにかく髪の毛を保湿し労ってあげることが大切です。

時間や手間、かかる負担もなくなったのですから、その分髪の毛や頭皮を休ませてあげましょう。

トリートメントやオイルなど、髪の毛を保湿しコーティングして守ってくれるものがいいですね。

保湿することで、芯まで栄養も届きやすくなるので保湿効果の高いアイテムを上手に利用してたっぷりと保湿しましょう。

<美容院は慎重に選ぶ>

縮毛矯正は一般的な美容室、縮毛矯正を専門に施術している美容院で行えます。

少しずつ毛束を取り、引っ張りながら丁寧に伸ばしていく必要があります。

そのため、パーマをかけるよりも約1.5〜2倍の時間がかかります。

時間もかかるうえに、丁寧に作業しないと失敗のもとになってしまいます。

「激安」を謳っているところが全てダメだとは言いませんが、安い場合は数をこなしていかないとお店の売上にはなりません。

丁寧に時間をかけていては激安価格ではできないのです。

そして、縮毛矯正は癖を見極めてアイロンを当てていく必要があるので、ある程度経験のある美容師さんにしか出来ません。

ですので、お店のサイトをチェックしたり、口コミを見たり、お店に電話して問い合わせてみるなどして、しっかりと技術のあるお店や美容師さんを見つけましょう。

上手な美容師さんの施術だと、癖がキレイに矯正されるのでむしろツヤがでてくる仕上がりになります。

口コミを参考にする場合は、自分の髪質に似ている人の口コミをチェックしましょう。

髪の毛が傷んでいるとかかりにくくなる?

縮毛矯正をかけるにあたって、そもそも髪の毛が傷んでいた場合、縮毛矯正のかかりが悪くなる場合もあります。

すぐに縮毛矯正をかけたいという気持ちはわかりますが、まずは髪の毛のダメージを修復してからにしましょう。

縮毛矯正にかかる費用

縮毛矯正にかかる時間はストレートパーマの約1.5倍〜2倍。

料金もその分、高額になります。

トリートメントも料金に含まれているヘアサロンや、別途のヘアサロンなど、店舗によって料金体系が違いますので、よく確認してから行きましょう。

専門のヘアサロンでは回数券でお得に通うことのできるコースもあります。

自分にあったヘアサロンを見つけたいですね。

また、前髪や毛先のみ、など部分的に矯正したい人に部分矯正コースのあるところもあります。

前髪がどうしても割れてしまう、癖がでて扱いにくい、などの場合や前髪だけかけ直したい、などの場合に時間も金額も最小限で済むのでおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は縮毛矯正で髪の毛のツヤがなくなってしまうのか、ストレートヘアとツヤの両方を手に入れるにはどうしたらいいのか、をご紹介しました。

相場と知識を身に着け、髪の毛が傷んでいる方はまず髪の毛を修復してから縮毛矯正をすると、より効果が得られることもわかりました。

きちんと技術をもった美容師さんに施術してもらうことで、ダメージも最小限に抑えることが出来、長く通うこともできるようになります。

自分にあったヘアサロンを見つけて、キレイなツヤツヤのストレートヘアを手に入れてくださいね。