女性の薄毛は、ストレスや遺伝などいろいろな原因があると言われていますが、その中でも、枕の摩擦が原因と言われることも増えてきました。
しかし、枕を使わないとぐっすり寝られないし、枕を使わないことは難しいですよね。
女性の薄毛に枕を使うことが本当に関係があるのか、理由と謎に迫ります。
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枕を使うと薄毛になると言われている理由
枕を使うと薄毛になると言われ始めたのは、薄毛を気にするようになってから…という人も少なくありません。
そして、枕を使うと薄毛になるなんて言われても…と困ってしまうこともあるでしょう。
そもそも枕が薄毛に原因になると言われてしまうのはどうしてなのか、原因に迫ります。
枕で髪が摩擦を受けてしまうから
枕を使うと薄毛になると言われているのは、枕で髪が摩擦を受けてしまうことが考えられます。
枕で髪が擦れてしまことが直接薄毛に関係しているのか、その点に関してはまだ分かっていないところが本当のところ。
もし枕と髪の摩擦で薄毛になってしまうのであれば、枕を使っているすべての人が薄毛になってしまうことになりますよね。
枕で髪が摩擦を受けてしまうのは仕方ないことですが、もし枕との摩擦が気になる場合は、枕カバーを柔らかい素材にするなど、工夫してみるとよいでしょう。
寝て起きると抜け毛が目立つから
起きると枕に抜け毛がたくさんついていて、「枕が髪を抜いているんだ」と思う人もいるようです。確かに枕に抜け毛がたくさんついていると、枕が原因で髪が抜けていると思ってしまうのも無理はありません。
しかし、枕が本当に原因なのか考えることは少ないようです。
寝ている間に抜けている髪は枕が原因で抜けているだけではなく、もともと抜けてしまうような髪が抜けていることもあり、枕だけが原因ではないことも…。
もし起きて枕に抜け毛が目立っても、枕が原因と考えるのは時期尚早なのかもしれません。
枕を変えて抜け毛が少なくなったから
中には枕を変えた瞬間、抜け毛が少なくなった、多くなったと感じる人もいる人もいるようです。
特に枕を変えて抜け毛が増えた場合、「もしかして枕が原因?」と枕と抜け毛の関係を疑ってしまうケースも。
枕を変えたタイミングと、抜け毛の量が変わったタイミングが変わると、枕のせいにしてしまうこともあるようです。
枕を変えて抜け毛が少なくなった場合、生活スタイルが変わっていないか、ストレスが少なくなって抜け毛が少なくなる状況になっていることもあるため、枕だけにフォーカスを当てるのは危険でしょう。
髪の摩擦はどれくらい髪に悪いの?
髪に摩擦が加わることは、確かに髪にはよくありません。
しかし、髪の摩擦がどれくらい髪に悪い影響があるのかは、具体的に認識している人は少ないのではないでしょうか?
髪の摩擦にフォーカスを当てて、どれくらい髪に影響があるのか見ていきましょう。
枕での摩擦は薄毛に影響しにくい
枕で髪が摩擦を受ける力は、寝返りを打つ時くらいですよね。
寝返りを打つ時の摩擦は優しく枕に髪が当たるくらいなので、そこまで大きな摩擦にはならないといってもいいでしょう。
むしろ、ヘアスタイリング剤をつけるときに髪をごしごししてしまう方が、髪に摩擦を起こしやすく、特にパーマを戻す際にスタイリング剤を揉みこむときに、摩擦が起きやすいケースも多いので、枕の摩擦よりも他のところでの摩擦に気を付けていく方がよいでしょう。
髪の摩擦だけが薄毛の原因ではない
髪の摩擦が髪に悪いと耳にすると、つい髪の摩擦だけを気にして生活してしまうこともありますよね。
もちろん髪の摩擦で薄毛になってしまうこともありますが、薄毛の原因は髪の摩擦だけではないと考えた方が良いでしょう。
摩擦以外の薄毛の原因を考える
摩擦が薄毛の原因でないとわかったら、摩擦以外の原因を考えることも重要なポイントになってきます。
摩擦以外に薄毛になってしまう原因や、摩擦との因果関係で薄毛になってしまうことがある場合など、摩擦以外に薄毛になりやすい原因を考えていきましょう。
シャンプーしないで寝てしまう
枕が関係する薄毛の中で、枕が原因と考えてしまうのは、シャンプーしないで寝てしまうことでしょう。
シャンプーをしないと頭皮が健康で清潔な状態に保てないため、枕に抜け毛が多くなってしまい、「枕が薄毛の原因」と考えてしまうことがあるからです。
疲れて寝てしまって、1日くらいシャンプーをしなくても問題ないと思うかもしれませんが、健康な髪を育てるためには、頭皮の状態を健康できれいに保つことが重要なポイントになってきます。
もし枕に抜け毛が多くある場合、シャンプーをしないで寝ることがないか、確認してみるのもよいでしょう。
髪を乾かして寝ているか
シャンプーをしても髪を乾かして寝ているかも重要なポイント。髪を乾かさないと頭皮がじめじめした状態になってしまうため、髪に悪い影響がもたらされることも。
髪を乾かさないことでキューティクルが壊れてしまい、切れ毛が起きてしまうリスクが生じます。
キューティクルが壊れてしまうと、髪がパサついたり、広がりやすくなるため、見た目が老けて見えてしまうこともあるのです。
そして頭皮の健康も保つことができなくなってしまうこともあるため、しっかり髪を乾かして寝ることで、枕につく抜け毛も最小限にすることにつながることでしょう。
乾かすときのポイントは、根本をしっかり乾かすこと。毛先は余熱で髪に負担がかかりにくい状態で、自然と乾いてくれるところも重要なポイントになっています。
ストレスを溜め込みやすい
現在の女性の薄毛の理由として多いのが、ストレスを溜め込みやすいということ。仕事でも責任あるポジションを任されたり、家事に育児に奮闘したりと、心も体も休まる時間が少なくなっているのが現状です。
そのため、常に交感神経が優位に働いている状態となり、男性ホルモンが活発になりやすい状態になっています。
男性ホルモンは薄毛を加速させてしまう傾向があるため、どんなに外から薄毛対策をしても、男性ホルモンの活動によって薄毛が進行してしまうケースも。
そのような理由から女性の薄毛が増えていることもあります。
短い時間でも良いのでリラックスできる時間を持つことがおすすめです。例えばゆっくりお風呂に浸かる、好きな芸能人のSNSを見る、友達と話すなどなど自分の心を解放できる時間を作ると良いでしょう。
「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、内面から薄毛対策することも有効な手段です。
女性の薄毛は枕の摩擦が原因だけではない
女性の薄毛と枕の摩擦について見てきましたが、枕にたくさんの抜け毛があったとしても、枕と髪の摩擦が薄毛に直接的な影響があるとは言えないことがわかりますね。
確かにたくさんの抜け毛があると、枕が原因で薄毛なんだと思ってしまうかもしれませんが、しっかり原因を探っていくと枕ではない別の部分に大きな原因が隠されていることも多いです。
もし枕が原因と思って枕ばかりを変えているなど、薄毛対策に行き詰ってしまっているなら、頭皮や心と体などにフォーカスを当てて、薄毛対策することをおすすめします。