女性の薄毛

薄毛に負けない女性の美髪を作り上げる方法とは?

年齢を重ねるとヘアサイクルが短縮し、毛髪の量は減り始め、1本1本の太さも細くなります。

ただし、薄毛には、それ以外にも理由があることがあります。

薄毛や髪の毛のトラブルに悩んでいる女性の方も多いのではないでしょうか?

この記事では薄毛に負けない強く美しい髪の毛を作り上げるために、とっておきのヘアケア方法をご紹介していきます。

薄毛の原因

薄毛になってしまうのは、毛髪を支える毛根の弱体化にあります。

長年、同じ分け目にしている人は、髪の毛が同じ方向に倒れるよう、髪の毛の根元にくせがついてしまいます。

紫外線で分け目が日焼けすることも薄毛の原因に繋がってしまいます。

これが分け目を目立たせる原因なのかもしれません。

また、シャンプーやトリートメントなど、ヘアケア剤選びに問題がある場合も、まずこれらを見直すのが先決です。

ブラッシングで毛根トレーニング!
ボリュームを出したい方にぜひ取り入れていただきたいのがブラッシングです。

生え際から頭頂部、耳上から頭頂部、頭を前にして顔を下向きにし、うなじから頭頂部へとブラシを動かしましょう。

分け目部分の髪の毛は、毛の向きと逆方向にとかすのがコツです。

いつもと逆方向に刺激を与えることで、くたっとなっていた毛根がシャキッと立ち上がり、根元がふっくらボリュームアップします。

またシャンプーとトリートメントは、ハリ・コシ用のものを選びましょう。

パーマやカラーで傷みがある場合は、シャンプーをハリ・コシ用、トリートメントをダメージヘア用にすると、痛みを補修しながらボリュームアップがかないます。

トリートメントは、毛先、中間の順になじませ、根元から10~15cmにはつけなくてもOKです。

ちょっとしたことですが、髪のボリュームに差が出ます。

抜け毛の原因

髪の毛にはヘアサイクルがあり、生まれた髪の毛は成長し、衰え、男性は3~5年、女性は4年~6年で自然に抜け落ちます。

髪の毛が抜けるのは自然なことですので、1日100本程度の抜け毛なら、全く心配ありません。

一生を終えた髪の毛が最も多く抜け落ちるのは、シャンプーやブラッシングの時。

一度にたくさんの髪の毛が抜けてショックを受けるかもしれませんが、実は、ヘアサイクルによる自然な抜け毛なのかもしれません。

抜け毛に効果的なのはブラッシングと頭皮マッサージ
健康的なヘアサイクルに不可欠なのは、毛根にしっかりいきわたった状態の頭皮。

抜け毛が気になる方がつい避けたくなるブラッシングとシャンプーですが、じつはこの2つこそ、頭皮の環境を整え、抜け毛を予防する最も有効な方法です。

まず、シャンプー前に毛先から髪の毛全体をブラッシング。

髪の毛のもつれや絡まりをとり、髪についていたほこりを取り除きます。

さらに適度の力加減でブラッシングすれば、毛穴の汚れを浮かせる効果も得られます。

シャンプーでは、頭皮を柔らかくマッサージして血行促進。

毛穴詰まりのもとになる汚れを落とすことで、健康な頭皮環境が保たれます。

ブラッシングからシャンプーという基本的なステップを毎日行うことが大切です。

ところで、抜け毛にはストレスも大いに関係します。

抜け毛が多少増えても気にし過ぎは禁物。

そんな時は、好きな香りのシャンプーや入浴剤を使って、シャンプータイムをハッピーな時間にするとよいです。

ヘアスタイルがきれいに決まらない原因

ヘアスタイルが決まるか決まらないか、そのポイントは髪の毛の根元5㎜にあります。

根元がふっくらと立ち上がっていれば、ブローしてもカーラーで巻いても髪型がきれいに決まります。

また、分け目部分に白髪が伸びてきても、ふんわりとした空気感でカモフラージュできるでしょう。

ところが根元5㎜がぺしゃんこだと、髪の毛の重さに負けてスタイルはすぐに崩れてしまいます。

地肌が透けて見えやすくなるため一気に老けた印象になります。

根元の立ち上がりを作るにはマジックカーラーやヘアスプレーが便利
大人世代のスタイリングで是非覚えてほしいのが、根元5㎜の立ち上げテクニックです。

スタイリング前に行いたいのが先ほど解説しましたブラッシング。

生え際から頭頂部、耳上から頭頂部、うなじから頭頂部へと毛の向きに逆らってブラッシングしてください。

この流れを3周行えば、根元がふんわり立ち上がり、見違えるほどボリュームが出ます。

スタイリングには、マジックテープの素材でできたマジックカーラーを使うのがおすすめ。

根元からしっかり巻いて10~15分おくと、さらに根元がふっくらし、髪型が決まりやすくなるでしょう。

スタイリングしたら、仕上げに根元から全体にヘアスプレーを吹きかけ、ボリュームをキープすると完成です。

頭皮のニオイの原因

加齢臭の原因は過剰に分泌された皮脂です。

皮脂に含まれる脂肪酸の一つが分解することで、ニオイ物質が発生します。

女性は男性より皮脂の分泌量が少ないのですが、40代になると女性ホルモンの分泌が減り、相対的に男性ホルモンが優位になります。

その結果、皮脂分泌が増え、若いころはなかった匂いが気になりだすのです。

特に、皮脂分泌が最も多い頭皮が、女性の加齢臭の発生源となります。

40代に入ると気になりだす頭皮のニオイこそ加齢臭なのです。

頭皮クレンジングで過剰な皮脂への対策を
加齢臭を撃退する基本は、過剰に分泌した皮脂を落とすこと。

おすすめは、頭皮のクレンジングです。

使うのは、頭皮専用のスカルプクレンジングで、ジェルタイプやオイルタイプがあります。

シャンプー前の乾いた頭皮にスカルプクレンジングを馴染ませ、頭皮をもむようにマッサージして洗い流しましょう。

そのあと、シャンプーすると、匂いの原因である過剰な皮脂をすっきり洗い流すことができます。

さらに、タオルドライをした後で頭皮専用のローションを付けると、頭皮に水分バランスが整い、ニオイの原因の発生に歯止めをかけることができるでしょう。

同時に、インナーケアも取り入れるようにしましょう。

女性ホルモンに似たイソフラボンを含む大豆製品をとったり、アロマを使ってストレス対策を行ったりするのが効果的です。

内側と外側、トータルで加齢臭対策を行いましょう。

エイジングやダメージが気になる方

加齢によって髪の毛の衰えが出てきた、パーマやカラーで髪の毛尾がひどく傷んでいるなど、そんな方には、ヘッドスパや集中トリートメントの充実したサロンがおすすめです。

髪の毛や頭皮の状態に合わせ、必要なトリートメントをきちんと施してもらえるので、定期的に通うことで健やかな頭皮と髪の毛をキープできます。

うねりやクセを何とかしたい方

クセが強くて広がりやすい方には専用のパーマがいくつかあります。

もっとも強力なのは、いわゆる「縮毛矯正」ですが、現在では薬剤が進化し、それより髪の毛に優しい「ストレートパーマ」

さらにマイルドでトリートメント効果の高い「水パーマ」などもあります。

髪の毛のダメージを考えて、より選択肢の多いサロンを選び、髪の毛に合った薬剤を選んでもらうといいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事では薄毛に負けない美髪を作り上げる方法についてご紹介してきました。

薄毛や抜け毛・切れ毛などの髪のトラブルになってしまう原因は、日々の生活環境やヘアケアが原因になることが多いです。

間違ったヘアケアを続けていると頭皮環境が悪化し、元気な髪の毛が生成されなくなってしまいますので、毎日正しい方法でヘアケアを習慣化することが大切です。