毎日の髪の毛のお手入れに、洗い流さないトリートメントは欠かせませんよね。
とはいえ、店頭には多くの洗い流さないトリートメントが並んでいて、あなたの髪質に合うものはどれなのか迷ってしまうかと思います。
この記事では、洗い流さないトリートメントを使用する目的、洗い流さないトリートメントの種類別のメリットデメリットについて説明します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
洗い流さないトリートメントの役割は?
洗い流さないトリートメントは、美髪を作る上で必要不可欠なアイテムのひとつです。
とはいえ、多くの方が「なんとなく髪の毛に良さそうだから」という、やんわりとした理由で使っているのではないでしょうか。
では、洗い流さないトリートメントにはどのような効果があるのでしょうか。
その理由を3つ紹介します。
髪の毛の乾燥を抑制する効果
洗い流さないトリートメントを使用することで、髪の毛を保湿し、乾燥から守ってくれる効果が期待できます。
私たちの髪の毛は、日常生活のダメージが原因で乾燥しています。
寝起きに髪の毛が大爆発していたり、切れ毛や枝毛が多い方などは、あなたが思っている以上に髪の毛が乾燥している可能性も。
しかし、洗い流さないトリートメントを付けてあげれば、髪の毛を乾燥から守ってくれる効果が期待できます。
洗い流すトリートメントとは違い、効果が1日継続するので、最低でもお出かけ前には絶対に付けて頂きたいアイテムのひとつです。
髪の毛のダメージを抑制する効果
洗い流さないトリートメントを使用することで、髪の毛をダメージから守ってくれる効果も期待できます。
髪の毛はダメージを受けやすいです。
特に、毎日ヘアアイロンが欠かせないという方は髪の毛がダメージを受けやすく、そのダメージは、切れ毛や抜け毛として目視で感じることができるでしょう。
それ以外にも、真夏に帽子をかぶらずに炎天下で活動をしたり、塩素の強いプールや海水浴を何回も楽しんだり…。
髪の毛がダメージを感じてしまう行動は、実は私たちの生活の中に多く存在しているのです。
これら日常的に髪の毛が感じてしまうダメージを、最小限に抑えてくれる効果が期待できるのが洗い流さないトリートメントです。
まとまりのある髪の毛を作る効果
ヘアスタイルを作った後、洗い流さないトリートメントを付けることで、髪の毛がコーティングされ、まとまりのある髪の毛を作ってあげることができます。
それは、有効成分が、髪の毛の内部にまで浸透してくれるから。
髪の毛の内側にあるダメージまでキャッチしてくれるので、髪の毛がまとまりやすくなるというわけです。
洗い流さないトリートメントの種類別!使って欲しいおすすめの人は?
ここからは、洗い流さないトリートメントの種類別に、使って欲しいおすすめの人を紹介します。
洗い流さないトリートメントには、以下の通り7つの種類が存在しています。
ミストタイプ
オイルタイプ
ミルクタイプ
クリームタイプ
ジェルタイプ
ウォータータイプ
スプレータイプ
それぞれの特徴と、どのような方におすすめなのかを見ていきましょう。
【ミストタイプ】髪の毛のダメージが強い方におすすめ
ミストタイプの洗い流さないトリートメントは、高い浸透力が特徴です。
したがって、髪の毛のダメージが気になる方にはぜひお使い頂きたいです。
ただ、髪の毛を熱から保護する役割に関しては、少し心もとないというデメリットが。したがって、アイロンなどを普段使いしていないにも関わらず、髪の毛のダメージが気になっている方には、ぜひミストタイプの洗い流さないトリートメントを使用してみてくださいね。
【オイルタイプ】ドライヤーやヘアアイロンを毎日使用する方におすすめ
オイルタイプの洗い流さないトリートメントは、熱などのダメージから髪の毛を保護するのに特化しています。
したがって、毎日ヘアアイロンなどを使用している方に最適な洗い流さないトリートメントです。
ただ、髪の毛を補修する力は備わっていないのがデメリット。
ヘアアイロンやドライヤーの熱から髪の毛を守りつつ、髪の毛の補修もしたいということであれば、洗い流さないトリートメントを併用するのがおすすめです。
【ミルクタイプ】乾燥した髪の毛へ保湿や補修を期待したい方におすすめ
ミルクタイプの洗い流さないトリートメントは、髪の毛の保湿や補修をするのに優れています。
したがって、髪の毛の質がより良くなる期待が持てます。
ただ、オイル成分が少ないので、髪の毛を熱から守ってくれる効果はあまり期待できません。
したがって、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントは、ドライヤー後の髪の毛の補修や、朝のちょっとした手直しに使うのがおすすめです。
【クリームタイプ】王道を使いたい方におすすめ
クリームタイプの洗い流さないトリートメントは、髪の毛を熱から守ってくれるオイルタイプと、髪の毛の保湿を行ってくれるミルクタイプの両方の性質を持ち合わせています。
また、スタイリングにも使えるので、一家に一本、持っていて損はありません。
クリームタイプの洗い流さないトリートメントを使用すれば、油分と水分を同時に吸収することができ、広がりがちな毛先も一瞬でまとまり髪に変身できますよ。
【ジェルタイプ】髪の毛が頻繁に絡む悩みを持っている方におすすめ
ジェルタイプの洗い流さないトリートメントは、髪の毛の質感を柔らかくしてくれる効果が期待できます。
傷んだ髪の毛をコーティングしてくれる効果もあるので、髪の毛が頻繁に絡む悩みを抱えている方におすすめです。
洗い流さないトリートメント特有の重いテクスチャーではないので、元々の髪の毛が重い方、重いヘアスタイルが苦手な方に最適な洗い流さないトリートメントです。
【ウォータータイプ】サラサラなテクスチャーがお好みの方におすすめ
ウォータータイプの洗い流さないトリートメントは、髪の毛を補修してくれるのはもちろん、スタイリングもできるという、まさに一石二鳥のアイテムです。
しかも、サラサラとしたテクスチャーなので、髪の毛のべたつきが気になっている方、重いスタイリング剤があまりお好きではない方に特におすすめです。
ただ、髪の毛を熱から守ってくれるような保護効果はそこまで期待できません。
したがって、別の種類の洗い流さないトリートメントを併用して、髪の毛を保護していく必要があります。
【スプレータイプ】1つで複数の効果を期待できる万能タイプがお好みの方におすすめ
スプレータイプの洗い流さないトリートメントの効能は、オイルタイプと同じ場合がほとんどです。
スプレータイプの最大のメリットは、手を汚すことなく髪の毛を保護できるということ。
また、UVカット効果がある商品など、さまざまな効果が含有されている商品が多いので、1本で何役もこなしてくれる優れものという点も魅力です。
種類豊富な洗い流さないトリートメント!お好みのタイプを使って美髪を作ろう!
この記事では、洗い流さないトリートメントの種類と、その種類に適した髪質の方を紹介しました。
前述の通り、洗い流さないトリートメントには7つの種類がありますが、使って良いのはどれか1つだけというわけではありません。
シチュエーションやその日の天候などによって、使い分けていけると美髪に一歩近付きますよ。