ヘアケア

ヘアケアしだいで薄毛女性の抜け毛は減るの?正しい髪の扱い方

ヘアケアしだいで抜け毛は減るの?正しい髪の扱い方

最近は薄毛や抜け毛で悩む女性も増えてきていますが、実はヘアケアしだいで、抜け毛を減らすこともできるんです。

乱暴に扱うことは論外ですが、毎日間違えた髪の扱い方をしていませんか?

お手入れの仕方を変えるだけで、髪は生まれ変わっていきます。

ここではヘアケアしだいで抜け毛が減ることや、正しい髪の扱い方についてお話ししていきたいと思います。

髪が薄くなる原因はヘアケアにもある?

髪が薄くなってしまう原因の1つに、ヘアケアの仕方があります。

日常の中で、知らずに髪によくないことをしていることも多いのです。

では髪が抜けて薄くなってしまう原因や仕組みを、詳しく見ていきたいと思います。

ヘアケアとは?

最初にヘアケアとは何かをお話ししていきます。

ヘアケアとは、hair care.です。
文字通り、髪の手入れ・手当てという意味があります。

そのため、髪を手入れして整えるだけでなく、痛んだ髪を手当てして、修復していくという捉え方もできます。

内容としては、紫外線やドライヤーの熱から髪を守ったり、傷んだ髪を修復するために、トリートメントなどで不足した成分を髪に補給したりすることです。

簡単に言うと、手入れして健やかな髪にしていくということです。

ヘアカラーが髪を痛める?

40代くらいになってくると白髪が出てくるため、白髪染めを始める人も多いと思います。

実はヘアカラー剤は、とても強い薬剤を使っています。

直接ヘアカラーで薄毛になるというわけではありませんが、繰り返すことによって、頭皮や髪が受けるダメージが増していき、薄毛や抜け毛に繋がっていくということになります。

カラー液の酸化染毛剤は強い刺激があるため、頭皮がピリピリと感じたことがある人もいると思います。

これはカラー液で頭皮が炎症を起こしている状態です。

ただ自分で染めるよりも、美容室で染めてもらうときのメリットは、カラー剤を刺激の弱いものに調整してもらったり、頭皮保護薬を使用してもらったりと、対処がしてもらえることです。

毛染めの後もトリートメントをしてもらえるので、髪に栄養補給することができます。

白髪が気になって、毛染めをしないという選択は困難だと思いますので、回数を減らすなどして、可能な限りダメージを減らすよう心掛けるようにしてください。

パーマは抜け毛の元?

抜け毛が増えてしまった結果、なんとかボリュームを増やそうとパーマをかける人もいると思います。

確かに見た目はボリュームアップしているのですが、パーマ液は刺激が強いものとなっています。

結論から言えば、パーマが薄毛や抜け毛の原因を作ってしまう場合もあるということです。

パーマにもいろいろ種類がありますが、共通点としては、薬剤と熱によって、髪の毛を変性させるということです。

パーマ液は、髪の変性を促すためにタンパク質の破壊と結合を繰り返すため、髪の毛に直接与えるダメージというものもあります。

ダメージを受けた髪は痩せて細くなっていきますし、傷んでしまうとハリやツヤを失い、ボリュームもなくなってしまいます。

ボリュームを出すためにかけたはずのパーマが、抜け毛や薄毛の原因になってしまうということです。

へケアしだいで抜け毛は減るの?

なんとか抜け毛を減らしたいという思いは切実ですよね。

でも正しいヘアケアを行えば、髪はまた元気になってきます。

抜け毛を減らすために髪を労わり、ヘアケアすることで少しずつ元の元気な髪に近づいていけるよう、細くなった髪を救済していきましょう。

ヘアケア自体をしていない?

現在、抜け毛予防のためにどんなヘアケアをしていますか?

もしかして髪が抜けだして薄くなるまで、なにもしてこなかった人もいるかもしれません。

仕事で疲れているときなどは、シャンプー後に髪を乾かさずに、寝落ちしてしまうときもあるかもしれません。

髪のキューティクルは髪が乾く瞬間に失われます。

髪を放置していると、ハリ・ツヤ・コシに大事なキューティクルが、逃げ放題となってしまいます。

帽子や日傘など使わず、紫外線を浴びることも含め、ヘアケアを何もしないということは、髪の健康が失われてしまうということです。

ブラッシングの仕方で抜け毛は減るの?

抜け毛が気になり始めると、ブラッシングをしなくなる人がいます。

ブラッシングによって、髪が抜けていくことを恐れるからです。

確かに乱暴なブラッシングは、頭皮を痛めてしまうし、抜け毛を増やしてしまう結果となります。

ですが正しいブラッシングを行うことで、抜け毛を減らすこともできるんです。

では、正しいブラッシング方法をお伝えします。

・髪に負担が少ないブラシ選びは、静電気を起こさず、地肌に届く程度の毛足の長さで、弾力性があるものが好ましいです。

・ブラッシングは、①髪の絡まりを解いてから毛先に流し、②生え際から順番に行い、③最後に頭頂部というイメージでブラシを通していきます。

・ブラッシングで頭皮を刺激して血行がよくなると、髪に栄養が運ばれてツヤも出てきて健康になっていきます。

抜け毛に気付く!SOS?3つ

ヘアケアを行うと抜け毛の前兆に気付くことができます。

抜け毛が増えたことだけが目に見える薄毛の予兆ではありません。

では前兆となる症状3つご紹介します。

1. フケが増える
フケは毛穴に老廃物が溜まって皮膚を刺激していたり、頭皮が乾燥したりすることによって起こる症状です。

2. 頭皮が固い・赤い
頭皮が固くなっていると血行が悪く、栄養が上手く行き渡らない状況となっています。

3. 毛根が細い
健康的な髪が抜けた場合は、毛根が丸い形になっていますが、痩せた栄養不足の髪の毛根は細くなっています。

他にもかゆみが酷い状態なら頭皮からのSOSだと捉えて、早めの対処をしていきましょう。

正しい髪の扱い方

頭皮や髪を正しく扱うことで、抜け毛を予防することができます。

頭皮や髪に異変を感じたら、今日からでも対応していきましょう。

知識を少し持っているだけで違いが出てきますので、頭皮と髪の性質を知って、抜け毛を減らしていきましょう。

頭皮マッサージで血行促進

頭の筋肉は前頭筋(頭の前側)・側頭筋(頭の左右)・後頭筋(頭の後ろ側)でできています。

ただ頭の頭頂部(頭の上の方)は、帽状腱膜で覆われています。
この腱膜は毛細血管が少なく血行不良となりがちなため、頭皮に栄養が上手く運ばれなくなり、抜け毛や薄毛・白髪の原因を作ってしまいます。

では、どうしたらいいのかというと……。

頭皮をマッサージする習慣をつけ、血行促進していくと栄養が行き渡りやすくなり、健康な頭皮・髪の毛が作られていくことになります。

ドライヤーの使い方で大切なこと3つ

ドライヤーを使うと熱で髪が痛み、なおさら抜け毛を心配する人もいるかもしれません。

確かに間違ったドライヤーの使い方をすると、髪を痛めてしまいます。

ですが、ドライヤーを使用せずに濡れた状態のままの髪でいることの方が、髪にはよくない結果となります。

ドライヤーを使用する上で大切なことは、3つです。

1. シャンプー後のタオルドライ
シャンプーをした後にしっかりと髪と頭皮の水分を拭き取りってから、ドライヤーを使用します。
髪が濡れた状態のままでドライヤーを使用すると、時間がかかって痛める原因となります。

2. 最初は髪の根本から
ドライヤーは熱風で髪の根本から乾かしていきます。
同じ場所に熱を当てていると、頭皮ダメージに繋がりますので、まんべんなく乾かしていくようにしてください。

3. 冷風で仕上げる
髪の根本を熱風で乾かしたら、冷風で仕上げます。
頭皮に熱がこもっていて湿度が高くなっているため、冷風を当てることで湿度を低くします。
ドライヤーを使って8割くらい髪が乾いたら、自然乾燥で大丈夫です。

髪の根本は完全に乾かしてください。
正しくドライヤーを使うことで、髪のキューティクルを傷めずに守ることができるため、抜け毛や薄毛の予防になっていきます。

髪にも栄養補給!適度な油分と水分が大事

髪の健康を保つためには、髪の水分が一定量保たれる必要があります。

ただ髪はいつも、紫外線・エアコンの風などに無防備にさらされており、水分が抜けやすい状態にあります。

髪が水分を失うとパサパサとした乾燥毛になり、まとまらなくなってしまいます。

頭皮も皮膚ですから、身体の他の部分の皮膚と同様、油分が失われるとカサカサになってしまいます。

頭皮を健康に保ち、髪を守っていくには、油分と水分を保つことが必要です。

刺激の少ないシャンプーを使用し、頭皮をマッサージするように丁寧に洗髪し、キューティクルを守るためにトリートメントで栄養補給を行いましょう。

他にも、週に1回~2回程度、オイルで頭皮マッサージを行うと、水分と油分を調整して保つことに繋がります。

まとめ

年齢的にも仕方ないと諦めてしまいがちな抜け毛や薄毛ですが、いつものヘアケアを見直して正しいケアを行うことで、抜け毛を防ぐことができます。

まずは、頭皮や髪を丁寧に扱うことから心掛けましょう。

頭皮と髪に必要な油分と水分を保つことが、薄毛を改善するには大切になってきます。