ヘアケア

薄毛の女性に優しい!髪が傷まない水カラーの特長

水カラーとは?

水カラーをご存知でしょうか。

通常のカラーリングでは、髪をドライの状態や軽くウェット状態にしてからカラー剤を髪に塗布していきます。

これが自身でもできるカラーリングです。

それでは、水カラーとはどういうものなのでしょうか。

水カラーは、髪と同じ栄養分 (保湿成分+油分)を髪につけます。

そしてナノスチームの蒸気で栄養分を浸透させてながら、カラーをを入れていきます。

髪にはキューティクルがあります。

髪をダメージ から守っているものですが、それは守っているだけあって外部からのものを吸収しないため、栄養分を髪につけるだけでは髪の内側には入りません。

なので、ナノスチームはナノ化された細かい圧縮蒸気がキューティクルを開けてくれて、隙間から栄養分と一緒にカラーを入るのです。

髪を傷めるリスクを軽減させられます。

水カラーって水を混ぜているのかと思いますが、実は水カラーはカラー剤に水は混ぜませんが、ろ過したキレイな蒸気の力で栄養分を浸透させ、パサつきが出なくなり保湿されることで、艶が出ます。

通常のカラー剤と何が違う?

水カラーと通常カラーリングで効果や持続性について大きな違いがあるわけではなく、水カラーはスチーム等のマイナスイオンを取り入れた手法なだけで、それによってpHに変化があるわけでもありません。

pHとは酸性やアルカリ性の濃度を表す単位です。

マイナスイオンを与えたことでアルカリ性が変化してしまい、酸性が濃くなるということはありません。

効果については変わりはないのです。

ただし、保湿性については水カラーの方が保湿力が高いです。

頭皮に与えるダメージや髪の水分量は水カラーの方が髪にとって安全性が高いです。

特徴とは?

通常のカラーリング剤とは違い、水カラーは微粒子のスチームを使ってキューティクルを開かせて、髪の内側にあるメデュラという場所にカラーを浸透させていく手法になります。

この手法は、熱を一切加えないままキューティクルを開かせてカラーリングしていくのでキューティクルが剥がれたりダメージを受けるリスクの少ない手法になります。

キューティクルはウロコ状のような断面がいくつも重なり合って髪の中心部を守っているのです。

髪は熱を加えるよりも水分でキューティクルを緩ませることで、色素を中に吸収させることができ、乾燥させていくことで、髪のツヤやコシが維持できます。

また、カラーリング剤に使われている色を作り出すパラフェニレンジアミンという過酸化水素水でできています。

スチームの水分と混合することで発色させることができ染まりやすくなり、成分がスムーズに浸透するメリットがあります。

このため、髪や頭皮のケアには水カラーはとても良い循環を生み出しています。

ただ、唯一のデメリットは、通常のカラーリングより一手間あることから料金がやや割高になるという点があります。

カラーリングには他にも種類がある!

バレイヤージュをご存知でしょうか。

髪の表面にまるでほうきでサッと掃いたような筋をハイライトでつけていくカラーリングの施術のことです。

バレイヤージュはフランス語で「ほうきで掃く」という意味になります。

1.最初にハイライトを入れてしばらくの間放置します。

2.その部分にブリーチ出来たら一度髪を洗います。

3.髪全体のカラーリングをしていきます。

毛先に向かうほどハイライトを多くしていくことで、よりグラデーション効果を得られるため、立体的になり、透明感があるヘアスタイルになります。

この髪全体の色にハイライトの色味よりも暗い色みを入れると、よりハイライトの部分を引き立たせることができます。

今人気のあるアッシュカラーを選ぶことで、スモーキーな色味やダークな色味がよりバレイヤージュ効果を引き立たせることができます。

ゆるくふわっとさせたウェーブとバレイヤージュで大人気のトレンドヘアーとなります。

髪や頭皮にダメージの少なくしたい人や既に髪のダメージがある人には、ブリーチをしなくても、髪の表面にだけカラー剤を塗る施術もあります。

自然な筋をハケでつけていくと髪色はまるで外国人のような印象になると言われています。

髪に動きが出るので立体感が出せますね。

髪全体に透明感が出るため、雰囲気のある仕上がりになります。

選ぶ色によって個性的なおしゃれを楽しむことをオススメします。

自分らしさを演出するのによい施術になります。

バレイヤージュの効果

バレイヤージュはヘアスタイル全体にハイライトをランダムに入れていきます。

バレイヤージュのウェーブに沿ったハイライトをすることで、髪の軽さを出し、全体色のカラーリングの色味がハイライトよりもダークな感じにすることで、ヘアスタイル全体に透明感と動きが出るため、より立体的になります。

ゆるやかなウェーブヘアにとてもよく合います。

ふわっと軽くエアリー感を持たせることが常にできるため、手間もかからず自然なヘアスタイルになります。

女性らしい優しい雰囲気に仕上がります。

さらにメリットは、伸ばしている途中の髪でもハイライトによりグラデーション効果が出ます。

伸ばしている途中だとは気づかれないので、オススメです。

そしてプラス効果として、顔色を良く見せてる効果や美肌効果がとても高いメリットがあります。女性には嬉しいですね。

このようにバレイヤージュは、髪に軽さと立体感を持たせることができ、程よい抜け感のある優しい雰囲気のヘアスタイルが期待できます。是非一度お試しください。

傷まないトリートメントカラーがある!

トリートメントカラーとは、酸性の酸化染料や中性からアルカリ性のHC染料、そして塩基性染料を使って行う半永久染毛の事をいいます。

ドラックストアなどで購入することができます。

ヘアカラーは永久染毛のことをいい、キューティクルを剥がして、薬剤を浸透させます。

そのことで、髪の内部で化学反応を起こし、髪の色を変化させるものです。

半永久染毛トリートメントカラーは、染料の分子が大きいため内部にまでは浸透ができないため、髪の表面に染料を付着させることで、髪を酸性状態にしてイオン結合を起こし、髪の色を変化させるものです。

トリートメントカラーのメリット

髪にダメージを与えないこと‼︎

酸性染料は、髪に対するダメージはないのです。

中性からアルカリ性のHC染料、又は塩基性染料はほんのわずかのダメージがあるくらいです。

しかし、内部にまで染料を浸透させるヘアカラー(永久染毛)と違うため、非常にわずかなダメージになります。

また、染料で髪をコーテイングしたような状態になり、トリートメントをしたような感触の手触りになるため、オススメします。

また、アレルギーを起こす心配がないので、誰にでも使いやすい大きなメリットになります。

酸性の染料は、鮮やかな色と艶が出るという嬉しい特徴があります。

しかし、元の髪色が濃い時は、ほとんど染毛の効果が出なく、色数が少なく、色落ちが早いのです。

そしてデメリットとして、頭皮に色が付着しやすいことです。

白髪染めでは、髪を傷めずに手軽に染毛できる染毛剤になります。

しかし、黒髪を明るい色に染毛することは不可能になります。

また、ヘアカラー(永久染毛)は、3ヶ月程度は染毛した色を保つことができます。

トリートメントカラーは、2~3週間程度しか持たず、色が落ちてしまいます。

シャンプーをするたびに徐々に落ちていくので、2~3週間後には元の髪色に戻ってしまうのです。

ただ、ヘアカラーと違い、自然な色合いに染まるため、元の色と染めた部分の格差が分からなくなりますので、自然な感じに染めたい人にはメリットになります。