女性の薄毛

髪を洗うと抜け毛が目立つ?洗髪と女性の薄毛との関係はいかに

髪を洗うたびに抜け毛が目立つという人も少なくありません。

ある程度の量は、発毛サイクルの中で抜けてくるものであり、心配する必要もありませんが、あまりに抜けてしまえば異常を感じることも出てきます。

髪を洗う時に目立つということに、薄毛との関係性を考えていかなければいけません。

洗髪してきれいで清潔な環境を作る

髪を清潔に保つという面で、洗うことは大切です。

清潔に保つことによって、薄毛のリスクも下げることができます。

ただ、洗うたびに髪が抜けている状況を見ると心配になることもあるはずです。

頻繁に洗ってしまうと、抜け毛が増えて薄毛が進行するのではないかと思うこともあるでしょう。

しかし、さほど気にする必要性はありません。

排水溝などに溜まった髪を見ると、本当に大丈夫なのかと思ってしまいますが、そこまで気にする必要はないのです。

人間の髪は寝ている間でも抜けていきます。

これが正常な反応だからです。

ブラッシングのときなどに抜けるようなイメージがありますが、何も力が掛かっていなくても、髪は自然と抜けます。

人間の髪は、毎日50本から80本程度抜けていくもので、多い人は100本ぐらい抜けることもあるほどです。

髪を洗ってるときに気になったとしても、ほとんどの場合には何ら問題がありません。

力をかけて髪を洗うことで抜ける可能性もありますが、健康な状態では相当な力をかけなければ抜けないのです。

髪を洗ってるときだけではなく、ブラッシングでも早々抜けるものではありません。

もちろん、休止期に入るような状態の髪は、ある程度の力で抜ける可能性もあります。

つまり、ある程度抜けたとしても、健全な髪は耐えられるのですから、気にするようなものではないと言えるのです。

それでも大量に抜けている時には要注意です。

100本どころではなく、ごっそりと抜けるような状況になると、何らかの病気が考えられます。

専門の医師も判断も必要となるため、素人判断で考えないことが大切です。

頭皮の環境が悪化してしまうと、思っている以上に抜けてくる可能性もゼロではありません。

例えば暑くなってきた時に、汗をかいた状態のままは放置すれば、頭皮の環境は悪化してしまうでしょう。

毎日洗うことで、雑菌の繁殖も抑えることができて、清潔な環境を維持できます。

頭皮の炎症も予防できるので、脱毛予防として定期的に洗わなければいけません。

こうした面からも、洗うことが髪の毛が抜けるようになるのではなく、洗わないことが抜けるようにとなるのです。

勘違いしないようにしなければいけません。

髪を洗う頻度は

髪を洗う頻度としては、毎日で構いませんが、1日1回で十分です。

それ以上の回数で洗うと、頭皮の皮脂が流されすぎてしまい、乾燥することが考えられます。

頭皮が乾燥してしまうと、環境が悪化する原因につながります。

抜け毛を助長することになるので、洗いすぎは禁物です。

もちろん、体調に合わせて髪を洗うことも必要になります。

調子が悪いのに髪を洗おうとすれば、さらに悪化させる原因ともなるでしょう。

逆効果になりかねないため、無理はしないことも必要です。

自分の髪質に合っているシャンプーを使うことも、十分に検討するべきです。

状態に合わないものを使っていると、どうしても負担が増えます。

負担が増えてくれば、髪の成長に影響を与えるため、抜け毛が増える可能性があるのです。

せっかく清潔にしようとしているのにも関わらず、マイナスになるようなことは控えるべきでしょう。

洗髪する際には、正しく髪と頭皮を洗うことも考えなければいけません。

髪を洗う前には丁寧にブラッシングする必要があります。

ブラッシングをすることによって、髪や頭皮に付着したホコリや汚れを落とすことができるからです。

髪が絡まったまま洗おうとすると、余計な力をかけなければいけません。

ブラッシングすることで、解くこともできます。

濡れた状態で力をかけると、髪が切れてしまうことも出てくるため、事前に解くことが大切です。

髪を洗う前に、ぬるま湯を使って予洗いもします。

聞きなれない言葉かもしれませんが、予洗いとはお湯を使って髪についている汚れを落とす方法です。

ブラッシングして浮き上がった汚れは、そのままでは全て落とせません。

予洗いをすると、負担をかけることなく洗い流すことができるのです。

温度は少しぬるめぐらいがちょうどいいでしょう。

あまり熱いお湯を使うと、負担が増えてしまうからです。

予洗いをするだけでも、髪についている大半の汚れを落とすことがきます。

シャンプーの量も減らすことができるので、負担も軽減できるのです。

優しくゆっくりと解きほぐすように洗うだけですので、髪の摩擦で傷むことも防げます。

シャンプーを使う時には髪に直接つけてはいけません

広げることが難しくなるためで、負担も増やしてしまいます。

まずは手のひらに乗せて、ほんの少しだけ水を加え、泡立てるようにしていきましょう。

この泡を髪に乗せて広げることにより、必要以上に使わずに済みます。

広げやすくなるところもこの方法のポイントです。

そのまま泡立てながら洗っていくことで、負担が軽減できます。

洗う時の方向としては、頭頂部から広げていくのが大切です。

頭頂部にはシャンプーがしっかりとつきますので、指の腹を使いゆっくりと広げていきましょう。

爪を立てたりすると頭皮に傷がつくので、指の腹で優しく揉みほぐすようにしていくのがポイントです。

洗い流す際には、シャンプーが残らないようにしなければいけません。

どんなに良質なものを使ったとしても、髪や頭皮にとっては異物でしかないからです。

残った成分が毛穴に詰まったりすると、炎症を起こす可能性もゼロではありません。

必ずきれいに洗い流すことが、抜け毛予防にもつながると覚えておくと良いでしょう。

この時もお湯の温度を上げてしまうと負担が増えてしまいます。

ぬるま湯程度で洗い流すことが大切です。

時間をかけてでも十分に洗うことが必要で、ゆっくりとでも十分にお湯を使いに流す必要があります。

抜け毛として異常な状態

それでも抜け毛が気になる人は、抜け毛の状態を観察してみることが大切です。

抜けた毛を抜いて毛根の部分はどうなっているのか、ここから確認してみましょう。

自然に抜けた髪は、根元に向かって白っぽく変化してきます。

全体的に白い状態であれば、トラブルが起きている可能性があるのです。

根本も丸くなっている状態が正しいのであり、尖っていたり形に異常があるようであれば問題があると考えなければいけません。

太さも見てみる必要がありますが、あまりに細く弱々しい髪になっているのであれば、成長に問題があります。

成長に影響があるとするならば、もっと大きな問題が隠れているかもしれません。

本数的にも200本近く抜けている場合には。大いに危険性が高まります。

排水溝を見た時に、あきらかに本数が異なるためすぐに気が付く量です。

歩いていても抜け毛が目立つようになった時には、抜け毛対策もしなければ薄毛になってしまうでしょう。

100本以下ではそこまで判別できるほどのものではありませんので、髪を洗って抜け毛があると思う程度ならば、何ら問題はないのです。

まとめ

髪を洗うたびに抜け毛があったとしても、それは自然なことで問題はありません。

それよりも、毎日きれいに洗ってあげるほうが、頭皮環境を清潔にしていくことからも大切といえます。

一緒にマッサージもしてあげれば、血行改善にも役立つため、抜け毛を抑えることもできるのです。

例を挙げたような異常な状態でなければ、心配する必要はありません。