最近、分け目や生え際から薄毛が進行しているかも…と気になり始めていたところ、
顔と同じように、髪も紫外線に当たると、日焼けをしてボロボロになり、薄毛をより進行させてしまうと聞き、焦っているあなた。
まさにその通りなのですよ!
もし、あなたが髪のUVカット対策をしていないなら、今日からでも行うべきです。
顔の日焼け止め対策をしている方は大勢いるのに、髪にまで対策をしている方は少数派です。
でも、ここが分かれ道なのです!
対策をするかしないかで、差が出てきますよ。
そこで今回は、なぜ、髪の紫外線対策をしないと薄毛が進行してしまうのかご説明をし、それに合わせて、具体的なUVカットアイテムをご紹介したいと思います。
是非参考になさって、未来のご自分の髪のために今から対策を行いましょう!
Contents
紫外線が髪に与える影響とは?
1年の中で紫外線のピークは、5~7月と言われています。
特に気を付けなくてはいけない月が、実は真夏ではなく、初夏の6月なのです。
更に、顔には日焼け止めや、UVカット効果のあるファンデーションを塗って対策を取っている思いますが、その顔が受ける紫外線の2倍以上の量が、髪に降り注がれている現実があります。
それを知ると恐ろしいですよね。
では、実際に髪が紫外線に当たるとどうなるのでしょう?
ご存知の通り、髪の表面はキューティクルで覆われています。
直で紫外線が当たると、その主成分であるタンパク質が壊されてしまうのです。
その結果、枝毛や切れ毛が増え、潤いやハリ、コシが失われ、パサパサな髪になってしまうわけですね。
また、紫外線により髪が酸化し、メラニン色素が分解され、日に焼けて赤色化します。
特にプールや海で髪が濡れていると、キューティクルが開きっぱなしになっているため、内部の成分が漏れやすく、より一層紫外線によるダメージを受けやすくなるのです。
元々髪色を明るくしている人も要注意で、すでにメラニン色素が少なくなっている状態なので、日焼けをしやすく、より髪がダメージを受けやすくなってしまいます。
また、頭皮も紫外線の影響を受けます。
頭皮は肌の一部であり、顔と一枚皮で繋がっているため、無防備に紫外線を浴びれば、日焼けをしてボロボロになってしまうのです。
その結果、頭皮は炎症を起こし、髪の土台となる頭皮の環境が悪化します。
すると、ダイレクトに髪の成育にも悪影響を及ぼし、当然、薄毛を進行させてしまうわけですね。
いかに紫外線が髪にダメージを与えるかお分かりいただけたところで、次に具体的な防御策についてご紹介します。
どんな対策をしたら良いの?
何より大切なことは、素髪で紫外線に当たらないようにすることです。
素髪をやめる
素髪とは、素肌と同じで、スタイリング剤など何も塗っていない状態の髪のことを言います。
当然、外出時には紫外線対策として、肌に日焼け止めやファンデーションを塗りますよね。
その日焼け止めやファンデーションの役割が、スタイリング剤なのです。
ですから、紫外線から髪を守るためには、スタイリング剤を塗ることが大切なのです。
物理的にUVカットをする
もちろん、物理的に髪から紫外線をブロックする方法もあります。
それが帽子や日傘といった類ですね。
帽子はただ被れば良いわけではなく、つばのなるべく広いものを選び、髪全体を直射日光から避けるようにすべきです。
日傘も然りですね。
色も乱反射による日焼けを避けるために、また、夏には避けて通れない熱中症対策も考慮すると、断然「黒」がお勧めです。
また、UVカット機能を施されている帽子や日傘もありますよ。
上手に生活に取り入れてみて下さいね。
ヘアスタイルを変える
髪の栄養は頭皮から毛根を通して送られるため、どうしても毛先が傷みがちです。
必然的に、紫外線の影響を受けやすいのも毛先になります。
紫外線が強い季節には、毛先を中に入れ込むヘアスタイル、おだんごなどがお勧めですよ!
具体的にUVカットアイテムをご紹介!使い方も合わせてご紹介します
初夏の強烈な紫外線対策には、外にお出かけする前のケアと、帰ってきてからのアフターケアの2つが必要になります。
まずは、前者をご紹介しますね。
先にお話しした通り、肌でいうファンデーションの役割であるスタイリング剤を使うのが一番ですね。
その種類は多彩です。
ヘアワックス
流行りの後れ毛を出したり、ラフな感じの一つ結びをするときのスタイルキープにも使えますね。
髪のファンデーション代わりですから、髪に良い天然成分のもの選ぶようにしたいですね。
ヘアスプレー
髪全体を覆うファンデーションの役割を果たしてくれるのに、一番適しているタイプのものです。
ノンシリコンのものや、テクスチャーにこだわり、夏でもさらっとした使い心地のもの、トリートメト効果のあるものなど様々な特徴を持った製品がありますよ。
使い方も簡単で、髪から10~15センチほど離して、まんべんなくスプレーするだけです。
ヘアオイル
ドライヤー等でスタイリングする前に塗るタイプと、スタイリング後にキープするために使用するものとあります。
前者は、ドライヤー等の熱で髪への浸透を高める働きがあるなど工夫がなされています。
後者は、夏にパサつきがちな毛先を潤わせたり、汗をかく季節でも、お好みの香りをまとわせて快適に過ごすことができますよ。
ヘアミスト
こちらも、ヘアスプレーと同様に髪全体にまんべんなくつけるのに適しています。
更に、嫌な花粉やホコリの付着を防ぐアンチポリテーション効果が入っているものもありますよ。
また、髪だけではなく、顔や手足などに噴射できるものもあり、これ一本で全身の紫外線対策ができて便利ですね。
何れにせよ、汗をかいたり、雨に濡れたり、湿気の多い場所にいると落ちやすいので、2~3時間おきにつけ直すのがベストです。
肌に塗る日焼け止めと同じですね。
また、少しでも効果を長持ちさせたいなら、タオル等でこまめに髪の水分を吸い取るようにします。
ここでも擦るのは厳禁ですよ!せっかくの効果を擦り取ってしまうだけではなく、濡れた髪を摩擦することで、より深いダメージを与えてしまいます。
では続けて、後者のご紹介します。
どんなに外出前にスタイリング剤で保護してきても、やはりダメージから完全に防御することはできません。
以下のようなアフターケアをお勧めします。
冷やしタオルでクールダウンを
紫外線を浴びて火照った髪と頭皮を、まずはクールダウンさせてやります。
頭皮も髪も擦らない
先に少しお話ししましたが、濡れた髪はキューティクルが開き、傷みやすい状態にあります。
汗で濡れた髪は擦るように拭かない!
シャンプーの際も、頭皮や髪を擦り洗いしない!
(頭皮をマッサージするように洗うだけで充分ですよ。)
洗髪後のタオルドライも、髪を擦らない!
(タオルで包み、水分を吸い取るだけでにします。)
以上のように、他の季節より少し注意が必要ですね。
頭皮に美容液を
髪と同じく、頭皮も紫外線によるダメージを受けています。
洗髪し、タオルドライをした後に、頭皮に美容液を塗ってやります。
その後、ドライヤーで乾かすようにして下さいね。
定期的に分け目を変える
どうしても、頭頂部に位置する分け目は、紫外線が最も当たりやすく、ダメージを受けやすい場所です。
定期的に分け目を変えて、リスクを分散するようにしましょう。
これは、薄毛を改善させる効果もありますよ。
まとめ
髪のUVカットをすることが、いかに薄毛改善にとって重要かお分かりいただけたかと思います。
肌は紫外線対策をしているのに、それより無防備に紫外線にさらされている髪や頭皮を無視するわけにはいきませんよね。
是非、ご紹介したスタイリングで髪にファンデーションを塗り、そして、必ずアフターケアをするようにして下さいね。
次第に、気になる薄毛にも改善が見られますよ!