タオルドライは髪のダメージと深い関係があります。
そのためタオル選びとタオルの使い方次第で髪にダメージを与えてしまうのか、美髪になるのかの違いがあります。
そのため、ヘアケアにとても重要な点になります。
Contents
良いタオルと悪いタオル
ヘアケアに良いタオルと悪いタオルとは何が違うのでしょうか。
その差とは「吸水性が高いこと」と「髪との摩擦が少ないこと」の2つがあげられます。
なぜならタオルドライ時にどんなに気をつけても、生地によっても髪を傷めてしまう原因が水分と摩擦による影響だからなのです。
髪を洗った後は、濡れている状態です。
その状態だとキューティクルが開いているため、髪が弱くなっている上、タオルの摩擦によって髪が傷つきやすくなるのです。
またタオルの吸水性が高いとドライヤーをあてる時間も短縮できます。
そのため、ドライヤーの熱による髪の傷みも予防することに繋がります。
タオルドライが髪に与える影響とは?
髪を洗った後の濡れた状態は、キューティクルが弱いため、はがれやすくなっているのです。
ドライヤーをかける人も、ドライヤー前にはタオルドライは欠かせないですね。
タオルドライのメリットは、髪の水分をある程度吸い取ってくれますので、キューティクルがダメージを受けやすい状態が少なくするためには必要です。
ドライヤーは使い方が重要になります。
それは、ドライヤーのかけ方で髪にダメージを与えてしまう可能性が高まり、乾燥しやすくしてしまう原因にも繋がります。
タオルドライをすることで少なくなった水分を短時間で一気に乾かせるのがドライヤー効果になります。
正しいタオルドライの方法
タオルドライのやり方にも注意が必要になります。
水分を早く取りたいからとゴシゴシと髪をこすってしまい摩擦によってキューティクルが傷みやすくなります。
濡れている髪が一番傷みやすいやすいため、乾かすときは注意が必要です。
1.正しいタオルドライはこすらずに、髪全体をタオルで覆い、優しく包み頭全体を軽く押すようにして水分をタオルに吸収させていきます。
2.髪の毛部分はタオルにポンポンと押すようにして水分を移していきます。こうすることで摩擦を起こさずにキューティクルを保護します。
いかがでしょうか?
間違ったタオルドライをしてゴシゴシしていた人は今日からやめて優しく包み込むようにタオルに水分を吸収させるように乾かしてみてください。
古Tシャツドライのメリット
タオルドライは間違ったやり方では逆に髪を傷めやすいのがわかっていただけましたでしょうか。
柔らかいタオルがいいのですが、実はタオルよりももっと柔らかい素材があるのをご存知でしょうか。
それはどこのお宅にも誰もがもっている「古Tシャツ」なのです。
海外雑誌にはセレブもひそかに活用していることを紹介していたこともありますね。
着古したTシャツで髪艶があるのヘア美人になれるのは嬉しいですね。
Tシャツと言っても今では素材はさまざまありますね。
その中でも髪の水分を取ってくれるのは綿100%の物が断然良いです。
綿の素材でないTシャツも多くなっていますが、ぜひ綿の素材を探してみてください。
水分をよく吸収する
古Tシャツドライに活用するTシャツは綿素材です。
綿はとてもよく水分を吸収してくれるため、何度も洗濯をして柔らかくなったTシャツは、まるで肌に吸い付くような手触りになっているため、髪へのダメージは防げますし、髪艶も手に入ります。
濡れているデリケートな髪に古Tシャツで頭を包み込むように優しく覆いながら、髪の水分を古Tシャツにトントン叩くと吸収します。
そして、あまりこすらないでくださいね。
せっかくなめらかな素材のため、乾かしているのに、ゴシゴシこすってしまったら良さが半減してしまい、どんなに素材が良くても髪にダメージを与えてしまうことになってしまいます。
素材を活かせるように「古Tシャツ」を使ってみると、いつものタオルよりも素早く髪が乾かせるでしょう。
Tシャツは捨てる前に綿なのかを確かめてから捨てるようにしてください。
頭皮や髪に優しい古Tシャツドライを是非活用してみてください。
マイクロファイバーのタオル
タオルの吸水性は使用する材料によって大きな差がつきます。
一般的なタオルは綿が材料ですね。
しかし綿のタオルは吸水性が高いとは言えないものもあります。
古Tシャツと同様にオススメしたいのは、化学繊維を使用した吸水性が高いタオル、マイクロファイバーのタオルになります。
摩擦低減効果のあるタオルならば、さらに摩擦によるダメージも防ぐことができるでしょう。
ヘアケアのことを考えると、身体を乾かす用のタオルは身体として髪を乾かす用のタオルを別に用意しておくのもオススメです。
タオルドライのコツ〜マイクロファイバー〜
まずタオルを使う前に髪についた水分はできるだけ取ることが大切です。
髪が短い場合は、軽く頭を振ったり、手で軽くはらうなどするだけでも、かなり水分を取ることができるでしょう。
タオルドライ 〜頭皮〜
タオルでは髪の水分を取る前にまず、頭皮の水分を取ります。
マイクロファイバーは水分の吸着が早いため、頭皮マッサージをプラスすると頭皮が柔らかくなりやすいため、手で揉みながら頭皮の水分を吸収させます。
毛先ドライ
毛先部分に残った水分をタオルで吸収させます。
パンパンと軽く叩くような感じで吸収させていくと髪にダメージを軽減できます。
ドライヤー
ドライヤーも使い方を間違ってしまうと髪に大きなダメージを与えることになります。
タオルドライをして髪を傷めずにしても、最後のドライヤーでダメージを与えてしまっては、意味がありません。
そこで、ドライヤーの注意点は、熱を一ヵ所に集中させないように乾かしていくことです。
是非、古Tシャツがなかったりした場合はマイクロファイバーをためしてみてください。
毎日のタオルドライによるヘアダメージを軽減させることができます。
ここで、スキンケアやトリートメントなどを使っていて、タオルドライができない方に必見です!
タオルドライできない時の巻き方
①頭を下に向けて、後ろからタオルをかぶせる
お風呂上りにスキンケアを優先することがありますね。
その場合、タオルを髪に巻いて水分を吸わせることが必要でしょう。
その後、お辞儀をした方をして頭を下に向けると髪がすべて前にくるようになりますので、タオルを上からかぶせましょう。
襟足の真ん中あたりとタオルの中央を合わせるとうまく巻けるとキレイに巻けますし、形が崩れないためしっかり水分を吸い取れます。
②おでこに向かってタオルを左右に交差させる
タオルを頭にかぶせた状態で下を向いたまま、左右の髪をおでこに向かって包んでいきましょう。
ポイントは、おでこの中央まで包めたら、タオルを交差させることです。
しっかり包み込むことで、ロングヘアでも巻けます。
③タオルの余った部分を下に引く
最後に頭を上げます。
すると、タオルの余った両端がありますので、それを下に引きます。
上手く引けない方もいるでしょう。
うまく固定できない時は、タオルの端を丸めこんで、髪の毛とタオルの間に入れて留めるといいでしょう。