女性特有の脱毛症として悩んでいる方も多いFAGA。
クリニックや病院での治療は、費用の負担も大きいので自力で治したいと思っている方も多いのではないでしょうか？
この記事では病院やクリニックに通わなくてもFAGAを治す方法や、自力でFAGAを治す方法、またそのリスクについて解説していきます。
Contents
FAGAの治療は保険適用外
私たちが風邪や何らかの病気で病院で受診すると、健康保険が適用され、治療費が3割負担のみで治療することができます。
ですが女性特有の脱毛症である「FAGA（女性型男性脱毛症）」の治療は、基本的に健康保険適用外の治療行為になります。
長期の治療で金銭的負担も
健康保険適用外のFAGA治療は、短期間の治療だけでは終わりません。
その症状や進行度合いにもよりますが、長くても1年以上継続的に通院する必要があるので、治療費が負担になってしまう場合も。
早期の治療だと治療費も安く済む場合もありますが、基本的にある程度の予算を用意しておかないと、治療費がかさみ厳しいです。
クリニックが遠いと通いづらい
FAGAを治療できるのは薄毛治療専門クリニックです。
そのような専門クリニックはそれほど多くあるわけでもなく、多くは都市部に集中しているので、地方の方は通いにくくなってしまいます。
上記でも言ったように、FAGA治療は継続的な通院が必要なので、クリニックが遠いと継続的に治療するのがストレスになってしまう可能性もあります。
自力でFAGAを治す方法
FAGA治療をするのには費用と通院する時間が消費されるので、できることなら自力で治したいですよね。
そこで、自力でFAGAを治す方法をいくつかご紹介していきますので、自力でFAGAを治したい方は参考にしてください。
育毛剤を使う
FAGAだけに限らず、薄毛や抜け毛が気になりだした方が始めに取り入れやすい治療方法が育毛剤の使用です。
育毛剤は様々な有効成分が頭皮環境を改善させ、元気な髪の毛の発毛を促進してくれる効果があります。
頭皮に塗布するだけで使用できますので手軽で簡単、また手に入れやすいので、自宅でFAGA治療をすることができます。
敏感肌専用のものから、発毛を促進する成分が豊富に含まれているものまで種類がたくさんありますので、自分の症状に合わせて選ぶことができるのが特徴的です。
頭皮マッサージなどをする
FAGAにかかってしまうのは様々な原因があります。
生活習慣の悪化が引き起こしたり、頭皮環境の悪化、ホルモンバランスの乱れなど。
中でも全ての原因は頭皮環境を悪化させる事に繋がります。
血行不良になることで頭皮に必要な栄養素が届かなくなって薄毛を引き起こしてしまうので、頭皮マッサージなどを行って頭皮の血流促進をすると改善できる可能性があります。
同時に、クレンジングオイルなどを使用しながらやると、頭皮の汚れを洗浄、保湿しながら血流促進することができるのでおすすめです。
生活習慣を改善する
生活習慣が乱れてしまうと、頭皮に悪影響を及ぼし、FAGAの原因になってしまいます。
不規則な生活や睡眠不足、偏った食生活などの生活習慣を改善することによってFAGAの進行を抑制できる可能性があります。
睡眠時間はしっかり確保し、生活リズムを整え、栄養バランスの取れた食事を摂ることによって、まだFAGAにかかっていない方も予防することが可能です。
また、FAGAだけでなく様々な生活習慣病を予防することにも繋がりますので、身体の健康を保つうえでもとても大切なことです。
自力によるFAGA治療のの失敗例
自力でFAGAを治療する方法をご紹介してきましたが、間違えた治療を続けていますと、失敗しリスクを負ってしまう可能性があります。
そこで自力による治療で失敗した例を見てみましょう。
副作用のリスク
育毛剤の使用には副作用のリスクが少ないですが、そこまで即効性があるわけではありません。
早く効果を得たいからといって、クリニックなどに受診せずに内服薬を入手して処方してしまうと、副作用のリスクが上がってしまう可能性も。
FAGAの治療薬の代表例ではフィナステリドやミノキシジルなどがありますが、海外から輸入で購入することができます。
しかし自分に合った薬かどうかわからずに服用してしまうと、腎機能の低下などの副作用を引き起こす可能性があります。
原因に対して適切な対策がとれていない
FAGAには様々な原因があることを述べてきましたが、その原因に対して適切な対策を取らないと効果的なFAGA治療ができません。
ホルモンバランスの乱れによってもFAGAは引き起こされますが、にもかかわらず頭皮ケアをいくらしたところでFAGAの進行を抑制することができません。
クリニックなどに受診せずに自分の判断で治療を続けるとそれが正しい方法かどうかもわからないですし、かえって進行していく場合もあります。
かえってお金がかかる場合がある
市販で手軽に変えて自宅で治療ができる育毛剤は、その手軽さからそこまで即効性がないのも事実です。
単なる薄毛や抜け毛に対してはアプローチをかけることができますが、FAGAは一種の病気です。
育毛剤を継続的に使用していても3年～4年ほど使用している方もいますので、かえってお金がかかる場合があります。
治療費を節約するために自力でFAGAを治そうとしているのに、かえってお金がかかっては本末転倒ですよね。
これらの点を考慮すると、効果的にFAGA治療をするのであれば、専門クリニックでの治療をお勧めします。
まずはクリニックで無料カウンセリング
FAGA治療ができるクリニックはたくさんありますが、ほとんどのクリニックが初診料・カウンセリングが無料です。
薄毛や抜け毛の症状に気付き始めたら、まずはカウンセリングで悩み相談から始めてみるのもいいと思います。
そこで治療費がどのくらいかかるのかなどを考慮しながら、治療を検討してみるといいでしょう。
遠隔診療も対応
「クリニックが遠くて通いづらい」
という悩みでクリニックでのFAGA治療をためらっている方には、遠隔診療ができるクリニックを選びましょう。
遠隔診療とは、スマホやパソコン、タブレットなどでリモートで受診できるシステムです。
これならクリニックが遠くても通う必要がないので地方に住んでいる方でも、都市部の方と同じ治療をすることができます。
治療薬の処方は近くの薬局で受け取ることができる、とても便利なシステムです。
早期治療は治療費を安くする
治療費の負担をできるだけ軽減するためには、早期の治療が大切です。
FAGAが進行する前に受診することによって、治療する内容も期間も違ってきますので、早めに受診するようにしましょう。
発毛を促進する治療はそれなりに治療費がかさんでしまいますが、FAGAの進行を抑制するだけの治療では、そこまで費用が掛かりません。
FAGAがひどくなる前に、クリニックに相談しに行きましょう！
まとめ
いかがでしたでしょうか？この記事では、自力でFAGAを治す方法やそのリスクについて解説してきました。
育毛剤の使用や生活習慣の改善によって自力でFAGAを治療することは可能ですが、期待できる効果が薄いのでかえって費用が掛かってしまったり、時間がかかる場合があります。
クリニックにしっかり受診して治療をすれば、様々な治療内容を提案してくれ、効果的な治療ができますのでおすすめです。
どうしてもクリニックに通うのが難しいという方は、遠隔診療を行っているクリニックもありますので、まずはカウンセリングで相談から始めてみましょう！
