頭皮ケア

薄毛女性も顔ヨガで頭皮の血行促進!

顔ヨガを行うと首や肩などの血行促進につながるだけではなく、頭皮や髪にもよい影響を与え、頭皮環境を改善してくれるとも言われています。

そこで今回は、顔ヨガによる頭皮への効果や頭皮マッサージとの併用について、また顔ヨガとともに日常生活の中で頭皮の行うとよいことなどについて詳しく見ていきたいと思います。

そもそも顔ヨガとは?

顔ヨガとは、顔の表情筋を鍛えるために筋肉を動かすことを現します。

普段あまり使わない顔全体の筋肉を意識的に動かすことで、血行促進肌のくすみ、またたるみシワの改善につながります。

また表情筋を動かすことにより肌と同時に頭皮も動かすことができるため、頭皮を柔らかくして頭皮環境を改善することが可能となっています。

道具などを使わずにいつでも自分の好きなタイミングで行えるのが、顔ヨガの魅力のひとつでもあります。

さらに顔ヨガを行うことで、顔や頭皮などのコリがほぐれ代謝がよくなるため、顔回りの脂肪を落としながら適度な筋力をつけることができリフトアップにもつながります。 

顔ヨガにより頭皮全体を柔らかくしてリラックスした状態にすることにより、血流促進や代謝機能の改善で薄毛や抜け毛などの予防への効果も期待できます。

頭皮マッサージを併用するのもおすすめ!

頭皮マッサージを行うと、顔ヨガと同様に頭皮の血流アップが期待できます。

また硬くなりがちな頭皮を柔らかくして、髪の成長に必要な酸素や栄養を毛根にしっかり届けることができ、薄毛や抜け毛の予防や健康的な髪を育てる効果が期待できます。

さらに顔のリフトアップや首や肩こり、頭痛の改善や脳のリフレッシュなどさまざまなメリットがあると言われているためおすすめです。

顔ヨガと頭皮マッサージを併用することにより得られる効果は?

ここでは、顔ヨガと頭皮マッサージを同時に行うことにより期待できる効果について見ていきたいと思います。

顔のむくみやたるみの改善

頭皮には毛細血管の他にもリンパ管も多くあるため、頭皮マッサージリンパの流れをよくすることで老廃物の排出を促し、顔のむくみを改善することができます。       

また顔ヨガにより頭皮を下から上に持ち上げる動きを繰り返すことにより、リフトアップなどの顔のたるみの解消への高い効果も期待できます。

肌がきれいになる

顔のくすみは、頭皮の血行不良が原因となっていることが多いと言われています。

ですから顔ヨガなどを行い首や顔、頭皮の血行を促すと顔全体の血行が改善され顔色がよくなり、くすみの改善につながり肌がきれいになります。

冷え性の改善

毛細血管の多い頭皮をマッサージすると、全身の血行が促され体がポカポカと温まるため、冷え性の改善が期待できます。

ストレス発散

顔ヨガや頭皮マッサージを行いストレスを発散することにより、頭皮だけではなく全身の血液の流れが改善されるため細胞の働きも活性化され体調もよくなります。

不眠の解消

頭皮マッサージを就寝前に深呼吸しながらゆっくり行いましょう。

そうすることで全身の血行促進につながり、また体の芯から温めることができるため、深い眠りが訪れ睡眠不足や不眠症の改善が期待できます。

頭皮環境の改善のために注意すべきこととは?

顔ヨガや頭皮マッサージの効果をより高めるためには、髪や頭皮のために普段の生活の中で注意しなければならないことがいくつかあります。

以下ではそれらについて詳しく見ていきたいと思います。

食生活の見直しと改善

頭皮環境に整え健康的な髪を育てるためには、たんぱく質ビタミンミネラルなどの栄養素が特に重要です。

ですから緑黄色野菜やフルーツ、わかめなどの海藻類、また豆腐や納豆などの大豆食品をしっかり摂るように心がけましょう。

特にビタミン類や亜鉛などのミネラルは体内で作ることができないため、毎日の食事から積極的に摂るようにしてください。

レバーやうなぎ、緑黄色野菜に多く含まれているビタミンAは、細胞分裂を正常化し、頭皮の健康を保つ働きがあります。

また卵や大豆に含まれているビタミンB2や、魚や肉類、バナナなどに含まれているビタミンB6などに代表されるビタミンB群は、新陳代謝を促し毛母細胞の細胞分裂を活発にするだけでなく、免疫力を高める効果も期待できます。

さらに魚介類、ごま、ナッツ類に含まれているビタミンEは、毛細血管を広げ血行を促し、頭皮の細胞に髪の成長に必要な酸素や栄養素を運ぶ役割を担っています。

ちなみに、皮脂の過剰分泌を促し毛穴を詰まらせ髪を弱らせてしまう可能性のある糖分や脂質の多い食べ物、さらにインスタント食品や加工食品、コンビニのお弁当などのような添加物の多いものはできるだけ避けた方がいいでしょう。

正しい方法でシャンプーを行う

髪や頭皮を清潔で健康的に保つためには、毎日シャンプーをすることが欠かせません。

しかし間違った方法でシャンプーしていると、かえって頭皮環境を悪化させたり、髪にダメージを与える可能性もあるためくれぐれも注意が必要です。

特に髪は濡れている時にキューティクルが開き無防備な状態になっているため、最もダメージを受けやすいと言われています。

実はシャンプーは髪そのものを洗うものではなく、頭皮を洗い毛穴の汚れや不要な皮脂を洗い流すことが本来の目的であるとされています。

シャンプーを使う前にお湯だけの予洗いを行いますが、髪や頭皮の汚れはこの時にだいたい落とすことができるため、シャンプーをつけてからあまりゴシゴシと力を入れて洗う必要はありません。   

手で泡立てたシャンプーを頭皮全体になじませたら、指の腹を使い優しくマッサージするようなイメージで頭皮を洗うようにしましょう。

またシャンプー後はしっかりとすすぎを行います。

この時にシャンプー剤が頭皮に残るとかゆみやフケ、毛穴の詰まりなどの原因となってしまうため、時間をかけてシャワーでしっかり洗い流すようにしましょう。

トリートメントとリンス、コンディショナーの使い方にも注意が必要

リンスやコンディショナーは、髪の表面をコーティングして守る役割があります。

しかしトリートメントとリンス、またトリートメントでは使い方が異なるため注意が必要です。
  

リンスやコンディショナーは髪につけた後にすぐに洗い流すことが必要であり、トリートメントをつけた場合のように時間を置いてから流したりマッサージを行うのはNGです。

トリートメントの場合は髪の内部まで成分が浸透させる必要があるため、だいたい5分ほど置いてから洗い流すことにより、ダメージをうけている箇所に栄養補給することが可能となっています。

しかしリンスやコンディショナーは、主に髪のコーティング効果、つまり髪のきしみを防いだり指通りをよくして絡まりにくくすることが目的であるため、つけた直後にしっかりと洗い流さなければなりません。

また頭皮につけたりそのままマッサージなどを行うと、毛穴詰まりの原因になりフケや臭いの引き金なってしまいます。

ですからリンスやコンディショナーは、毛先を中心につけるようにしてください。

まとめ

今回は顔ヨガによる頭皮への効果や、頭皮マッサージとの併用、また頭皮環境の改善のために普段から気をつけるべきことなどについて詳しく見てきました。

顔ヨガは頭皮の血行を促すだけではなく、新陳代謝をアップさせ健康な髪を育てるためにも大変重要です。

また薄毛や抜け毛などの予防にもなり白髪にも効果が期待できるため、積極的に行っていきましょう。

またそれと同時に食生活を見直すことや、正しい方法でシャンプーを行うことで、さらなる頭皮環境の改善が期待できるためでしょう。