女性の薄毛

女性の薄毛隠しに!頭皮タトゥーって怖くない?

薄毛隠しに最近話題になっている「頭皮タトゥー」をご存知でしょうか。

文字通り、頭皮のタトゥーなのですが、痛くないのか、どこで受けることが出来るのか、相場はいくらなのか、など気になることがたくさんありますよね。

そこで、今回は頭皮タトゥーについて、調べてみました。

頭皮タトゥーって何?

頭皮タトゥーは文字通り、頭皮に施すタトゥーのことです。

タトゥーというと、一般的におしゃれのためにするもののイメージがありますよね。

でも、眉毛やアイラインのアートメイクもタトゥーの一種。

それと同じで、頭皮タトゥーもアートメイク感覚で入れる人も増えています。

頭皮の肌色の部分に色を入れるので、薄毛隠しに、分け目隠しに人気なんです。

頭皮タトゥーは大きく分けて、3種類。

・ヘナタトゥー

・メディカル頭皮タトゥー

・頭皮タトゥー

それぞれ詳しく説明したいと思います。

ヘナタトゥー

夏休みの間だけ、など期間限定で楽しむことが出来る「ヘナタトゥー

ヘナという植物が原料のタトゥーです。

それと同じ方法で頭皮も染めることが出来ます。

針を使わずに、皮膚を染める方法になります。

針で染料を入れるわけではないので約2週間で色が抜け落ちてしまいます。

旅行や同窓会などのイベントの時だけ、薄毛を隠したいという人に人気です。

白髪染めにも、ヘナを使用しているという人もいますよね。

白髪染め用のヘナでは頭皮まで染まりません。

ですので、頭皮専用のヘナを使用します。

針を使わないので、免許なども必要なく、染料を購入すれば自宅でセルフで染めることも可能です。

2週間で落ち、自宅で出来るのは手軽で試しやすいですね。

針を使った本格的なタトゥーを施術する前に、どんな感じなのかを体験するためにお試しでする人もいます。

メディカル頭皮タトゥー

針を使って、皮膚に染料を入れる医療用の頭皮タトゥー

ヘアタトゥー」とも呼ばれています。

眉やアイラインと同じ方法で施術します。

医師や看護師などがクリニックで施術します。

一般的に入れ墨と呼ばれているものより、浅い部分に色素を入れるので、約2年で色が抜けていきます。

2年で落ちると思うと、チャレンジしやすいと思うせいか、アートメイク感覚で人気です。

現在、針を使用するアートメイクは日本では医療行為にあたります。

ですので、クリニックで医療従事者のみが施術をすることが可能です。

免許の保有していない店舗での施術は、のちのちのことも考え、危険ですので注意しましょう。

頭皮タトゥー

メディカルタトゥーは約2年で落ちますが、こちらは永久に落ちない入れ墨と同じ方法での施術となります。

年数が経つと、どうしても色褪せてきますが、それでも落ちるということはありません。

ですので、薄毛が広がってきた時、白髪が増えた時など対応が大変なのが、この入れ墨タイプのデメリットになります。

メリットは永久に消えない点。

アートメイクのように何度も施術を受ける必要がないのが利点になります。

頭皮タトゥーは痛い?

メディカルタトゥーよりも、入れ墨タイプの頭皮タトゥーのほうが痛みが強いと言われています。

頭皮タトゥーのほうが、深い部分まで針を刺すためです。

しかも、頭皮は腕や背中などの部分に比べ、痛みも数倍といいます。

同じ頭部でも、場所によって痛みも違う様子。

後頭部、頭頂部が最も痛く、耳の上当たり、側頭部はまだ我慢できる痛みと言われています。

メディカルタトゥーは入れ墨よりも浅い部分に刺すのと、事前に塗るタイプの麻酔をするクリニックがほとんどです。

ですので、我慢できないほどの痛みということはありません。

ヘナタトゥーは針を使用しないので、全く痛みなどはありません。

どこでしてもらえるの?

メディカルタトゥーは薄毛治療を行っている専門のAGAクリニックや皮膚科での施術となります。

頭皮タトゥーはクリニックや皮膚科で行っているところは、ほとんどありません。

ですので、一般的に「彫り師」と呼ばれている人たちの経営する店舗での施術となります。

彫り師によって、センスや技術などが異なるため、慎重に選ぶ必要があります。

一生消えない入れ墨ですので、入れる前にはよく考えましょう。

相場はいくら?

ヘナタトゥーは2,000円〜5,000円ほどで購入可能です。

大手通販サイトなどで購入することができます。

メディカルタトゥーの相場は10万円〜100万円。

範囲や部位によって価格が変わります。

入れ墨タイプの頭皮タトゥーは、1番価格の幅が広いです。

彫り師さんによって設定価格が自由に決められるため、5万円〜100万円。

ただ、頭頂部の薄い部分を隠すのと、慎重なラインが必要な生え際などでは、だいぶ価格に差があります。

事前にホームページなどで確認するといいでしょう。

頭皮タトゥーをする前の注意点

入れ墨タイプの頭皮タトゥーは施術する人によって色々なルールがありますので、大体のラインの決まっているメディカルタトゥーの注意点などについて、ご紹介していきます。

妊娠中でも受けられる?

妊娠中は施術を受けることは出来ません

妊娠の可能性がある人も受けることが出来ませんので、注意が必要です。

施術の流れは?

施術をする前にしっかりと、カウンセリングを受けます。

クリニックによって、カウンセリングの当日施術の場合と、後日予約を取ってからの施術と、色々な場合があります。

施術当日は、まず頭に塗るタイプの麻酔を塗ります。

麻酔が効くまで約1時間待機します。

麻酔が効いてきたら、施術開始です。

部分麻酔なので意識はもちろんあります。

色素を入れる方法は機械で入れる場合と、手で描く方法があります。

手での施術のほうがお値段が高めの場合が多いですが、自然な仕上がりになります。

MRIは受けられる?

MRIを受けた際、「入れ墨はありますか?」と聞かれたことがある人も多いですよね。

それは入れ墨の染料の中に鉄の成分が入っていることがあるため。

化学反応で火傷になってしまう場合があります。

メディカルタトゥーに使用される染料には鉄を含んでいないものがほとんどですが、念の為施術前に確認しておきましょう。

お風呂やプールに入れる?

施術してしばらくは、プールに入ることは出来ません。

大体1週間と言われていますが、施術した医師、または看護師の指示に従いましょう。

お風呂は当日はNG.

クリニックによって、3日は頭皮を濡らさないように、5日間さっとシャワーのみ、など指示が違いますので、事前に確認し、指示に従いましょう。

指定された期間、シャワーを浴びなくても大丈夫な日付での施術にしましょう。

施術時間はどのくらい?

施術時間は2時間〜3時間くらいのクリニックが多いです。

また施術する範囲や部位によって、何日かに分けて行うことも。

色素の定着をよくするためや、色ムラをなくすために、回数をわけるクリニックもあります。

まとめ

いかがでしたか?

簡単に薄毛を隠すことができる頭皮タトゥーについて、ご紹介しました。

薄毛が隠れる頭皮タトゥー。痛くないヘナから初めてみてもいいかもしれませんね。

2年で消えると言われているメディカルタトゥーも、2年で全てまっさらに消えるわけではないので、施術の際はよく考えて受けてください。