ヘアケア

薄毛女性も気になる、毛先が白くなるのはなぜ?

毛先が白くなっていると感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

毛先が白い原因や白くなった髪の毛をどう治したらいいかと悩みますよね。

そこで、毛先が白くなる原因と予防方法についてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

毛先が白くなるのはなぜ?

それでは、毛先が白くなるなるのはなぜかご紹介します。

毛先が白くなっているのは、毛先が切れ毛や枝毛になっている証拠です。

白くなっている毛先を軽くこすってすぐ切れてしまう場合は、切れ毛がダメージをたくさん追っている状態です。

ではなぜ、白く見えるのでしょうか。

毛先が白く見えているのは、髪の毛の繊維によるものです。

通常の健康的な髪の毛は毛先も黒くしっかりとしています。

しかし、白い毛先は髪の毛がダメージを受け、キューティクルが剥がれて髪の毛の繊維がむき出しになっている状態です。

そのため、メラニン色素も失われてしまっているので、毛先の色素がなくなり、光に当たって毛先が白く見えているのです。

毛先が白くなる原因

では次に、毛先が白くなる原因についてご紹介します。

原因は5つ挙げられます。

ヘアカラーやパーマの薬剤

ヘアカラーやパーマに使われる薬剤は、強いアルカリ性のものです。

アルカリ性のものは髪の毛にダメージを与えてしまいます。

ヘアカラーやパーマを繰り返している髪の毛は、薬剤によりダメージが蓄積されています。

その結果、髪の毛に切れ毛や枝毛ができ、毛先が白くなってしまいます。

頻繁にヘアカラーやパーマをしている人は、間隔を空けることで髪の毛のダメージを軽減することができます。

また、ヘアカラーの前にブリーチをしている人は、さらに髪の毛にダメージを負いやすくなりますので、注意しましょう。

ドライヤーやヘアアイロンの熱

毎日のスタイリングに、ドライヤーやヘアアイロン・コテを使っている人も多いでしょう。

ドライヤーやヘアアイロン・コテは髪の毛に直接熱を与えます。

髪の毛は熱によりダメージを受けます。

そのため、ドライヤーやヘアアイロン・コテを使うたびに髪の毛はダメージを受けています。

ドライヤーやヘアアイロン・コテを使う前に、ヘアオイルや洗い流さないトリートメントを使うなどして、髪の毛を保護してから使うようにしましょう。

ストレス・睡眠不足

日々のストレスは、身体の血液循環が悪くなり、血行不良の原因になります。

血行不良になると、頭皮の血液循環も悪くなり、髪の毛が育つ環境も悪くなります。

その結果、髪の毛が切れやすくなったり、枝毛になったりしてしまいます。

また、ストレスと同様に睡眠不足も毛先が白くなる原因になります。

睡眠は髪の毛を作るために必要な時間です。

睡眠が不足すると、健康的な髪の毛を作る時間が失われ、枝毛や切れ毛にもつながります。

ストレスはため込まないように発散させ、良質な睡眠を心掛けることが大切です。

食生活

髪の毛を作るために必要なのは、栄養バランスの取れた食事です。

髪の毛の主成分はたんぱく質です。

食事で体内に栄養を摂取しなければ、健康的な髪の毛も育ちません。

たんぱく質が豊富な肉や魚、乳製品などを意識して取るようにしましょう。

また、油分の多い食べ物は控えるようにしましょう。

脂っこいものばかり食べていると、頭皮の皮脂が過剰に分泌され、皮脂が増えると、頭皮の毛穴が詰まる原因になります。

皮脂が詰まった毛穴は髪の毛の成長を妨げてしまいます。

また、ダイエットをしている人も注意が必要です。

栄養が偏るような食事制限は、髪の毛の健康を妨げます。

バランスのいい食事を摂取することを心掛けるようにしましょう。

年齢

年齢を重なると、女性ホルモンが減少します。

女性ホルモンは髪の毛の健康に欠かせない働きを担っています。

女性ホルモンが減少すると、自律神経が乱れ、血液循環も乱れます。

そのため、髪の毛のツヤやコシが減ったように感じる人も多いでしょう。

白くなった毛先を治す方法

それでは、白くなってしまった毛先はどうしたら治るのでしょうか。

実は、白くなってしまった毛先は元には戻りません。

白い毛先は、髪の毛のキューティクルが剥がれて繊維がむき出しになった状態のため、元に戻すことはできないレベルのダメージを負っています。

トリートメントで補おうとしても、キューティクルがないのでヘアケア成分が浸透できずに、効果を与えることができません。

つまり、白くなった毛先を治す方法はなく、白くなった部分を切るしか手立てはありません。

白くなった毛先を切るときには、白い部分から5㎝以上カットするようにしましょう。

毛先が白くならないようにする予防法

それでは、毛先が白くなる前にどうしたら予防できるのかご紹介します。

予防するために必要なのは、髪の毛のダメージを防ぐことです。

毛先が白いのは枝毛や切れ毛が原因です。

枝毛や切れ毛を作る前に、髪の毛をダメージから守るようにしましょう。

紫外線

紫外線による髪の毛のダメージはとても大きなものです。

肌に日焼け止めは塗っても、髪の毛は何も予防せずに無防備な状態な人も多いのではないでしょうか。

最近では、髪の毛専用の日焼け止めスプレーも発売されています。

また、帽子をかぶることも紫外線予防になります。

UV効果のある帽子も増えてるので、帽子で紫外線対策をして、髪の毛が日焼けするのを予防しましょう。

乾燥

毛先はとても乾燥しやすくなります。

髪の毛を洗ったあとに、ドライヤーで髪の毛を乾かすときには毛先に熱を当てすぎないようにしましょう。

最近では、髪の毛を乾かしすぎないドライヤーもあります。

また、濡れた髪の毛はキューティクルが開いた状態です。

タオルドライをするときに、髪の毛をこするとキューティクルが傷ついてしまいます。

髪の毛をやさしくタオルで挟み込むようにして水分を取るようにしましょう。

また、冬場は特に髪の毛が乾燥しやすくなります。

髪の毛が乾燥すると静電気が起こりやすくなります。

静電気は空気中のチリやほこりを引き寄せてしまいます。

そのため、髪の毛に静電気がたまると髪の毛のキューティクルにダメージを与えてしまいます。

また、冬場は毛先が当たる服の素材により静電気が起きやすくなります。

毛先を乾燥から防ぐために、トリートメントやヘアオイルなどで常に毛先を保護するようにしましょう。

髪の毛のセットで毎日ヘアアイロンやコテを使う人は、髪の毛にダメージを負いやすくなります。

ヘアアイロンやコテは直接髪の毛に熱を与えるので、高温で使うとさらに髪の毛はダメージを負います。

逆に、低温で使うと髪の毛に当てる時間が伸びてしまうので、ダメージを負います。

ヘアアイロンやコテを使う際には、高温でも低温でもなく150~160度の中温に設定しましょう。

できれば、ヘアアイロンやコテを使う回数を減らすことも大切です。

ヘアアイロンとコテをつかう前には、洗い流さないトリートメントやヘアオイルを使って髪の毛を保護してから使うようにするとダメージを抑えることができるでしょう。

毛先が白くなるのはなぜ?まとめ

毛先が白くなる原因と予防法についてご紹介しました。

白くなってしまった毛先は元には戻りません。

毛先が白くなる前に、しっかりと髪の毛をダメージから守るようにすることが大切です。

毛先のダメージが気になる方は、しっかりと髪の毛をケアして、日々のお手入れを見直してみてはいかがでしょうか。