頭皮ケア

女性の抜け毛・薄毛を防ぐためには洗い方に注意!正しい頭皮の洗い方とは?

女性にとってシャンプーの時間は、至福のひととき。

シャンプーの泡を モコモコに立てて、ゆったりと頭皮や髪の毛を洗い、シャワーで洗い流すととても気持ちが良いですね。

頭皮を洗うことが、ストレス解消法になるという方もいるでしょう。

しかし、そんな頭皮は洗い方を間違えると、抜け毛を引き起こす洗い方になってしまうのです。

せっかく気持ち良く頭皮を洗っているのに、抜け毛が引き起こるなんて最悪ですよね。

そこで今回は、抜け毛を防ぐための正しい頭皮の洗い方をお伝えします。

もしかしたら、あなたの洗い方も抜け毛を引き起こすことになっているかもしれませんので、ここでしっかりチェックしてくださいね。

頭皮の洗い方を間違うと、抜け毛を引き起こす理由とは?

頭皮を洗うとスッキリとしてとても気持ちが良いですが、頭皮を刺激する洗い方をすると抜け毛を引き起こしてしまう恐れがあります。

例えば、洗う際にゴシゴシと力を入れてしまう時です。

シャンプー時には頭皮へのかゆみがあり、ゴシゴシと力を入れると気持ち良さを感じますので、つい力が入りがちですね。

しかし、頭皮に刺激がありすぎては頭皮のバリア機能を損なわせてしまいます。

頭皮にダメージが与えられることになるのです。

すると頭皮環境の悪化や乾燥を招く危険性があり、抜け毛を引き起こしてしまいます。

また、頭皮を洗うにはシャンプーの選び方にも注意したいところです。

頭皮を洗うと同時に、香りや髪の毛の指どおりが良いシャンプーにこだわって、シャンプー選びをしている方は多いです。

ただ、、シャンプー選びには頭皮環境も考えて選ぶことが大切になってきます。

今の頭皮環境はどうでしょうか。

もし、乾燥気味であったり、べたつきが気になったり、かゆみがひどかったりするような頭皮環境の場合、それぞれに合ったシャンプーを選ぶことが大事。

頭皮をしっかりと洗っているつもりでも、今の頭皮環境に合ったシャンプーを使っていなければ、頭皮の洗い方は正しいとは言えませんし、抜け毛を引き起こします。

頭皮を正しく洗うことで得られる効果とは?

頭皮を正しく洗うことで得られる効果には、主に3つあります。

まずは、頭皮環境を整える効果が期待できるということです。

頭皮や髪の毛には、日常生活の中で付着した汚れやフケがありますね。

それに、過剰な皮脂が頭皮についている場合も多々あります。

これらは頭皮環境にとっては悪化させるもと。

頭皮の乾燥を招いてトラブルを引き起こし、抜け毛を増やしてしまうのです。

しかし、正しい頭皮の洗い方ができていれば、汚れはもちろん、フケや過剰な皮脂を洗い流すことができます。

次に頭皮の正しい洗い方で得られる効果は、汚れやフケ、過剰な皮脂による毛穴の詰まりを防ぐことが期待できるということです。

毛穴が詰まれば、正常なヘアサイクルが期待できなくなります。

そうすると、頭皮環境を悪化させ、新しい毛髪が生えてくることが期待できませんし、抜け毛を引き起こす危険性が高くなります。

さらに頭皮の正しい洗い方で得られる効果は、血行を良くするということです。

正しい頭皮の洗い方をしていれば、頭皮に適温のお湯が流されて温まりますし、頭皮のマッサージをすることになります。

そうすれば、頭皮の血行を良くすることが期待できるのです。

頭皮の血行が良くなれば、毛髪への栄養も行き渡りやすくなりますので、抜け毛を引き起こすことを防ぐことができます。

頭皮の正しい洗い方とは?

女性にとってヘアスタイルを決めることは、オシャレをするうえでとても大切なことですね。

だからこそ、抜け毛や薄毛が気になるような状態を招くことは女性にとってNGですが、女性の抜け毛を防ぐためには正しく頭皮を洗わなければなりません。

では、正しい頭皮の洗い方とは、どのような洗い方をいうのでしょうか。

ここでは頭皮の正しい洗い方をお伝えしていきますので、抜け毛への対処のためにぜひ参考にしてください。

・シャンプー前にブラッシングを

髪の毛を濡らす前には、ブラッシングをしましょう。

ブラッシングをすると、頭皮や髪の毛の汚れを落としたり、髪の毛の絡みを取ったりすることができます。

そうするとシャンプー時に髪の毛を引っ張ることもありませんし、頭皮のマッサージをすることもできます。

また、ブラッシングは毛穴に詰まった汚れや皮脂を浮き上がらせることも可能ですので、毛穴の詰まりを防ぐこともできます。

つまり、抜け毛に対しての対処がこの時点で、十分にできるというわけです。

・1~2分程度、ぬるま湯で予洗いを

ブラッシング後は、ぬるま湯で1~2分程度予洗いをしましょう。

お湯の温度はあまり高いと頭皮にダメージを与え、乾燥を招きます。

そのため38度前後のぬるま湯でシャワーをしてください。

予洗いがしっかりとできていれば、シャンプーも泡立てやすく、汚れも7~8割程度落ちます。

予洗いは、シャンプー前の大切な工程なのです。

お湯だけで、ヘアスタイリング剤や髪の毛に付着しているほこりや汚れ、頭皮の余分な皮脂などを十分に落とすように心がけましょう。

・シャンプーは泡立ててから

シャンプーは直接髪や頭皮につけるのではなく、一度手の上で泡立ててからシャンプーを始めましょう。

そうすると、泡が髪の滑りを良くして絡んでもつれている髪の毛を引っ張ることなくシャンプーができますし、頭皮にダメージを与えることも防げます。

シャンプーを泡立てた後は、頭皮をしっかりと洗えるように頭頂部や耳周辺、後頭部に塗布し、頭皮全体に行き渡らせます。

髪の毛にもシャンプーを塗布したら指の腹で、髪の生え際から頭回りをマッサージするように、指を動かしていきます。

また、シャンプーをつけて指を動かす場合には、襟足から頭頂部に向かってジグザクに指を動かすと良いでしょう。

・すすぎはシャンプーのヌルヌルが残らないように

十分に頭皮や髪の毛をシャンプーしたら、後はシャンプーのヌルヌルが残らないようにしっかりとすすぎましょう。

シャンプーが残ってしまうと、頭皮トラブルの元になります。

襟足から頭頂部に向けて、爪を立てないようにしてシャンプーをすすぎます。

爪を立てると、頭皮に刺激を与えてしまいます。

また、前髪や生え際、耳周辺などにもシャンプーが残らないように注意することが大切です。

洗髪後はタオルドライ→ドライヤーの使用で乾かしましょう

洗髪後には髪や頭皮はタオルで乾かし、その後ドライヤーを使用することをおススメします。

ドライヤーの熱で、髪や頭皮にダメージを与えないためです。

まず、濡れた髪の毛をタオルで包み込むようにして髪の毛をタオルにはさみ、軽くたたいて水気を取ります。

このとき、髪の毛をこすり合わせないようにしましょう。

そして頭皮に爪を立てることのないように、優しく丁寧にタオルで水気を拭き取るように拭き上げます。

その後、高温にならないように注意しながら、ドライヤーで髪と頭皮を乾かします。

このときにもタオルドライと同様、髪の毛をこすり合わせたり、頭皮に爪を立てたりすることなく、優しく丁寧に、そして手早く乾かしましょう。

正しく頭皮を洗って抜け毛の不安を取り除きましょう!

まとめ

これまで「洗い方に意識してシャンプーをしていなかった!」という方は多いかもしれません。

私も何気なくシャンプーを頭に塗布し、洗い、すすぎ、ドライヤーを使っていた時期が長かったです。

しかし、自分の髪の毛の抜ける量が多くなってからは、頭皮の洗い方に注目して、正しい洗い方を意識するようになりました。

ここでご紹介した頭皮の洗い方は、特に難しいことはありませんよね。

頭皮にダメージを与えないように気を付けながら、頭皮を清潔にし、頭皮環境を整えれば良いだけです。

では、今抜け毛に悩んでいる方は、どのような洗い方なのでしょうか。

もし、頭皮にダメージが与えられているような洗い方であれば、さっそく頭皮の洗い方を見直してみましょう。

ほんの少し見直すだけで、抜け毛への悩みが軽減することが期待できますからね。