女性の薄毛

世界の女性の薄毛対処法を調査!

世界の薄毛対処法を調査!

薄毛を気にしているのは日本人女性だけではありません。
世界の色々な国々の女性が私たちと同じように薄毛に悩んでいます。

今回は他の国の女性たちはどんな薄毛対策をしているのか、おもしろい対処法からその国独自の文化による対処法まで、色々調べてみました!

アメリカの「ヴァンパイアPRP」

医療先進国アメリカの女性はどのように薄毛に対処しているのでしょうか。

アメリカでは今、「ヴァンパイアPRP」という治療が人気のようです。
ヴァンパイアと聞くとなんだか怖そうですよね・・・。

一体どんな治療法なのかというと、自分の血液から遠心分離機で「PRP組織」という血小板を濃縮したものを抽出します。

それを薄毛の部分に注入するという治療法です。
この「PRP組織」には新しい細胞を生成したり、成長を促したりする働きがあるので、髪の毛の発毛にも期待できます。

医療先進国のアメリカならではの治療法ですね。
日本でもまだ認知度は低いですが、皮膚科などで行っているクリニックもあります。

中国の鍼治療

中国ではまだ日本のように育毛剤や育毛シャンプーなどの市販品は多くありません。
あったとしても値段も高く、日本のような品質ではないのが現状です。
中国の人が日本で育毛剤を爆買いしているのはそんな事情があったのですね。

それではどんな方法で薄毛に対処しているかというと、中国では一般的な治療法「鍼灸治療」です。

東洋医学の考えでは、居急所的な治療ではなく、原因にアプローチし体全体を整えて治す、という考え方です。

鍼灸もその考えが基本にあるため、薄毛に効く鍼灸治療ではなく、薄毛の原因である血行不良や肩こりなどの原因を解消し、薄毛に対処するという治療法です。

とても長い歴史のある鍼灸で薄毛対策をしていたのですね。

フランスは洗わない?!

更年期治療の先進国であるフランスでは薄毛に対してどのような対処をしているのでしょうか。
日本では更年期でサプリメントを飲んだりはしても、婦人科にかかる人の割合はまだ多くありません。

もともとフランスでは痛かったり辛かったりするのを我慢する必要はないという考えの文化なので、出産も無痛分娩が一般的です。

そしてフランスでは更年期に対する意識も高く、更年期治療は一般的とされ、ホルモン剤などを飲んでいる女性の割合が非常に高いのです。

更年期や美容のために服用しているホルモン剤でホルモンバランスが正常の状態を保つので薄毛にも効果があるのではないかと考えられています。

また、フランスの女性は日本人のように毎日、もしくは2日に1回などのペースでは洗髪しないそうです。
長い人は1週間に1回のペースなんだとか・・・。

急にそのペースになると皮脂や汚れなどが原因で抜け毛の原因になったりしますが、小さい頃からの習慣なので、頭皮もその状態に合わせて強くなったりしているのかもしれませんね。

 

フィンランドのサウナ

フィンランドのサウナはテレビなどでご存知の方も多いのではないでしょうか。
フィンランドでは一軒家はもちろん、集合住宅でも各棟にひとつサウナがあります。

毎日入る人もいますが、少なくとも週に1度はサウナに入るという人が圧倒的です。
フィンランドの人々にとってはサウナは日常生活の一部なのです。

日本のサウナは自動で温度や湿度が調節されていますが、フィンランドのサウナはストーブのスイッチを入れ、その上に石を置いて熱します。
その石に水をかけると水が蒸発し、水蒸気になり、このスチームを部屋に充満させて体に浴びます。

このスチームサウナに入ると、体の芯から温まり、外へ出てもなかなか冷めることはありません。
サウナに入ることで血行がよくなり、頭皮も潤うことで薄毛や抜け毛予防に効果があると考えられています。

オーストラリアは裸足で薄毛予防

オーストリアの街では裸足で歩いている人をよく見かけます。

特にこれといった理由はなく「裸足のほうが気持ちが良いから」という理由からなのですが、小さい頃から近所のスーパーや散歩くらいは裸足で出かける人が多いのです。

自然豊かなオーストリアでは裸足だと、土、水、石、葉っぱなどの感覚を足で感じることができ、それが開放感にも繋がっているようです。

裸足で外を歩くと、足の裏が刺激されます。
裸足で歩くメリットには
・脳の活性化
・リラックス効果
・普段使わない筋肉を使用する
・ふくらはぎを使うことで血行促進効果がある

などがあります。
血行促進は頭皮の環境も良くし、栄養が髪の毛までしっかり届けられますので薄毛予防に効果的です。

オーストリアでは意識しないで、薄毛に効果のある生活を送っているのですね。

ハワイ

ハワイの人は松ヤニを昔から薬のように使っています。
喘息や気管支炎などに効果ああるので、松ヤニが入ったキャンディーも売られています。

そして頭皮を健やかに保つために松ヤニ配合の石鹸やシャンプーもあります。
松ヤニには毛穴の皮脂をすっきりと洗い流す効果があると言われています。

そして殺菌効果もありますので、頭皮の雑菌を抑えることもできます。
頭皮が清潔に保たれていると抜け毛も起こりにくく、薄毛対策になります。

ロシア

ロシアで流行っているのが「ウォッカ」で増毛するという対処法です。
育毛剤にはエタノールが配合されている商品が多くあります。

エタノールそのものには発毛や育毛の効果はありませんが、殺菌作用と育毛成分を吸収するのを助ける働きがあるんです。
アルコール度数50℃を超えるウォッカには高純度のエタノールが含まれています。

育毛には育毛に効果のあるフルーツやハーブなどを漬けて作ったウォッカが効果あるとされています。

・カプサイシンが豊富な唐辛子を漬け込んだウォッカ「ペルツォフカ」

・滋養強壮などの効果があるハーブを漬け込んだ「ボタニカルウォッカ」

などが薄毛に良いとされていて人気だとか。

このウォッカを使用した薄毛対策、ウォッカを飲めば良いのかな、とおもいますよね。
ところが、飲むのではなくなんと、シャンプーに混ぜて洗髪するんです・・・!

ウォッカ4に対して、シャンプーが6の割合で混ぜるのが理想のバランスだそうです。

ロシアの人はウォッカ好きですが、薄毛対策にもウォッカとはびっくりですね。

モンゴル

モンゴルではお風呂や洗髪の頻度は住んでいる地域によって違います。
遊牧民の人たちは頻繁にお風呂に入れず、洗髪もなかなか出来ません。

そして、モンゴルの遊牧民の人々は大自然の中で生活しているので、生活の中に薬草の知識が根付いています。

・イラクサ

食用にも用いますが、イラクサをすり潰したもので頭皮、髪の毛を揉むようにして洗う、洗髪法があります。

イラクサにはビタミン、ミネラル、アミノ酸などを豊富に含み、育毛効果のあるビオチンも多く含んでますので、薄毛に効果があると考えられています。

・ユッカグラウカ根エキス

サポニンを多く含み、ユッカグラウカ根エキスの配合された石鹸もあります。
髪の毛のハリや潤いを作り、髪の毛にコシにも効果が期待できます。

自然豊かなモンゴルの人は薄毛対策にも、自然のものを取り入れる生活をしているのですね。

まとめ

いかがでしたか。
他の国のおもしろい薄毛対策や、生活習慣などによって薄毛の対処法も様々でしたね。

その国や土地ならではの風習や習慣が知らず知らずのうちに薄毛対策になっていることもわかりました。

簡単なものから大掛かりのものまで、ご紹介しました。
ご自分の好みやライフスタイルに合わせて、すこしずつ試してみてはいかがでしょうか?