薄毛対策として知られている方法は色々とあるでしょう。
信憑性のあるものから、民間伝承のようなものまでさまざまですが、大事なポイントは髪は体の中で作られているということです。
しっかりと栄養を取ることが、髪の成長にも繋がりますが、注目されてきたスーパーフードとも呼ばれるサバ缶も薄毛対策として役立ちます。
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スーパーフードの青魚
テレビなどでも多く取り上げられるようになったのが、青魚の代名詞ともいえるサバです。
日本の各地で食べられてきた魚で、缶詰を利用した料理もよく知られるようになりました。
地域によっては驚くほどのバリエーションを持っており、パンに挟んでサンドイッチにして食べる方法なども取り上げられるようになったでしょう。
それほど万能な魚として知られているのがサバですが、単純に美味しいだけではありません。
非常に注目されるようになった栄養素含んでいるからです。
これが薄毛対策としても役に立つもので、スーパーフードとも呼ばれるようになりました。
この注目を集める栄養素がDHAとEPAです。
DHAはドコサヘキサエン酸の略で、EPAはエイコサペンタエン酸を意味しています。
どちらも頭が良くなるとまで言われている栄養素で、これらを含む食品もを作られるようになりました。
美味しいだけではなく、驚くほどの力を持っているのです。
研究されたEPA
DHAやEPAは、体の中で作り出せない必須脂肪酸の一種です。
魚の油に多く含まれており、特に脂の乗った青魚は豊富です。
とても近い関係を持つDHAとEPAですが、違いも色々と持っています。
EPA自体はそれほど珍しいものではありませんでした。
1960年代には存在がわかっており、血液をサラサラにしてくれるので高脂血症の予防に役立つことが分かっていたからです。
それだけに世界中で研究されてきており、有効性も良く知られています。
DHAはEPAから遅れ1980年代の終わりに発見されています。
栄養素として注目されるようになったのは、脳など脳神経系に含まれている物質であったことです。
頭の働きに役立ってくれる大発見として有名になりました。
EPAに近い存在ではありますが、血液をサラサラにしてくれる力はそこまで強くないと考えられています。
研究でもそこまでの効果はないことが分かっているのです。
だからこそ二つ揃って役立ってくれる栄養素と考えてもいいでしょう。
実際の研究でも、EPAの方が解明が進みました。
EPAがDHAに変換されるのも分かっており、上手く摂取していけばバランスが崩れることもありません。
紫外線のダメージまで抑える
EPAが大きな注目を集めるようになった理由は、中性脂肪を下げて動脈硬化などの予防に役立ってくれるからです。
100%の濃度のEPAも開発され、人に対しどのような影響を与えるか判明しています。
心臓病予防に関して、EPAは非常に有効であることが示されました。
健康管理にとても役立つのは間違いなく、循環器系を健全に保つためにとても効果があるのは実証されています。
髪と関連性があるんで注目しなければいけないのが、紫外線による肌のダメージの軽減です。
肌の炎症をEPAが抑制してくれることが分かっています。
紫外線のダメージは、頭皮も深刻な影響を受けます。
夏場の強い日差しによりダメージを蓄積すると、薄毛に繋がる大きなダメージを抱えるのです。
紫外線は生物に必須の光線であるとともに、物を錆びさせてしまう強い力を持っています。
EPAを日常的に摂取するようにするだけで、影響を抑えられるのは大きな違いとなるでしょう。
缶の中に詰め込まれた栄養がポイント
日常的にEPAやDHAを摂取できるようにするのは大切で、食生活の中に合う魚を取り入れていくと良いでしょう。
しかし、ここで問題があります。
効率よく摂取するという面では、ただ青魚を見つけて食べるだけでは効果をあげにくいのが問題点です。
なぜならば、魚の中に含まれている油成分が重要で、調理の仕方によっては外に流れ出してしまいます。
ここから、サバ缶がスーパーフードとして注目されるようになったのです。
サバ缶は茹でて調理していますが、調理してから詰めているわけではありません。
缶の中に生のサバを入れ、圧力をかけて熱処理をして出来上がっているからです。
本来流れ出してしまうようなサバの脂部分も、缶詰の中に全て残されています。
栄養素は丸ごとを残されたままの状態で作られているので、サバ缶が健康に向いているスーパーフードとして注目されるようになったのです。
だからこそ、調理する場合には、サバ缶全てを使うようにすると良いでしょう。
サバ缶は安価で手に入れやすいだけではなく、栄養が詰まったスーパーフードとなってくれるのです。
サバ缶を使ったみぞれ煮
薄毛対策にも役立つサバ缶ですが、どのように使っていいのか迷ってしまう人も多いでしょう。
いろいろなレシピが出てきていますが、丸ごと使えるようにレシピを考えていかなければいけません。
そこで簡単にできるのがサバ缶を使ったみぞれ煮です。
鯖の水煮缶を用意し、鍋の中に全て入れます。
沸騰してきたら中火にして、大根おろしを入れるだけです。
後はサバ缶によって味が異なるため、塩で味を調節しながらネギなどの薬味野菜を添えれば簡単に出来上がります。
調理の時間も短くてすみますし、工程もそこまでありません。
味をしっかりとつけたい時には和風だしなどを使い、奄美に砂糖やみりんを入れると良いでしょう。
ご飯のおかずとしてしょっぱめにしたい時には、醤油で味をまとめてあげると違いが出ます。
色々なバリエーションも効く方法なので、自分の家にあった味付けを考えるのも楽しいレシピです。
簡単にできるサバ缶のドライカレー
サバ缶を汁ごとを使うレシピとして、ドライカレーもあります。
日本人の感覚からすると、カレーは肉を使った料理と思われがちですが、本場インドではマグロやサバを使ったレシピもいっぱいあるのです。
好きな野菜を用意し、みじん切りにしておき、フライパンで軽く炒めます。
タマネギやニンニク、キノコ類など好きなもので構いません。
鍋にサバ缶を汁ごと入れて、軽くつぶしながら混ぜ炒めた野菜を入れます。
そこに市販のカレールーを入れて溶かしてに詰めれば出来上がりです。
もちろん、カレー粉などを使って調節も出来ますし、好きなハーブを使って味わいを変えてもいいでしょう。
野菜も玉ねぎや人参などだけではなく、セロリなどの香味野菜を使っても美味しく出来上がります。
野菜に火を通す時間を長くすればしっとりとしたカレーとなりますし、短時間で調理すれば歯ごたえの楽しいカレーの出来上がりです。
お子さんがいて甘みをつけたい時にはケチャップなどで調節もできます。
もっと辛くしたいという時には、唐辛子などをうまく活用してあげればサバとの相性も問題ありません。
ご飯にのせて食べるだけで、サバ缶の汁までしっかりといただけます。
サバ缶を用意しておけば短時間で作れるので、おかずがない時に急ぎの一品としても活用できるでしょう。
もっと野菜のバランスを取りたい時には、茹でたオクラを添えたり、かいわれなどの生で食べられる野菜を乗せてあげると簡単です。
まとめ
サバ缶は、うまく活用すればレシピの幅も広がるスーパーフードであるのは間違いありません。
それだけではなく美味しく食べられるというところで、レシピの幅も広がっていくでしょう。
薄毛対策になるだけではなく、健康な体を作るためにも役立ってくれるので、毎日の生活の中に少しずつ取り入れていくのがポイントです。