ヘアケア

薄毛女性も知っておきたい、ストレートパーマを長持ちさせる方法とは?

くせ毛が気になる方にとって、ストレートパーマをかけることは大変有効な方法ですが、比較的コストがかかるため、できれば一度かけたらできるだけ長持ちさせたいと思いますよね。

そこで今回は、ストレートパーマを長持ちさせる方法やシャンプーのコツ、そのメリットやデメリット、また髪を美しく健康に保つために気をつけるべきことなどについて詳しく見ていきたいと思います。

ストレートパーマをかけるメリット・デメリットとは?

髪が多く広がりやすい、うねりやすいという方は、ストレートパーマをかけるとある程度ボリュームを抑えることが可能となっています。

また縮毛矯正と比べると、施術時間もカットやブローを含めてもだいたいも2~3時間程度で済みますし、料金もストレートパーマの方が比較的リーズナブルなのがそのメリットであると言えるでしょう。

反面ストレートパーマは、ヘアカラーや他の種類のパーマよりも、髪への負担が大きいと言われています。

また個人差はありますが、数ヶ月おきにかけ直さなければならないこともデメリットであると言えます。

ストレートパーマとヘアカラーは同時に行ってもOK?

実はストレートパーマとヘアカラーを同時に行うことが可能となっています。

ちなみに同時にする際にはストレートパーマをかけた後に、ヘアカラーを行います。

ただしどちらも髪に負担がかかるため、通常であれば一週間程度の期間を空けた方が良いとされています。

それでも同時に行いたいという方は、美容師に相談してみるといいでしょう。 

ストレートパーマを長持ちさせる方法とは?

以下では、ストレートパーマを長持ちさせるコツについてご紹介していきたいと思います。

かけた後、1日シャンプーを控える

ストレートパーマは、第1剤でくせの原因となっているたんぱく質の結合を一旦切断し、第2剤で正しい位置に直し再び結合させます。

ただしストレートパーマをかけた髪が安定するまでは、ある程度時間が必要となります。

ですからパーマ後のシャンプーは、1日、つまり24時間以上経過してから行うようにしましょう。

一週間はヘアゴムやピンは使用しない

ストレートパーマをかけた直後は、髪に跡が付きやすい状態となっています。

ですからヘアゴムなどで髪を結ぶと跡がついてしまうため、最低でも一週間はヘアピンやゴムなどは使わないようにしてください。

また帽子をかぶることもできれば避けた方がいいでしょう。

どうしても髪を結びたいという時は、ヘアゴムではなくシュシュなどで緩めに結ぶといいですよ。

ストレートパーマを長持ちさせるシャンプーのコツとは?

ここでは、ストレートパーマを長持ちさせるシャンプーのコツについて、詳しく見ていきたいと思います。

予洗いをしっかり行う

実はシャンプーをつける前に、シャワーのお湯で予洗いするだけで髪の汚れの約6割が落とせると言われています。

また、シャンプーをする前にしっかり予洗いすることでシャンプーの泡立ちが良くなり、髪同士の摩擦を防ぐこともできます。

髪に優しい成分が含まれているシャンプーを使う

ストレートパーマをかけた後は、髪に優しい成分が含まれているシャンプーやコンディショナー、トリートメントなどを使うようにしましょう。

特に髪の成長に必要な成分が栄養分が多く含まれている、アミノ酸系のシャンプーがおすすめです。

すぐに効果を感じなくても、それだけでストレートパーマの持ちがよくなり、数ヶ月後の髪の状態がかなり違ってきますよ。

まずは襟足から洗う

シャンプーを髪につける際には、手のひらでしっかり泡立ててからまずは襟足からつけ、その後髪や頭皮全体につけていきましょう。

最初に頭皮にシャンプーをつけてしまうと、シャンプー剤が毛穴に詰まり、薄毛や抜け毛の原因となるため注意が必要です。

また頭皮の汚れはゴシゴシこすらずに、指の腹でマッサージするように優しく洗いましょう。

爪を立ててしまうと、頭皮を傷つける可能性があるため注意してください。

すすぎ残しがないようにしっかり流す

シャンプー後は、すすぎ残しがないようにしっかりとシャワーで流しましょう。

だいたい3~5分ぐらいを目安にして、しっかりすすぐようにしてださい。

トリートメントは毛先からつける

シャンプーと同様に、頭皮に直接トリートメントをつけてしまうと毛穴詰まりの原因となるため、必ず毛先からつけるようにしましょう。

またトリートメント後は、しっかりとシャワーで流して髪に残らないようにしてください。

シャンプー後はドライヤーですぐに乾かそう

ストレートパーマをかけた後は、シャンプーしたら髪を濡れたままにせずにすぐに髪を乾かすことが非常に大切です。

髪は濡れているとキューティクルが開いた状態となっているため、とても傷みやすくなっています。

ですからドライヤーですぐに乾かし、自然乾燥させるようなことは絶対にやめましょう。

ドライヤーの風を髪に沿って当てて、髪の根本から毛先までしっかり乾かしてくださいね。 

美しい髪を育てるために気をつけるべきこととは?

せっかく髪を憧れのストレートにしたら、その髪を少しでも健康的で美しく保ちたいですよね。

そこでここでは、毎日の生活の中で気をつけていきたいことについて、見ていきたいと思います。

質のよい睡眠を取る

人間は寝ている間に成長ホルモンが分泌され、髪の成長を促すとともにダメージ修復も行うため、髪にとって質のよい睡眠はとても重要です。

また睡眠不足になると頭皮の血流が悪くなり、抜け毛の原因にもなるため、最低でも毎日6時間以上はしっかり睡眠を取るようにしましょう。 

ストレスを溜めない

ストレスを溜め込むと頭皮の血行が悪くなり、また自律神経やホルモンバランスが乱れることにより、抜け毛や白髪の引き金になることもあります。

ですから趣味に没頭できる時間を作ったり、悩みを一人で抱え込まずに誰かに相談するなど、できるだけストレスを溜めないように心がけましょう。

適度な運動を行う

適度な運動は、睡眠と同様に成長ホルモンの分泌を促すためにとても重要です。

ですからウォーキングやスイミング、フィットネスなどを日常的に行うようにして、無理のない範囲で毎日の生活の中に体を動かす習慣を取り入れていきましょう。

髪を健康に保つためにおすすめの食材や栄養素とは?

以下では、髪にいいとされる栄養素と食材、またその効果について詳しく見ていきましょう。

タンパク質

人間の体を作る元となるタンパク質は、髪の主な成分であるケラチンを作るために欠かせない栄養素でもあります。

ですから肉や魚、乳製品や大豆製品などの食材から、積極的にタンパク質を摂るように心がけましょう。

ビタミンB6

鶏肉や牛肉、鮭やまぐろ、バナナなどに多く含まれているビタミンB6には代謝アップ効果があり、さらにアミノ酸から髪の成長に必要なタンパク質を作る手助けをしてくれます。

ビタミンE・A

緑黄色野菜やアーモンドなどのナッツ類、胚芽米や玄米などから摂ることができるビタミンEやAには、毛細血管を広げ血行を促すことにより、頭皮まで髪に必要な栄養素を届ける働きがあります。

コラーゲンとビタミンC

柑橘類などのフルーツの他にも、ブロッコリーやじゃがいも、パプリカなどから摂取可能なビタミンCは、すじ肉や豚足、軟骨などに多く含まれているるコラーゲンの生成を助ける働きがあるため、一緒に摂るといいでしょう。

鉄分や亜鉛

鉄分は赤身肉やほうれん草、亜鉛は牡蠣や海藻類に多く含まれています。

髪には血液により栄養素が運ばれるため、鉄分は髪の健康には欠かせない成分であり、またキューティクルを作るサポートを行う亜鉛も、髪にとって大切な成分であると言えます。

脂肪酸

脂肪に含まれる脂肪酸には、髪にハリやコシを与え健康に保つ働きがあります。

エゴマ油や青魚の他にも、オメガ3系脂肪酸が含まれているクルミなどから摂るのがおすすめです。

まとめ

今回はストレートパーマのメリットやデメリット、また長持ちさせる方法などについて詳しく見てきました。

ストレートパーマをかけたら、24時間はシャンプーすることを控え、またかけた後最低一週間はヘアゴムで強く髪を結ぶことは
避けるようにしましょう。

また髪に優しいシャンプーやコンディショナーを使用し、ドライヤーで乾かす際にはしっかり最後まで乾かすことが大切です。

また髪を健康で美しい状態に保つために、これまでの生活習慣を見直したり、髪によい食材や栄養素を取ることも重要であると言えるでしょう。