枝毛がたくさんあって困っている方は多いですよね。
毛先を見て、枝毛を発見してもそのまま・・・。
枝毛を切りたいけど、たくさんあって切りがない・・・。
後ろが届かなくてハサミでは処理できない・・・。
など、意外にも枝毛に関する悩みは多いものです。
そこで便利なのが「枝毛カッター」です。
今回は枝毛カッターの使い方や、その種類、選び方などをご紹介します。
枝毛カッターを購入する前の参考にしていただければ嬉しいです。
Contents
枝毛カッターとは?
枝毛カッターとはその名の通り、枝毛をカットするカッターです。
「枝毛を見つけたら、ハサミでカット」している人も多いと思います。
それでもいいのですが、枝毛の数が多いとこれでは大変ですよね。
そんなときに便利なのが枝毛カッターなんです。
枝毛カッターの種類
枝毛カッターには
・爪切りのようなタイプ
・電動タイプ
・はさみタイプ
・ピンセットタイプ
などがあります。
<爪切りタイプ>
爪切りに形はそっくりです。
切った枝毛がケースの中におさまるようになっているので、髪の毛で服や床が汚れることなく使用することができます。
使い方も爪切りと同じです。
しかし、爪よりも髪の毛は弱くデリケートなので、髪の毛を切るのに適した刃になっています。
爪切りと間違えて使用しないようにしましょう。
パッケージにも特に大きく「髪の毛用」と明記されていない商品が多いので注意が必要です。
ドラッグストアやバラエティーショップ、ホームセンターなどで1,000円前後で購入することができます。
<電動タイプ>
電動で動く枝毛カッターです。
見た目はヘアアイロンのような形をしています。
大きさもヘアアイロンより、一回り小さいくらいです。
電池ではなく、コンセントをさして使用するものと、電池式のものがあります。
重さもヘアアイロンほどなので、持ち歩きには適していません。
枝毛カッターの刃の部分にブラシも付属していて、ヘアアイロンを使用する時のように髪の毛を挟んで上から下にスライドさせていきます。
他のタイプの枝毛カッターと違うのは、電動タイプは枝毛ではない髪の毛も全部挟み込むこと。
飛び出ている枝毛のみ、カットしていく仕組みなのでいちいち枝毛を探してカットしなくていいんです。
髪の毛を梳かすように全体をスライドしたら、全体の枝毛がカットされています。
枝毛のない髪の毛や枝毛ではない部分を傷めたりしないので、時短にもなります。
高いもので40,000円、安くても10,000円以上するので枝毛のためだけに購入するのは躊躇してしまう価格設定になっています。
そのため、美容院やプロの人が購入することが多いようです。
<ピンセットタイプ>
ピンセットに形はとてもよく似ていますが、刃先で髪の毛を挟み、グッと力を入れるとパチっと髪の毛が切れます。
ハサミとは違い、髪の毛の根本からカットできるので白髪をケアしたい人にも人気の商品です。
挟むだけなので、後頭部の枝毛もカットしやすいです。
これも通常のピンセットや毛抜きと間違いやすいので、取り扱いには気をつけましょう。
枝毛カッターの中では一番軽量なのでお出かけにも持っていけるのはメリット。
出先の洗面所など明るく大きな鏡で見ると、枝毛って目立ちますよね。
そんな時にもすぐにカットできるので便利です。
800円〜1500円ほどで購入することが出来ます。
<はさみタイプ>
小さなハサミタイプの枝毛カッターです。
刃先は危なくないように丸くなっているものが多いです。
鼻毛や眉毛も一緒に処理する「エチケットカッター」として販売されていることもあります。
枝毛カッターの中では一番安価で100円ショップなどでも販売されています。
ただ、値段に関わらず刃のきちんとしていないハサミでカットすると余計に髪の毛が傷み、枝毛の原因となるので、刃の綺麗なものを選んで購入するといいですね。
枝毛カッターの使い方
枝毛カッターの基本的な使用方法はその商品の説明に沿って使用してください。
説明書には掲載されていない、使い方のコツをご紹介します。
・乾いた髪の毛に使用する
濡れていたり、完全に乾いていないと枝毛が目立たないので乾かしてからカットしましょう。
乾燥していると枝毛がよりピョンとはみ出てくるので見つけやすくなります。
・気にしすぎない
枝毛カッターを購入すると、枝毛を見つけ次第カットしたくなります。
枝毛カッターを使用するために1日気がつけば枝毛を探している、なんて人も・・・。
枝毛って探し始めると夢中になってしまいがち。
クセになってしまうと、食事中や人との会話の最中などに無意識に探し始めてしまうようになります。
マナー違反ですし、相手も気持ちのいいものでは有りません。
何事も節度が肝心なので気をつけるようにしましょう。
枝毛カッターの頻度は?
枝毛カッターは週に1回〜2週に1回が目安です。
あまり枝毛ばかりカットしていると全体の長さのバランスが悪くなってしまい、枝毛がなくなっても髪の毛が整っていないだらしのない印象になりかねません。
ですので、週末にケアするくらいの感覚がちょうどいいですね。
枝毛カッターの選び方
枝毛カッターを選ぶ時は、まず自分の髪の毛に枝毛がどのくらいあるのかを見極めましょう。
・少ない人⇒爪切りタイプ・ピンセットタイプ
・多い人⇒電動タイプ
を基本に選ぶといいでしょう。
また、使う場所や使う時を想定して選ぶのもいいですね。
出かける直前に枝毛に気がついてケアをしたい場合には、切った髪の毛が落ちない「爪切りタイプ」を玄関やポーチに入れておくと、いつでもどこでも汚さずにケアすることができます。
シャンプーして、髪の毛をドライヤーで乾かしている時などに枝毛が気になることが多い人は洗面所のドライヤーと同じ場所に電動の枝毛カッターを置いておくといいですね。
後頭部の枝毛が気になる人は、後頭部でもカットしやすいピンセット型を使うと便利です。
1つに絞らず、電動を基本としていくつか目的や場所に応じて所持しているという人も多いです。
また、髪の毛が長いとどうしても枝毛が多くなりがちです。
髪の毛の短い人は手動のもの、長い人は電動のものがおすすめです。
枝毛を放置せずカットしたほうがいい理由
枝毛になってしまった髪の毛は元に戻ることはありません。
カットしないと
・見た目がボサボサに見える
・枝毛で裂けた部分から栄養や水分が抜けて乾燥する
・髪の毛がまとまりにくくなる
などの影響がありますので、こまめなケアをしましょう。
枝毛がある髪の毛と、そうでない髪の毛、同じ人でも5歳は老けて見えると言われています。
ケアをして若々しい髪の毛を保ちたいですね。
枝毛を作らないために
できてしまった枝毛は治りませんが、これから枝毛をできにくくすることは可能です。
・髪の毛を完全に乾かしてから寝る
・トリートメントなどで乾燥対策をする
・プラスチックのブラシは使用しない
など、毎日のちょっとしたケアで枝毛は減らすことが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
枝毛をなくして、艶のある髪の毛にするために枝毛カッターをご紹介しました。
なるべく、枝毛を作らないように気をつけつつ、出来てしまった枝毛はカッターでケアしましょう。
種類も値段も様々なので、ぜひご自分にあった枝毛カッターを見つけてみてくださいね。