冬の乾燥は顔だけではなく、頭皮まで影響しますよね。
しっかり洗ってケアをしていても、パラパラしたフケが出てくる、頭皮が痒い…。
頭皮の乾燥って、本当に大変ですよね。
不快な痒み、フケをどうにかしたい!
”でも…どうしたらいいのか、わからない。”
そんな方におすすめなのは”シャンプーを見直す”こと。
なぜかというと、いつまでも治らないその乾燥の原因は、シャンプーにあるかもしれないからです!
今回は
・シャンプーで頭皮が乾燥する?
・頭皮が乾燥する他の原因
・シャンプーの選び方
・シャンプーのやり方
順番に紹介していきます。
この記事を読めば、頭皮を乾燥させる理由がわかるので、自分の髪に合ったシャンプーを選ぶことができます。
そのため、頭皮の乾燥も改善できます!
ぜひ、参考にして下さいね。
Contents
シャンプーで頭皮が乾燥する理由
シャンプーの洗浄力が強すぎて、必要な分の油分まで落ちてしまうからです。
シャンプーは、汚れや油分などを落とすために使うので、洗浄力は大切。
でも、それが人によっては強すぎてしまうんです。
特に乾燥肌の人は、頭皮の肌質も乾燥しがちになるため、洗浄力の強さに気をつけなければなりません。
強い洗浄成分で1番強く、有名なのは高級アルコール。
”高級”って名前についていると、なんとなく”高くて良いものイメージ”がしますよね。
ですが、”高級”とはアルコールの分子の量を表しているだけ、なのです。
高級アルコールシャンプーのメリットは、1番泡立ちが良くて、汚れをとってくれること。
でもその分、肌への刺激も強い。
だから肌の弱い人や、体調不良で身体が弱っている人の皮膚はダメージを受けやすく、荒れたり乾燥したりします。
高級アルコールのメリットは、実はもう1つあります。
それは価格が安いこと。
そのため、金額が安い物や洗浄力を強みにしているシャンプーは、高級アルコールシャンプーを使用しているものが多いんです。
でも安いシャンプー全てがそうとは限らないので、成分表をチェックして探してみましょう。
他に頭皮が乾燥する3つの理由
紫外線
紫外線は頭皮に負担がかかるので、浴びれば浴びるほど乾燥してしまいます。
髪の毛があるので安全に思うかもしれませんが、そうではありません。
紫外線を”ある程度”は吸収してくれるのですが、強すぎて負けてしまうんです。
確かに温暖化のせいか、最近の紫外線は熱いというより痛いですよね。
UVカットのスプレーや日傘などを使って、頭皮も守るようにしましょう。
そうすることで、頭皮へのダメージが減って乾燥も軽減できます。
ドライヤーの熱
ドライヤーを、頭皮の近くで当てていると…水分が蒸発して乾燥してしまいます。
特に乾燥肌の人は油分が少ないので、余計に頭皮の水分がなくなってしまうんです。
なるべく離して、髪を乾かすようにするといいでしょう。
でも、乾かし過ぎには気をつけて下さいね。
ずっとクーラーがきいているところにいると、頭皮が乾燥してしまいます。
顔や手などは乾燥に気が付くのでケアしやすいですが、髪の毛は気づかないし、わかりにくいですよね。
近くに加湿器を置いたり、小まめにヘアスプレーで水分を補ったりすると、乾燥を防ぐことができます。
近くに、水やお湯の入ったコップを置いておくのも◎。
ストレスや冷え性
ストレスや冷え性からの血行不良で、血液が行きにくくなり、乾燥しやすくなります。
血液が届かないと水分や栄養も不足しがちになるので、さらに乾燥してしまいます。
ストレスと冷え性を、ダブルで改善が期待できる方法が2つあります。
1つ目は”運動”です。
ストレス解消しつつ、血行が良くなります。
2つ目は、”ゆっくりお風呂に浸かること”。
血流がよくなりリラックスできるので、ストレスも緩和できますよ。
シャンプーだけではなく…このどれかが、貴方の頭皮の乾燥の原因の1つかもしれません。
そうしたらトリプル効果で、乾燥はどんどん酷くなってしまいます…。
もう一度、自分の生活環境や習慣を、見直してみてはいかがでしょうか。
どんなシャンプーを選ぶか?4つのポイント
洗浄力が強くないもの
洗浄剤については、他にも石鹸やスルホン酸などがありますが、おすすめはアミノ酸です。
高アルコール系のシャンプーと比べると、あまり泡立たなくて洗浄力も弱いです。
でも、そのぶん保湿してくれるので、乾燥肌の人にピッタリなシャンプーと言えます!
ぜひアミノ酸成分が多く配合されたシャンプーを、探してみて下さいね。
ノンシリコン
ノンシリコンは皮膚に優しいので、乾燥などの肌トラブルがある人におすすめのシャンプーです。
シリコンはコーティングのことで、ノンシリコンにはコーティング剤が入っていません。
その代わりに、髪や頭皮が自然な状態になれるんです。
皮膚が弱い人に人気のシャンプーなので、一度試してみてはいかがでしょうか?
保湿成分
セラミド・ヒアルロン酸・植物エキス・グリセリンなどの、保湿成分が配合されているシャンプーを探してみましょう!
これも、成分表をチェックする必要があります。
これらの保湿成分は、顔で使われている化粧水などにも配合されているので、聞いたことはあると思います。
頭皮も肌なので、しっかり保湿してあげましょう。
成分を覚えていられないという方は、パッケージに『頭皮に潤いを~』などが記載されていますので、そこを見て選ぶのも手ですよ!
薬用シャンプー
フケや痒みを早く改善したいなら、薬用シャンプーがおすすめです!
何といっても”薬用”ですから。
フケには乾燥以外に、皮脂が多くて出る脂が原因のフケがあります。
フケ対策の薬用シャンプーならなんでもいい、というわけではありません。
油脂のフケではなく、乾燥のフケの薬用シャンプーを選びましょう。
『頭皮のカサカサが気になる人に~』などの記載がありますので、しっかり確認してから購入するようにして下さいね。
泡立ちしやすくなるシャンプーのやり方
お湯で、頭皮や髪を2~3分かけて洗う
先にお湯で、皮脂が汚れを落とすことがポイントで、とても大事です!
なぜなら、アミノ酸のシャンプーは泡立ちがよくないからです。
皮脂が多いとさらに泡立ちが悪くなるので、汚れが落ちにくくなります。
それなら、シャンプーを追加すれば…と思うかもしれませんが、いくら頭皮に優しいとはいえ、多くつけるのはよくありません。
優しいだけで、害がないわけではないからです。
それに、頭皮にシャンプーが残りやすくなるので、追加はおすすめしません。
シャンプーを泡立ててから髪につける
”泡立ててから”も!大切なポイント。
泡立てないと、髪につけてからシャンプーを泡立てることになるので、頭皮や毛が摩擦で傷つきます。
ちょっと面倒…と思うかもしれませんが、手のひらで泡立ててから髪の毛を洗いましょう。
頭皮をマッサージするように洗う
指のはらで優しく洗いましょう。
痒いところとかつい爪を立てて洗いがちですが、そうすると頭皮が傷ついて乾燥しやすくなります。
強く擦らないよう、気をつけて洗って下さいね。
丁寧にしっかり洗い流す
シャンプーは、洗った時と同じくらい、しっかり流すことが大事です。
頭皮に残るとフケの原因になるので、こめかみや後頭部も、きちんと洗い流すようにしましょう。
乾かすときは、頭からドライヤーを離しましょう。
近くで乾かすと、頭皮の水分が必要以上になくなってしまいます。
早く乾かしたくて、ドライヤーを近づけたくなる気持ちはわかりますが、そこは我慢しましょう。
まとめ
・洗浄成分が強いと頭皮が乾燥しやすい
・シャンプー以外にも頭皮が乾燥する原因はある
・4つのポイントを押さえてシャンプーを選ぼう
・シャンプーはお湯で洗ってから
シャンプーと乾燥について、わかりましたでしょうか。
安いし汚れが落ちるならと、高級アルコールシャンプーを使っている人は多いと思います。
でも乾燥肌の人には刺激が強いため、より頭皮を乾燥させ、フケや痒みを引き起こしてしまうんです。
アミノ酸のシャンプーや、乾燥肌用の薬用シャンプーに変えてみると、今よりも乾燥を防ぐことができます。
ぜひ、これからのシャンプー選びや、髪の毛の洗い方の参考にして下さいね。