FAGA（女性型男性脱毛症）や円形脱毛症などによる抜け毛や薄毛、加齢による抜け毛や毛髪のボリューム低下に悩んでいる女性は必見です。
豆乳を日常的に摂取することで、薄毛を予防することができるということをご存じでしょうか。
この記事では薄毛予防と豆乳の関係性についてご紹介していきますので、薄毛に悩む女性の方は是非ご一読ください！
Contents
豆乳が薄毛予防に効果的な理由
スーパーやコンビニなどで手軽に購入できる豆乳。
実は女性の髪の毛の悩みの一つある薄毛や抜け毛予防に効果的とされているのです。
豆乳がもたらす髪の毛への効能を、下記で詳しく解説していきます！
豆乳はFAGAの進行を抑制してくれる
豆乳は美容だけでなく薄毛対策にも効果的といわれています。
それは、豆乳に豊富に含まれている「大豆イソフラボン」という成分が薄毛に対して効果的だからです。
大豆イソフラボンの具体的な効能については下記で解説していきますが、FAGAの原因の一つでもある男性ホルモンの増殖を抑制してくれる働きがあります。
さらに豆乳には大豆イソフラボンだけでなく髪の毛に良いとされている様々な栄養素が豊富に含まれています。
それらを具体的に見ていきましょう。
豆乳がもたらす栄養素の効能を具体的に紹介！
豆乳に含まれている各種栄養素が薄毛予防とどのように関連しているのかを解説していきます。
薄毛を予防したい方、すでに薄毛が進行していて進行を抑制したい方は是非参考にしてください。
大豆イソフラボン
豆乳に含まれている大豆イソフラボンとは、人の身体に含まれている女性ホルモンの一種「エストロゲン」と似たような化学構造をしています。
エストロゲンは髪の毛を生成するために不可欠なホルモンで、さらに髪の毛に艶・ハリを与えることが可能です。
エストロゲンが不足すると、十分に髪の毛が生成されなくなってしまい、現存している髪の毛自体も弱くなっていきますので抜け毛が起こりやすくなり、結果として薄毛になってしまいます。
そこでエストロゲンと同じ構造である大豆イソフラボンを豆乳によって摂取することによって、エストロゲンの補完ができ、抜け毛や薄毛を予防することが可能です。
大豆たんぱく質
豆乳に含まれている大豆タンパク質は、タンパク質の中でも体内への吸収率が高く、良質なタンパク質とされています。
肉や魚、卵などに含まれているタンパク質は「動物性タンパク質」で、もちろん髪の毛の生成に役立つ栄養素なのですが、脂質が多く含まれているので、摂取しすぎるとコレステロール値が高くなってしまいます。
その点大豆タンパク質は「植物性たんぱく質」に分類されるため、多く摂取しても脂質異常症などの生活習慣病には繋がりにくいといわれています。
ビタミンB
ビタミンBは豊富な種類があるビタミンの中でも、特に髪の毛に良いビタミンだといわれており、豆乳に豊富に含まれています。
ビタミンBには髪の毛を作り出す毛母細胞の働きを活性化させたり、髪の毛の材料となるケラチンと呼ばれるたんぱく質の合成のサポートをするなどの働きがあるのです。
さらにストレスの緩和の効果も期待できますので、ストレスによって抜け毛が生じている場合には改善が見込めます。
豆乳を飲んでいても薄毛が進行するならクリニックでの治療がおすすめ
豆乳には髪の毛に良い栄養素が多く含まれていますが、その影響力については育毛剤や発毛剤などの薬剤に比べるとあまりにも微弱なのが現実です。
日々豆乳を飲んでいても薄毛症状が顕著に現れている場合は、内部的な薄毛メカニズムを遮断する必要がありますので、薄毛治療専門クリニックへの相談をおすすめします。
クリニックでは、女性ホルモンを直接注入できるホルモン注射などの薄毛対策をとることができますので、自分に合った治療をすることができます。
薄毛予防のための豆乳の選び方
女性ホルモンを補完することができ、薄毛の予防につながる豆乳ですが、スーパーやコンビニなどで販売されている豆乳の種類は豊富です。
豆乳のどの種類が薄毛予防に効果的なのかをご紹介していきます。
また、豆乳の1日の適正摂取量も把握しておきましょう。
販売されている豆乳の種類
豆乳には3つの種類があり、日本農林規格によって厳密に区分けされています。
大豆をすりつぶして水を加え、それを煮詰めることで出来上がるのが豆乳ですが、「無調整豆乳」は水以外の余分な成分が含まれていないものです。
「調製豆乳」は水以外にも砂糖や塩、油分や香料などが加えられており、無調整豆乳よりも飲みやすいのが特徴的。
無調整豆乳の方が豆乳の濃度が濃いので、調製豆乳の方が低く、幅広い年代の方でも嗜むことができます。
「豆乳飲料」は、調製豆乳に果汁やコーヒーなどを加えてさらに飲みやすくしたものです。
無調整豆乳よりもかなり飲みやすくなっていますが、豆乳の濃度は無調整豆乳に比べると低くなっています。
無調整豆乳がおすすめ
豆乳の最大の特徴は「高タンパク低脂質」であるということです。
なのでFAGAなどによる女性の薄毛や抜け毛の予防に一番いいとされているのは、豆乳の成分比が一番高い無調整豆乳です。
しかし飲みやすさや毎日無理なく飲み続けられるものとしては、調製豆乳や豆乳飲料でも栄養素を補給することができますので、無理して無調整豆乳を飲む必要はありません。
目的や飲みやすさなどを考えて、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。
豆乳を始めて飲むという方は、まずは豆乳飲料からのみはじめ、豆乳の風味になれたところで、調整豆乳、無調整豆乳と切り替えていくと無理なく継続的に飲み続けることができます。
豆乳の飲みすぎに注意
豆乳に含まれているエストロゲンはコラーゲンの生成を促進し、お肌に良い影響を与えてくれますが、過剰摂取によるエストロゲンの増加によって生理不順や月経過多などにもつながります。
また、豆乳に含まれているマグネシウムを多く摂取しすぎると、下痢を引き起こす可能性がありますので飲みすぎには要注意です。
体質によっては大豆の成分がアレルギー反応が出る場合もありますので、飲んでいて身体のようすがおかしくなってきたら、すぐに飲むことをやめ、病院へ検査することをおすすめします。
カフェインとの付き合い方
豆乳を継続的に飲もうとして、コーヒーなどに入れたり、コーヒー味の豆乳飲料をたくさん飲みすぎるのは身体に毒です。
というのも、コーヒーや紅茶、緑茶に多く含まれるカフェインは、神経を興奮させ血管収縮作用がありますので、摂りすぎは髪の毛にとっても良くありません。
カフェインを含むものは1日に2杯を目安とし、就寝前は避けるようにしましょう。
栄養ドリンクにも入っていることが多いので注意が必要です。
また、冷たい飲み物は、身体を冷やして代謝を悪くします。
普段から温かい飲み物を飲む習慣を付けておくと美髪にもつながります。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
この記事では豆乳がもたらす薄毛へのアプローチについて解説してきました。
豆乳には髪の毛を生成するために必要な栄養素が豊富に含まれており、適宜飲むことにより、薄毛の予防に繋がる場合があります。
薄毛予防で豆乳を購入するのであれば、成分だけで判断するなら「無調整豆乳」、毎日無理なく飲みたいのであれば「調整豆乳」や「豆乳飲料」がおすすめです。
また、豆乳を飲んでいても薄毛の悩みが解決できないなら、薄毛治療専門クリニックへ相談して治療をしてもらいましょう！
