みなさんは普段から、「頭皮ケア」をしていますか?
頭皮は髪の毛を作る工場でもでもあり、頭皮ケアをしないで頭皮環境が悪化してしまうと、抜け毛になってしまうこともあるのです。
では、頭皮ケアってどんなことをすればいいのか分からない人もいますよね。
今回は、抜け毛で悩む人、そうでない人も必見!
抜け毛を防ぐ、頭皮ケアの方法をいくつかご紹介したいと思います。
頭皮マッサージ
頭皮ケアですぐ思いつくのは「頭皮マッサージ」だと思います。
頭皮マッサージといっても、マッサージの方法はたくさんありますが、ここでは誰でも簡単に出来る頭皮マッサージの手順をまとめます。
側頭部からゆっくりやさしくもみほぐす
そのまま頭頂部までもんでいく
次に前頭部とこめかみをもみほぐす
最後は頭皮全体をマッサージする
コツは、5本の指を使ってやさしくマッサージすること。
そして頭皮をこするようにマッサージをするのではなく、指を頭皮につけて頭皮を動かすようにマッサージすることを意識します。
頭皮が固い人は、マッサージがしにくいかもしれませんが、やさしくゆっくりマッサージをしてしっかりもみほぐしてください。
頭皮マッサージで注意する点は、強くもみすぎないこと、長すぎないことです。
気持ちいいからといって、強くもみすぎると頭皮を痛めてしまい、頭皮環境が悪化して最悪抜け毛につながってしまう可能性もあるのです。
自分で頭皮マッサージをしていると、気持ちいいからといってつい強くもんでしまうかもしれませんが、強さに気をつけてマッサージをしましょう。
また、長くマッサージしすぎるのも良くありません。
強くマッサージをするのと同様で、やはり頭皮を痛める原因となります。
頭皮マッサージは抜け毛予防以外にも、以下のメリットがあります。
ストレス解消
肩こりの解消
肌の引き締め効果
代謝のアップ
頭皮の毛穴詰まりをとる
頭皮マッサージは継続的におこなうことで、徐々に効果が出てきます。
しかし、毎日しっかり頭皮マッサージをしたら疲れてしまうと思います。
そんなときは入浴中に5分だけなど、日ごろの日課のようにして無理なく継続していきましょう。
頭皮の保湿
冬場は空気が乾燥するので、頭皮も乾燥しやすくなります。
頭皮が乾燥すると頭皮が炎症を起こしてしまい、抜け毛になってしまうことがあるのです。
そのため、頭皮が乾燥しないようにしっかりと保湿をしましょう。
頭皮を保湿する方法をいくつかまとめます。
化粧水や保湿クリーム
頭皮専用の保湿ローション
保湿効果のあるシャンプー
保湿効果のあるトリートメント
シャンプー後に、ローションや保湿クリームなどでしっかり保湿をすれば乾燥を防ぐことが出来ます。
頭皮の毛穴をキレイに
頭皮の毛穴は、身体の中でもっとも皮脂の分泌量が多いのです。
そのため、頭皮の毛穴は汚れが詰まりやすく不衛生になりやすい環境なのです。
頭皮の皮脂は、夏場がもっとも分泌量が多くなるのですが、冬でもしっかり分泌されています。
冬場は皮脂の分泌量が少ないイメージもありますが、乾燥によって皮脂が増えてしまうことがあるのです。
頭皮が乾燥すると、頭皮は乾燥を補おうと皮脂を大量に分泌してしまうときがあるのです。
大量に分泌された皮脂は、毛穴のつまりを引き起こします。
毛穴に皮脂が詰まると、皮脂が毛穴を圧迫して髪の毛の成長を阻害します。
さらに、皮脂が増えると皮脂をエサとする雑菌も繁殖します。
雑菌が繁殖すると、免疫細胞が集まり雑菌を攻撃します。
そのとき、毛根も一緒に攻撃してしまい毛根が傷つき、抜け毛の原因となってしまうのです。
そのため、毛穴に皮脂を増やさない、もしくは毛穴に詰まった皮脂を除去することが抜け毛予防となるのです。
まず、毛穴に皮脂の汚れをためない方法は、保湿が一番大事と言えます。
入浴後に頭皮の保湿をしっかり行えば頭皮の乾燥を防ぎ、皮脂の過剰分泌も防ぐことができるのです。
毛穴に詰まった皮脂の汚れは簡単には落ちませんが、効果的に落とす方法が以下のようにいくつかあります。
頭皮専用のクレンジングオイルをつける
入浴中にホットタオルをした後にシャンプー
洗浄力の高いシャンプーを使う
頭皮マッサージ
まず頭皮専用のクレンジングオイルは、シャンプーをする前に頭皮の汚れを落とすことに特化したオイルです。
クレンジングオイルが、頭皮の皮脂や汚れを浮かして取ってくれるのです。
さらにクレンジングオイルをつけた後に、ホットタオルを巻くとさらに効果的です。
頭皮を温めると、毛穴が開くのでクレンジングオイルの効果がアップするのです。
シャンプーも洗浄能力の高いシャンプーを使用することで、皮脂や汚れを落とす効果がアップします。
頭皮マッサージも毛穴の汚れを取ってくれる効果があります。
頭皮マッサージは、クレンジングオイルをつけた後、もしくはシャンプー中などに行ってください。
頭皮専用のクレンジングオイルと洗浄能力の高いシャンプーは頭皮が乾燥する可能性があるので、どちらか一方だけ行うほうがいいかもしれません。
紫外線から頭皮をまもる
紫外線は生きていくにはなくてはならない存在なのですが、肌のトラブルの元となるのはみなさんもご存知かと思います。
そして、紫外線は抜け毛の原因にもなります。
強い紫外線は細胞を破壊してしまうので、毛球細胞も傷つき抜け毛の原因となってしまうのです。
頭皮は、髪の毛があるのであまり紫外線を浴びないイメージもありますが、髪の毛があるからといって紫外線を完全に浴びないわけではありません。
特に生え際などは頭皮が出ているので、紫外線を浴びやすい箇所になります。
自分の頭皮を直接見ることは出来ないので、知らない人も多いのですが頭皮は生え際の部分は日焼けをしているのです。
紫外線の強い夏場などは、生え際の部分だけ黒っぽくなっていて、日焼けがはっきりと見ることが出来るのです。
そのため、晴れた日に長い時間外出する際は帽子を被るなどの対策をしましょう。
ヘアケアも頭皮ケアの一つ?
ヘアケアと抜け毛は無関係だと思いますが、全く無関係とはいえないのです。
というのも、髪の毛を痛めてしまう行いが、髪の毛と共に頭皮も痛めているかもしれないのです。
その髪の毛を痛めてしまうと共に、頭皮も同時に痛めてしまう原因の一覧をまとめます。
シャンプー後に髪の毛を乾かさない
間違ったドライヤーのしかた
相性の悪いシャンプー
まず、シャンプーをした後髪の毛を乾かすのを面倒だからといって、ドライヤーをしないで自然乾燥させてはいませんか?
髪の毛を乾かさないと、髪の毛同士の摩擦が発生してしまい、髪の毛のダメージとなってしまいます。
さらに、頭皮も濡れている状態だと雑菌が繁殖してしまいます。
頭皮に発生した雑菌は抜け毛の原因となります。
そのため、シャンプー後は必ず髪の毛と頭皮をしっかりと乾かしましょう。
髪の毛を乾かすとき、ドライヤーを使用すると思いますが、間違った方法でドライヤーをすると髪の毛のダメージと抜け毛の原因となります。
ドライヤーをするとき、髪の毛を乾かしすぎてはいませんか?
髪の毛をしっかり乾かすことは大事ですが、乾かしすぎることもよくありません。
あまり長くドライヤーをしすぎると、オーバードライになってしまい髪の毛が乾燥しすぎてダメージの原因となってしまいます。
髪の毛を乾かすということは、同時に頭皮も乾かしているのでドライに時間をかけすぎると頭皮が乾燥してしまうのです。
そのため、ドライヤーをするときは、あまり時間をかけすぎないように注意してください。
シャンプーには相性があります。
もしあなたが使ってるシャンプーの相性が悪いと、髪の毛と頭皮の乾燥してしまうことがあります。
シャンプーの相性ってどうやってわかるのか?と思いますが、けっこう簡単にわかるんです。
それは、洗いあがり頭皮がカサカサになったり、かゆくなったりしたらそのシャンプーは相性が悪いシャンプーかもしれません。
しかし、普段から使用してるシャンプーは、もう相性が悪いかどうかわからないと思います。
シャンプー後に、普段から頭皮の乾燥や髪の毛がギシギシすると思っていたら、思い切ってシャンプーを変えてみてはいかがでしょうか?
もしかしたら、自分の頭皮と髪の毛に相性の良いシャンプーが見つかるかもしれません。
まとめ
今回は、抜け毛を防ぐ頭皮ケアの方法について解説しました。
特に冬は乾燥する季節なので、頭皮の保湿は欠かせません。
冬以外の季節でも、頭皮は何らかのダメージをうけています。
髪の毛を作る工場でもある頭皮はケアを怠ると、抜け毛の原因となります。
抜け毛を防ぐためにも頭皮ケアをしっかり行いましょう。