女性の薄毛

薄毛女性の頭皮の臭い何が原因?臭いがする人としない人の違いと対策はコレ!

自分の頭の臭いはなかなか気づかないことが多いのではないでしょうか。

ただ、電車で通勤している人などは他人との距離が密着するため、周囲にいる人の頭皮や髪の臭いが気になったことがある人もいるかもしれません。

その頭皮から出る臭いの原因の1つは、皮脂です。

ではどうしたら自分の頭皮の臭いを知ることができるかというと、朝起きたときに枕の臭いを確認してみるという簡単な方法で分かります。

枕が臭っていたら要注意です。

ただ、体調や病気などによっても臭いがきつくなったり軽くなったりしますので、1日や2日で改善するようなら問題ありません。

それが毎日のように臭ったり、周囲から臭いに関して指摘されたりしたら、放っておかずに対策をしていく必要があるでしょう。

何故なら、髪を洗っているにも関わらず、頭皮が毎日のように臭うということは、頭皮環境が崩れて異常な状態にあるというお知らせだからです。

では今回は、頭皮の臭いは何が原因で発生するのかということと、臭いがする人としない人の違い、そして対策をお伝えしていきましょう。

頭皮の臭いは何が原因?

通常であれば、シャンプーをして清潔な状態を保っていたら頭皮の臭いはしません。

そのため、毎回髪を洗っているのに臭いがするということは、頭皮環境が悪くなっているというお知らせです。

自分では気付かないことも多いため、毎日シャンプーをしているから大丈夫というわけではないのです。

そこでここでは、頭皮の臭いの原因と頭皮の状態を、詳しく説明していきましょう。

臭いの原因は?

頭皮の臭いの原因には、頭皮の皮脂の分泌量が関わっています。

本来皮脂は頭皮を外的な要因から守ったり、髪を滑らかな状態にしたりと、大切な役割を果たしています。

頭皮に分泌される皮脂量は、顔のTゾーンの2倍もあるといわれています。

朝お化粧してもお昼を過ぎる頃にはTゾーンにテカリやベタつきなどの症状が出てくる人も多いと思いますが、頭皮はその2倍量の皮脂が分泌されているということです。

頭皮も顔の皮脂分泌同様に、洗髪したあと半日くらいから少しずつ溜まってきます。

そのため、頭皮が通常よりも多く分泌された状態になっていると、汗や汚れと混ざって雑菌も繁殖して臭いの原因になるのです。

シャンプーが原因

頭皮の皮脂量は、シャンプーやヘアケアのやり方が間違っていると過剰分泌に繋がります。

特に髪が長い人は通常から蒸れやすい状態にあるため、頭皮も常に清潔に気をつけていないと知らずに臭っていることも少なくありません。

そこで、ここではシャンプーの仕方の注意点を上げますので、確認してみてください。

①シャンプー前のブラッシング
シャンプーをする前に丁寧にブラッシングを行うと、毛穴や髪の間に入り込んでいるホコリや汚れ、皮脂を浮かせて落としやすくなります。

②シャンプーの予洗い
シャンプーをつける前に髪をお湯だけで充分に洗い流します。

この作業を丁寧に行うことで、汚れの7割から8割は落とすことができます。お湯の温度は少し温めの38°くらいが良いでしょう。

③頭皮に付けるまえにしっかりと泡立てる
シャンプーを液体のままつけて頭で泡立てる人もいるようですが、シャンプーは必ず泡立ててから使ってください。

液体の状態では頭皮や髪に均等に行き渡らせることができません。

④しっかりとすすぐ
シャンプーはもちろん、トリートメントなどを使用した際は、しっかりとすすいで落としてください。

充分に洗い流せていないと、毛穴に詰まって頭皮の臭いの原因に繋がります。

シャンプーは1日に1回で充分です。

頭皮の臭いを気にして1日に何度も洗っていると、必要な皮脂まで洗い流してしまい、逆に頭皮環境が崩れて臭いの原因に繋がりますので気を付けて下さい。

頭皮の状態

シャンプーの後などで、髪や頭皮が濡れたままの状態で放置せず、しっかりと乾かしましょう。

生乾きの状態が、一番頭皮上に菌が繁殖しやすくなります。

そのため、自然乾燥に任せたりせず、ドライヤーを使ってきちんと乾かしてお手入れをしましょう。

ドライヤーの熱は熱すぎると頭皮や髪のダメージに繋がりますので、低温などに温度調整して使用できるドライヤーを使うと良いでしょう。

また、仕上げには冷風を使うとキューティクルを閉じて髪にツヤを出すことができます。

食習慣

日々、どんな食生活をしているでしょうか。肉類などの脂分の多い食事メニューが多い人は、血液もドロドロになり、皮脂分泌量も増え、体や頭皮から臭いが出やすくなります。

しかも体内の血液がドロドロの状態で血液循環がスムーズにいかないと、健康な髪を育てることができません。

髪に必要な栄養は、血液によって頭皮の毛細血管に運ばれるからです。

そのため、普段から口にする食材はバランスを考慮し、野菜を中心にした食生活に改善することが大切です。

睡眠

日中に受けた頭皮や髪のダメージは、寝ている間に成長ホルモンが分泌されることで修復を行い、健康に保たれています。

そのため眠りが浅かったり、睡眠不足が続いたりしていると、髪の成長を妨げ、頭皮環境を悪化させます。

美容と同じく睡眠は頭皮環境にも影響しますので、ぐっすりと熟睡できる環境を整えるようにしていきましょう。

頭皮の臭いがする人としない人の違いはコレ!

頭皮の臭いは、自分よりも周りの方が気になるかもしれません。

ただ、他人に指摘される前に普段使用している枕の臭いを確認したり、ドライヤーを後頭部から前に向かって吹きかけて臭いを確認したりできます。

では、毎日気を気遣っても臭いが気になる人と、頭皮のことなんか気遣ってなくても臭いがしない人では、いったい何が違うのでしょうか?

同じような生活をしているのに、いったいどこに違いがあるのでしょうか?

そこでこからは、頭皮の臭いがする人としない人の違いをお伝えしていきましょう。

頭皮が臭いやすい人としない人

先に頭皮の臭いの原因を4つ上げましたが、どの条件にも当てはまらない人もいると思います。

臭いに人一倍気をつけているからこそ、規則正しい生活をして、バランスの良い食事もして、シャンプーのやり方も丁寧にしている人もいるかもしれません。

では、他の原因を見ていきましょう。

【男性ホルモン】
男性でも女性でも、男性ホルモンと女性ホルモンの両方が存在します。
そして、男性ホルモンの影響で、男性は女性よりも皮脂分泌が多くなる傾向にあります。
そのため、女性も更年期くらいから女性ホルモンが減り、男性ホルモンが増すと臭う可能性も上がるんです。

【加齢臭】
また、誰でも年を重ねると脂肪酸が増加するため、男性でも女性でも性別関係なく加齢臭というものも自然に発生してくるでしょう。

【ストレスや多汗】
ストレスを感じやすい人や汗をたくさんかく人なども、皮脂分泌が多くなりがちです。

皮脂分泌が多くなると、どうしても頭皮が臭いやすくなります。

【シャンプー方法】
きちんと洗ったつもりでいても、耳周りの生え際や襟足などは洗い残しや流し残しがある場合も少なくありません。

毛穴までキレイに汚れを落としきれず、雑菌を増やすことになってしまいますので注意が必要です。

1番の対策はコレ!

対策で大切なことは、毛穴の詰まりを取り、清潔な状態を保って頭皮環境を整えることです。

シャンプーの際は皮脂や汗、ホコリやフケなどの1日の汚れをしっかりと落として、清潔で健康な状態を作ることを心掛けていきましょう。

特にシャンプーのやり方を先に説明してありますので参考にしてください。

シャンプーを1つの流れと捉えず、①シャンプー前のブラッシング・予洗い②正しいシャンプーのやり方③丁寧なすすぎ④すぐに乾燥という、4つの段階を1つ1つ行ってください。

毎日のシャンプーを雑に行ってしまうと、皮脂や汚れが落ちきれずに頭皮に残ります。

頭皮に残った汚れは毛穴に詰まりますし、雑菌も繁殖しやすい状態になりますので、洗っているつもりにならずに、4段階の過程をしっかりと意識して行っていきましょう。

また、シャンプーの際に頭皮をマッサージして血行を促進すると、健康な髪が生えやすくなりますのでおススです。

まとめ

今回は、頭皮の臭いは何が原因かということと、臭いがする人としない人の違いと対策についてお伝えしました。

先にまとめると、頭皮の臭いのある人とない人の違いは、日々の習慣の積み重ねです。

頭皮の臭いは自分よりも他人の方が気付きやすいです。

自分の臭いは余程強い匂いでない限り、自分で気付くことは少ないでしょう。

だからこそ、普段から頭皮のケアを怠らず、丁寧なシャンプーをしていく必要があります。

他にも、食生活からも脂分の多い食事が多い人は、皮脂量も多くなる傾向にあります。

そのため、普段の食事の内容を改善することも大切です。

毎日の習慣を見直して、清潔な頭皮を保っていきましょう。