誰もがぷるるん赤ちゃん肌へ
日本人の日常生活に欠かせないお米です。
炭水化物の摂取し過ぎになってしまうのも、お米が大好きな方も多いでしょう。
炭水化物は太ると言われてもいますが、それだけ栄養価が高いからです。
お米をといだときに出る白く濁った水があります。
それは『米汁』。『米汁』にはたくさんの美容成分が詰まっています。
いつも捨てているという方、もったいないですよ!
ぜひ美容ケアに活用して髪艶を手に入れましょう。
米汁の美容効果
米汁は洗顔&シャンプー代わりになる⁈
といだ米汁は、お米のカスのようなものだと思っている方もいるのではないでしょうか。
そう考えると捨てたくなりますね。
ですが、実はといだ米汁にはでんぷん質や脂質をはじめとする、ビタミン類やミネラルが豊富に含まれています。
化学成分の入った洗顔料やシャンプーを使うよりも肌や頭皮に刺激がありません。
米汁で作ったケアアイテムを「ライスウォーター」といいます。
美しさを大切にする人たちに重宝されています。
昔の日本の女性も米汁で髪や肌をケアしていたのですが、現在でも米ぬかや米汁などを使用している化粧品が販売されているのです。
米汁を洗顔として使用する時は1.5倍に薄めて使用すると良いでしょう。
ピーリングした後のようなゆで卵をむいたときのツルツル感が手に入ります。
薄いメイクでしたら、メイク落としに使えるのもポイントになります。
ただし、濃いめのメイクは毛穴の奥まではキレイに落とすことができないため、メイク落としで落としてからクレンジングをしましょう。
その後、軽く米汁で洗顔すると栄養が入りやすく、つるつる肌になります。
シャンプーに使用する時は、ブラッシングしてからシャワーをすることで、髪の汚れを落とします。
それから米汁を使用すると頭皮に良いでしょう。
ただし、米汁はそのまま使ってもいいのですが、スタイリング剤やワックスなどがついていると、効果が半減するため、何もつけていない方は、そのまま使っても大丈夫です。
洗面器に米汁を入れ、そこに髪を浸しながら洗髪を行います。
この時、ゴシゴシ洗わずに優しく丁寧に洗うのがポイントです。
その後、シャンプーを使わずにお湯ですすぐだけで完了になります。
他にも化粧水や入浴剤代わりに使用することができるので、お試しください。
お米のとぎ汁がダメージ髪に与える栄養
お米のとぎ汁に含まれる栄養は上記の通りです。
実際、お米のとぎ汁が髪に与える栄養はどんなものでしょうか。
パサパサのダメージヘアでも栄養が入るのでしょうか。
詳しくご紹介します。
肌にハリを与えたり、保湿をしたり酸化を防いでくれる効果があります。
この効果は、肌だけでなく髪に艶も出させてくれるのです。
パサパサしている乾燥した髪や頭皮にも潤いを与えてくれます。
お米のとぎ汁で髪を洗うことで、髪のキューティクルを保つことができ、太くコシのある髪艶がでるのが実感できます。
これであなたも、お米のとぎ汁美髪ですね!
パサパサダメージヘアを復活させるのには大変ですが、とぎ汁を使うことで、ツヤツヤ美髪にしちゃいましょう。
ケア用の米汁アイテム作り
ケア用に使う米汁アイテムは、作り方にいくつかのポイントがあるのです。
まず、無洗米のとぎ汁は避けるようにしてください。
それは、無精米は普通のお米のとぎ汁よりも美容成分がないのです。
使ったとしても効果も低くなります。
また、といですぐの米汁にも注意です。
それは、といですぐの米汁には確かに栄養がたっぷり詰まっていますね。
ただ、それと同時にホコリや農薬のカスがついていることがほとんですので、一度といだら流して、2回目か3回目の米汁を使用すると効果抜群です。
とった米汁の保存法として、清潔なペットボトルやガラス瓶に入れます。
そして冷蔵庫で保存できます。ですが、そんなに日持ちするものではないため、遅くても1週間以内に使いきるのがベストです。
米汁を活用して、肌艶や美しい髪へ導きます。
万能スキンケア
「米汁」には、美容成分が多く含まれているのを知っていまるのです。
ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、ミネラル、セラミド、または天然のオイル成分などが含まれています。
こんなに一つのもので摂取できるのは素晴らしいです。
「米汁」は、肌艶や美艶をつくる栄養素が豊富なことで知られているのが「米ぬか」です。
主に同じ成分なので、美容には欠かせないものとなり、万能なものなのです。
この米ぬかには、美白効果、また、細かい粒子が含まれているため、天然スクラブ効果もあります。
米汁を使った洗顔は、石けんでの洗顔と違って洗顔後の肌の突っ張り感がなく、しっとりうるおう効果を実感できるようになります。
肌のくすみが取れ、シミも薄くなり、毛穴の汚れも取れて肌艶がでます。
洗顔のやり方
「米汁」洗顔法です。
米汁で洗顔する前は、メイクを落とし、クレンジングで顔を洗いましょう。
毛穴をキレイにした状態で「米汁」洗顔を行うことで、スキンケアやパック効果を発揮します。
また、米汁は、成分が濃すぎて刺激が強いため、上記でもご説明をした通り、洗面器に移してお湯で1.5倍薄めて、よくかき混ぜ人肌の温度にすると洗いやすいでしょう。
米汁がアレルギーの方もいます。痒くなる方はご注意ください。
気になる「米汁」の作り方
◆HOW TO
1.お米をいつも通りにとぎます。
最初はたっぷりの水で軽くお米を洗い、すぐ水を切ります。
1回目のとぎ汁には、ホコリや農薬があるため捨てます。
2.指に力を入れてお米の粒同士をこすり合わせながら2~3分念入りにとぎます。
そのことによって、栄養が出ます。
2、3回目のとぎ汁が一番いいです。
3.といだお米に水を加えます。3合に1カップが目安となります。
4.お米と水をかきまぜて完成です。
お米の美容成分がたっぷり、水が少しトロミがでる米汁が肌や髪に艶を出します。
肌の洗顔や髪のシャンプー代わりに使用します。
米汁や米ぬかは生ものです。長期保存は出来ないため、ビンなどに取り置きします。
常温なら3時間程度が消費期限になりますので、冷蔵庫に入れたとしても、半日までを目安にして、早めに肌や髪に使い切るようにオススメします。
また、使用したお米は、その後ふつうに何度か水を替えながらといでから、炊いて食べてくださいね。
〜HOW TO〜
1.米汁で優しく洗顔!
米汁を両手にすくい、5〜10回顔全体になじませるように洗うことで、肌が柔らかくなり浸透します。
ここでポイントは、手で強くこすってしまうと肌が傷む原因になりますので、優しく洗います。
米のとぎ汁でアゴから頬→頬から眉→額へ。
フェイスラインを下から上へ顔を洗います。
口のまわりや唇も軽くマッサージすることで、ふっくら弾力ある唇になります。
肌は顎から額へ押し上げるように手を動かすと浮腫みも改善し、リフトアップにも効果的です。
シミやソバカスなど気になる部分がある時は、指の腹で軽くなでるようになじませると、栄養が浸透しやすくなります。
シミなどは乾燥してカサカサしているため、とぎ汁の栄養を吸収させることがポイントです。ここでも優しく洗うことが大切になります。
そして、肌や髪以外にも米汁は、乳酸菌と混ぜることで、腸内細菌にも効果的です。
快便になりますし、免疫力を上げることができます。
ヨーグルトやチーズと米汁は相性がよいので、様々な方法で腸内細菌を整えましょう。
お掃除にも活用できます。
米汁と乳酸菌でワックス効果がうまれ洗剤としても発揮するのです。
調理したベタべタ油のフライパンの油が乳酸菌のお陰でキレイに落ちます。
そして、ガスコンロなどの嫌なお掃除にも効果的です。
色々な場面で使用して体感してみましょう。