寒い日といえばあったかいお鍋ですね。
栄養たっぷりでお野菜もたくさん食べられるお鍋は、髪にもいいってご存知でしょうか。
お鍋料理が髪にもたらす効果とは?髪に効くお鍋レシピもご紹介します。
Contents
栄養バランス抜群なのがミソ
美髪を保つのに必要な栄養素、そして頭皮の健康を保つのに必要な栄養素は非常にたくさんあります。
具体的には、髪の主成分であるたんぱく質。
そして、ビタミン類やミネラル類、亜鉛、そして鉄分になります。
これらの栄養素を単発で摂るよりも、毎日の食事の中でバランスよく摂るようにすると、髪をきれいに保つことができるため、とても大事になります。
それらをバランスよく摂るというのはなかなか難しいもので、どうしても栄養が偏ってしまいがちです。
しかし、お鍋にすることで、様々なお野菜やお肉、お魚などを一緒に摂ることが出来るのです。
これは非常にバランスがよい料理となります。
さらに、お鍋は身体を温める効果があり太りません。
それは、全身の血流が上がり新陳代謝が良くなるため、頭皮の血流も促進することができるというダブルの効果が得られるためです。
そして、根野菜などはデトックスする作用があるため、食べすぎても浄化しやすくなるのです。
髪に良いお鍋レシピとは?
①いわしつみれ鍋
髪が若々しくなります。
(材料)
●白菜 ●白ネギ ●春菊 ●しいたけ ●人参
(いわしのつみれ)
●いわし 5~6尾 ●白ネギみじん切り 1/2本 ●おろししょうが 小2
●味噌 小1 ●片栗粉 小3 ●卵 1個
(だし)
●昆布 10g ●お水 1000ml1.いわしは頭を切り落とします。それを開いたら(いわしのつみれ)の材料とフードプロセッサーでミンチにして丸めます
2.鍋に昆布とお水を入れてだしを作ります
3.野菜とつみれを入れて煮込んだら出来上がり
たんぱく質の代謝に必須のビタミンB6を含んだイワシ。
ビタミンCとカルシウムがたっぷりの白菜。
そして、ビタミン・ミネラル・鉄分までも豊富に摂取できる春菊など、髪に嬉しい食材がバランスよく食べられるのがいわしのつみれ鍋になります。
②髪へ嬉しいごま豆乳鍋
ゴマは身体にも髪にもとても必要な栄養ですね。
(材料)
●鶏もも肉 ●牡蠣 ●ほうれん草 ●白菜 ●しいたけ ●しめじ
●にんじん ●厚揚げ ●しらたき
(だし)
●水 2カップ ●鶏がらスープの素 小2 ●ニンニク 一片
(豆乳だし)
●豆乳 2カップ ●すりごま 大31.お鍋にだしを入れる。
2.豆乳だし以外の具材をすべて入れて煮る。
3.具材に火が通ったら豆乳だしを加えて出来上がり
豆乳には健康な髪の毛や頭皮を作るビタミンB6がたっぷりなのです。
それに加えて、髪の発育に欠かせない牡蠣に含まれている亜鉛や銅。
お野菜に含まれるビタミン類、頭皮の血行を促進させるゴマになります。
これはうれしい事尽くしのお鍋ですね。
寒い日は、髪に良い食材をお鍋にたくさん入れて食べ、太ることなく身体にも健康にもよいダブル効果をもたらしましょう。
美髪効果抜群!メリットだらけの玄米でダブル効果を!
外側からも内側からもケアしていく事で「肌や髪の毛」改善の近道になります。
そこで、内側からのケアとして重要なのがバランス良く食べるということに尽きます。
ここでは、お鍋と共にするのは玄米です。
美髪・美肌効果が期待できると注目されている食材が「玄米」ですね。
腸の働きも活発になるため、身体の内側ケアには最適でしょう。
<玄米が髪に与える効果>
★抗酸化作用
体をサビさせる活性酸素から細胞を守ってくれます。
抜群のアンチエイジング効果が期待できるのです。
★ストレス抑制作用
脳内で抑制系の神経物質の働きをしてくれる働きがあります。
イライラを抑え、感情を穏やかにしてくれるのです。
★便秘解消・ダイエット効果
玄米にはたくさんの食物繊維が含まれています。
便通の改善に効果的なのはご存知でしょう。
それだけではなく、脂肪の吸収を抑えてくれる嬉しい効果があるため、ダイエットにも期待できるのです。
★がん予防にも
食物繊維で便秘が解消したり、お通じが良くなることで、腸がキレイになります。
そのことで、消化器官系のがんの予防にもなるのです。
栄養も体に吸収されやすくなるため、美肌・美髪効果、体調改善の効果が出やすくなります。
★美白効果
玄米には、肌色素【メラニン】の分泌を抑制する成分が含まれています。
そのため、美白効果も期待できるのも嬉しいですね。
★ボケ防止に
脳細胞保護作用がある成分が含まれています。
そのため、アルツハイマーの進行を抑える働きがあります。
上記以外にも挙げだしたらキリがないほどの様々な嬉しい効果があるのが玄米なのです。
★玄米を普段の食事にも
身体は全て繋がっているため、「身体に良い=肌や髪にも良い」という事です。
昔は玄米が主食だったのですが、白米ブームで食べる機会が減ってきているのです。
しかし、現代では、その類い稀なる栄養成分が着目されてきました。
そのため市場でも手に入り易くなってきました!
玄米を食べる習慣がないという方は、まずは、玄米を3割にして白米に混ぜて食べてみることからスタートしてみましょう。
玄米だけではなく、白米にもメリットがあります。
ダイエットしているから白米を食べない!と炭水化物をカットしている方もいるでしょう。
白米は栄養があるため、食べ過ぎれば太りますが、バランス良く食べることで薄毛を解消できるのです。
昔からあるもので、食べてはいけないものはありません。
昔は食べるものが限られており、白米だけで栄養が間に合うほどだったため、生きていくためには必要不可欠でした。
しかし、現代は食べ物が溢れているため、栄養がたっぷりの白米と一緒におかずを食べることで、食べ過ぎてしまうのです。
食事を味方につけ、食べ方を変えることで、健康で美しく美髪を維持できる生活習慣になるでしょう。
ここが注意!炭水化物抜きダイエットで抜け毛が生まれる?
炭水化物は血管を老化させるので良くないといわれてきました。
実はここに思わぬ落とし穴があったのです。
良くない効果が出るのは、炭水化物を食べたからではなく、摂りすぎてしまった場合に起こる現象のことです。
炭水化物は脳が正常に働くのに必須の栄養素なのです。
これがない状態が続いてしまうと、身体は筋肉や脂肪、髪や爪からエネルギーを取り出すことになってしまうのです。
これらの分解行為は身体の中心部より遠いところから行われます。
そのため、髪は真っ先に影響を受けてしまうということです。
そうなることで髪はボロボロになりやすく、エネルギーが不足してしまうため、栄養分も届かなくなってしまうのです。
事実、炭水化物ダイエットをして糖質制限を始めることで、約3カ月で一気に抜け毛が増えたという例もあります。
細胞は約3カ月で生まれ変わるため、この現象が起こるのでしょう。
ダイエットしながら髪を健康に保つためには?
ダイエット中は、食事制限を行うことになるため、何かと栄養不足になりやすいでしょう。
そんなダイエット期間中にこそ髪を健康に保つために、摂取しておきたいオススメの成分があります。
それは、大豆などの植物性たんぱく質を積極的に摂ることです。
髪に必要な栄養は必須アミノ酸になります。
豆腐や納豆、豆乳などから摂る事が出来るのです。
また、牛乳を飲むことで髪の毛を作り出す力を促進するビタミンB2を補給できるともいわれていますね。
身体を冷やさないように、常温にしたり温めて飲むのがオススメです。
また血流を良くしてくれるビタミンEなどを含むアーモンドなどもいいですね。
お米を全く食べないというのではなく、お茶碗に盛る量を減らすだけでも摂取カロリーは変わりますので、まったく食べないと脳が活性化されないため、ある程度は必要です。
抜け毛対策のために必要なことは、炭水化物を取らないという偏った糖質制限のダイエットをするよりも、腹八分目を目指すほうが身体にも髪にも負担がないでしょう。
美しい髪を保つためにも、栄養の偏ったダイエットをするよりは、バランス良く腹八分目にすることで、ダイエットにもなりますし、それが髪艶にも繋がります。