女性といえば黒髪ストレートが王道ではありますが、ゆるふわウェーブが可愛いパーマヘアも人気ですよね。
髪の毛に癖が付きやすい方も、元々くせ毛の方も、パーマを当てることでその癖が見事に調和され、美しいパーマヘアに見えてしまうのは不思議なものです。
とはいえ、一歩間違えると、手入れの行き届いていない小汚い感じに見えてしまうのもパーマヘアの特徴。では、サロン帰りのツヤ髪を維持するためには、どのようなヘアケアが望ましいのでしょうか。具体的に見ていきましょう。
パーマヘアを長持ちさせるためには丁寧なヘアケアが鍵!
美容院でキレイなパーマヘアを作ってもらったところで、それを数か月維持できなければ、高いお金を払った意味がなくなってしまいます。
しかも、パーマは髪の毛にダメージを与える施術なので、パーマを頻繁にかけ直すこともできれば避けたい部分ではないでしょうか。
パーマの持続期間は、パーマの種類や髪質にもよりますが、おおむね3~6か月程度だといわれています。
しかし、1か月程度で元の状態に戻ってしまう方もいれば、半永久的にパーマヘアが持続してくれている羨ましい方も存在しているのが事実です。
せっかくお金をかけて、髪の毛にダメージを被ってもらって当てたパーマ。
できれば状態をキープして、次回の施術までに時間を置きたいものですよね。
そのためにも、毎日の丁寧なヘアケアが必要になってくるのです。
Contents
パーマ後1週間は気を付けたい!長持ちさせるための方法は?!
施術してもらったパーマヘアを長持ちさせることで、次回施術までの期間を空けてあげることができます。
年に2~3回パーマをかけ直すのと、年1回とでは、髪の毛が受けるダメージはもちろん、金銭面的にも大きな差が生じてきますよね。
だからこそ、日々のヘアケアを大事にし、パーマを長持ちさせる必要があるのです。
ここからは、パーマをかけてから1週間以内に気を付けるべきことを3つ説明します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
パーマをかけてから48時間は触らない
パーマをかけた直後の髪の毛は、非常にデリケートな状態です。
したがって、洗髪はもちろん、目の粗いコームで髪の毛を梳かしたりする作業もNG。
髪の毛を触る行為をできるだけ少なくし、48時間程度は様子を見るようにしましょう。
ただ、夏場などの汗をかく時期にパーマをかけた場合、丸2日もシャンプー無し生活は厳しいものがありますよね。
その場合は、シャンプーではなく湯洗いにし、トリートメントで保湿をしっかり行ってあげましょう。
実は、髪の毛の汚れは、最初のかけ湯の段階でほぼ落ちているのです。
したがって、髪の毛を優しくお湯ですすぐだけでも、十分汚れは落ち、頭皮の悪臭からも開放されますよ。
熱ダメージを加えない
パーマをかけた直後の髪の毛は、熱ダメージに弱くなっています。
したがって、ドライヤーやヘアアイロンなど、髪の毛に直接熱を加えるものの使用は、最小限に留めましょう。
また、「髪の毛内の温度が高くなってしまう」という理由で、サウナや長時間の入浴もできれば避けたいところ。
パーマが落ち着くまでは、髪の毛を温めてしまう行為はできる限り避け、どうしても避けられない場合は、使用を最小限に留める必要があります。
大きな刺激を与えない
パーマをかけた直後の髪の毛は、ちょっとした刺激にも弱くなっています。
したがって、髪の毛を無理矢理コームで梳いたり、紫外線にさらしたり、プールに入ったりなどの刺激を与えない生活を送るようにしましょう。
もちろん、髪の毛を結ぶこともできれば控えたいところ。
最低でも1週間は、大きな刺激に注意した生活を心掛けましょう。
パーマが落ち着いてきたら気を付けたい!長持ちさせるための方法は?!
パーマの施術をした日から1週間も経てば、髪の毛はだいぶ落ち着きを取り戻します。
この頃になれば、シャンプーやトリートメントはもちろん、気分によってヘアアレンジを楽しんだりしても問題はありません。
ただ、ヘアケアを怠ってしまうと、すぐにパーマが取れてしまうことに繋がります。
だからこそ、日々の丁寧なヘアケアが必要になってくるのです。
ここからは、パーマが落ち着いてから行うべきヘアケアについて4つ説明します。
髪の毛を乾燥から守る
パーマが取れてしまう主な原因のひとつに、髪の毛の乾燥が挙げられます。
髪の毛が乾燥していると、毛先はもちろん、髪の毛全体がパサついてしまいます。
その結果、せっかく手に入れたパーマヘアがみるみるうちにダメージヘアになってしまう恐れも。
ダメージヘアになると、パーマが上手く入らず、次第に取れていってしまいます。
したがって、髪の毛の保湿をしっかりしていくことが重要だといえるでしょう。
保湿成分配合のシャンプーやトリートメントの使用はもちろん、保湿成分配合の洗い流さないトリートメントの使用も検討してみてください。
さらに、ナイトキャップをかぶって眠るなど、髪の毛を乾燥から守る行動を心掛けましょう。
毛先のケアを大事にする
パーマヘアをキレイに維持するためには、毛先のケアが重要です。
毛先は、髪の毛の中でもダメージを真に受けてしまう部位のひとつ。
だからこそ、美容院で毛先だけ切ってもらう方も多いのではないでしょうか。
しかし、パーマヘアにとって「毛先を切る」という行為は、パーマそのものを無くしてしまうようなもの。
毛先を切ってしまうことで、パーマ全体が上手くまとまらなくなり、結果としてパーマが薄れてしまうのです。
したがって、毛先を切らないというのが、パーマヘアを長持ちさせる要因のひとつ。
そのためにも、毛先のケアを大事にしていくことが重要です。
どうしてもダメージやごわつきが気になる場合は、髪の毛を梳いてもらう程度に留めるようにしましょう。
濡れた髪の毛のまま放置しない
パーマヘアのタブー行為は、濡れ髪のまま放置することです。
髪の毛は、濡れている状態が最も傷みやすく、髪の毛を保護するキューティクルという膜も機能してくれなくなってしまいます。
その結果、ダメージヘアが進行してしまい、パーマが取れやすくなってしまうのです。
しかも、ダメージの進行が深刻化していれば、次回のパーマがかけられなくなる恐れも。
また、濡れ髪のまま時間が経過することで、パーマが下へ下へ伸びてしまうという恐れもあります。
したがって、濡れ髪のまま放置するのは避け、根本を中心にしっかり乾かし、パーマの持ちを助けてあげましょう。
ヘアアイロンの使い過ぎには注意
いくらパーマの状態が落ち着いたからといって、ヘアアイロンを使いすぎるのはNGです。
ヘアアイロンを頻繁に使うことで、パーマ液が取れてしまう恐れがあるからです。
また、髪の毛が熱ダメージを多く被ってしまうので、髪の毛の傷みが深刻化してしまう原因にもなります。
たまにはストレートヘアを楽しみたい!と思う方もいるかもしれませんが、ここは我慢するのが良いでしょう。
どうしても!という場合は、ヘアアイロンの設定温度を120度程度と低くして、熱を当てる時間は最小限に留めるようにしてくださいね。
ツヤ髪を手に入れるにはパーマを長持ちさせていこう!
パーマヘアさんがツヤ髪を手に入れるためには、かけたパーマを長持ちさせることが重要です。
そのためにも、パーマをかけた日から1週間は髪の毛の扱いに十分気を付け、その後も髪の毛を労わる生活を習慣化していきましょう。
その結果、パーマが長持ちしてくれるようになり、パーマを何度も当てることによる髪の毛のダメージを最小限に防ぐことができますよ。