女性の薄毛

薄毛が原因で子供がいじめを受けたらどうする?子供を守るために今できること

自分の薄毛が原因で、どうやら子供がいじめを受けているらしい…、

またはいじめられたらどうしよう…と不安になっていることと思います。

今ではSNSで陰湿にいじめられることもあり、子供同士のトラブルが表面化しないことで、いじめが分かりにくい状況になっているのも事実。

ですが、子供のちょっとした仕草や行動で、いじめかも…と気が付くことはできるはず!

そこで子供が親の薄毛でいじめられたらどうする?をテーマに、今できることや万が一が起こった際の方法をお伝えします。

いじめとは何が基準になるのか

いじめとは、「いじめを受けたと感じる児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」と定義されています。

いじめは「自分より弱い者」がターゲットになるように見えますが、実は最近のいじめはそうではありません。

いじめのターゲットにされる人の中には、勉強がよくできて運動神経も抜群で、性格も明るく、周りの人からの人気がある子供もいます。

親の世代の認識は、いじめを受けるのは弱い者という考えがありますが、まずはその認識をフラットにすることから始めましょう。

そして最近の問題として、いじめにあっている子供がいじめが原因で心と体に何らかの悪影響があったとしても、学校がその行為を「いじめ」と認めなければいじめとはなりません。

そのため、1994年に文部省は定義の一部を修正し、「学校の事実を確認しているもの」を条件から外しました。

つまり、学校が認識していようとしていなくても、いじめと認定されるので、学校が認めてくれないから…というのは考えなくてよいでしょう。

親の薄毛が原因でいじめを受けないためにできること

親の薄毛が原因で子供がいじめられてしまうのは、親としても本意ではないですよね。

できる対策としては、子供と日々コミュニケーションを取ることです。

もしコミュニケーションを取れていないと、子供の様子が確認できず、いじめの事態が大きくなってから気が付くことになり、対処が遅れてしまうということがあります。

そして子供ながらに、親の薄毛に気が付いていて、「薄毛でいじめられているなんて言ったら、ショック受けるかな」と親に気を遣ってしまう子も。

その場合は、「髪の毛薄いけど、薄い方がおしゃれができるんだよ」など、ちょっとばかり嘘をついてもいいのです。

嘘をつくことはNGと思いがちですが、小学生くらいの子供であれば、「髪の毛が薄いことはおしゃれなんだ」と認識して、「自慢のお父さん、お母さん」になります。

このようなやりとりをするにしても、毎日少しずつコミュニケーションが取れていないと、実行するのはなかなか難しいです。

いじめを受けてしまったらどうするのか

もしすでに親の薄毛が原因でいじめを受けてしまっている場合、まずは子供に実際にどのようなことをされているのかを聞く必要があります。

そしてどのような状況であっても学校に相談することが大切です。

ただし、学校に連絡する前に子供に「連絡していいのか」を確認することも重要。

学校に連絡することでいじめが悪化する恐怖を抱えているかもしれませんし、こうやって伝えてほしいなど要望があることも。

そして学校にいう場合は、まずは電話で状況を説明し、今後どうしてほしいのか、具体的にどのように対処してくれるのかを確認しましょう。

実際に対処してくれているのかをチェックしよう

学校側にいじめの詳細を伝えても、実際に動いてくれるのかは別問題。

具体的な対策や動き方を聞いたのであれば、実際に動いているのかを子供に聞くのもアリ。

実際に行動してくれている学校ばかりではなく、口だけで対応しますという場合があります。

モンスターペアレントと思われるかと不安になるかもしれませんが、大切な子供のためですから、ここはしつこいくらい学校に確認したり、要求することも視野に入れていきましょう。

今のいじめ事情を確認しておこう

親世代が思っているよりも、現在のいじめの種類は多様化しています。

主にSNSを利用したものが多く、中でも連絡ツールであるLINEでの陰湿ないじめが増加。

子供の携帯電話を見ることは難しい今だからこそ、どのようなSNSいじめの可能性があるのかを確認しておきましょう。

LINEいじめはこんなに陰湿!

最近のいじめは、インターネットやSNSなどを利用して、大人の目に付きにくい場所や形でいじめが横行しています。

インターネットやメールを使ったいじめは「ネットいじめ」といわれていて、教育現場で問題になっているいじめの1つ。

塾のお迎えなどの連絡に便利で、いざというときの連絡手段として使うLINEは、正しく使えば便利ですが、子供たちの間ではいじめのツールとして使われているのが事実。

「はずし」「追放」「スルー」といわれるいじめの手段がLINEで行われています。

どれも親世代からみるとピンとこないものも多いですよね。具体的に見ていきましょう。

チャットなどの言葉のやり取りを楽しむために作られたグループの中で、特定の人物をグループから追い出すことを「追放」、特定の人だけに連絡を送らなかったり、返事をしないことが「はずし」「スルー」というものになります。

親の薄毛が原因でいじめを受けた場合の子供の特徴

いじめを受けた子供は心に深い傷を負い、それが大好きな親の薄毛が原因となると、余計にどうしていいか分からなくなってしまいます。

自分と親を守るために、学校に行かないと言ったり、毎朝お腹が痛い、頭が痛いなど、体調不良を訴えるケースが多いです。

「サボってんじゃない!」と喝を入れたくなるかもしれませんが、明らかに体調がおかしくないのに…と思ったら、事情を聞くようにしましょう。

インターネットを利用したいじめは、限定されたメンバーだけにしか内容が見えないことも多く、子供がいじめに遭っているかどうか、親が確認できないものです。

そのため、子供との会話を大切にして、できるだけ早いうちに発見することが大切とも言えます。

会話とは顔を合わせて行うものであると認識しよう

子供と会話をするというと、親世代の中にはLINEで連絡を取っているから大丈夫!という人もいます。

実はこれは会話ではありません。

会話とは顔と顔を合わせて言葉を交わす行為のことで、SNSを通じては有益なコミュニケーションにならないので気を付けましょう。

子供のいじめは、子供と直接話すことで、声のトーン、表情、目の動きなどから「何かおかしい」と発覚するケースがほとんどです。

コミュニケーションは子供と面と向かって会話をするようにして、簡単なやりとりで済ませないように心がけるとよいでしょう。

親の薄毛のいじめもコミュニケーションで乗りきる

親の薄毛が原因だと、子供も気を遣っていじめの事実を伝えにくかったり、どう伝えていいか困ってしまうことがほとんど。

「うちの子はみんなから人気だから」「勉強もできていじめられる要素がない」「強い子だから大丈夫」と思っていても、実際はいじめを受けているケースもあります。

いじめの心当たりがないとしても、日々子供としっかりコミュニケーションを取って、薄毛は悪いことではない、いじめられるものではないことを伝えていくことも大切です。

そして、万が一いじめを受けてしまっているときは、すぐに学校に相談をして、適切な対応をお願いするようにしましょう。